金子弌大
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スポーツ 2021年05月19日 15時30分
日本ハム・栗山監督に「愚策のせいで負けた」ファン激怒 敗戦を招いた2度の継投策、本人は他の選択肢も考えていた?
18日に行われた日本ハム対楽天の一戦。「3-2」で楽天が勝利したこの試合で、日本ハム・栗山英樹監督が見せた采配がネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-0」と日本ハム2点リードで迎えた5回裏で飛び出た継投策。この回日本ハムは先発・金子弌大が無死満塁のピンチを招き、栗山監督は1死後に左腕・河野竜生を2番手として起用。しかし、河野は小深田大翔にタイムリーを浴び1点差に詰め寄られてしまった。 河野はその後、鈴木大地を三飛に打ち取り2死満塁にこぎ着けたが、栗山監督はここで河野に代え右腕・玉井大翔をマウンドに送り込む。しかし、玉井は浅村栄斗にタイムリーを浴びてこの継投も失敗。この回同点に追いつかれたチームはその後、8回裏に浅村に決勝の3号ソロを打たれ敗戦となった。 >>二軍降格の日本ハム・中田、まさかのトレード説が浮上? 不自然な抹消に「広島か中日が有力候補」憶測飛び交う<< 栗山監督の継投策を受け、ネット上には「今日はわけのわからない愚策のせいで負けたといっても過言ではない」、「河野起用は百歩譲って分かるが、その後の玉井起用は本当に意味が分からない」、「明らかな勝負所だったし、勝ちパターンの堀(瑞輝)やロドリゲスを前倒し起用してもよかったのでは」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「誰使ってもそんなに変わらないだろ、今のリリーフ防御率酷いぞ」、「堀、ロドリゲスを前倒しても、代わりの投手が終盤で打たれるだけ」、「使える手駒が乏しい時点で負けは決まってたようなもの」と諦めのコメントも複数見受けられた。 「河野は左打者の小深田に、玉井は右打者の浅村にそれぞれタイムリーを打たれましたが、登板時点では河野の防御率が『2.50(対左被打率は.235)』だった一方、玉井は『8.74(対右被打率は.321)』でした。そのため、河野の起用はまだ理解できるとする一方、玉井の起用は納得できないと憤っているファンは少なくないようです。ただ、チームは試合前時点で救援防御率がパ・リーグ最下位(4.58)とリリーフ陣が振るっておらず、計算できる存在といえるのは堀(防御率1.38)、ロドリゲス(同1.35)の2名のみだったため、どのような継投策を取ろうと逆転で試合を落とす結果は変わらなかったのではという冷ややかな見方も散見されます」(野球ライター) 試合後、栗山監督は今回の継投について「いろいろな選択肢があるのでね」と、金子の続投や他投手の起用も検討した上で決断に至ったと語ったことが伝えられている。そのため、一部からは「本人もそれなりに考えたんだろう、打たれたのは結果論」と擁護する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月18日 19時30分
オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?
元阪神で野球解説者の中西清起氏が17日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元オリックス監督で野球解説者の岡田彰布氏がゲスト出演。現日本ハム・金子弌大から受けた衝撃を明かした。 今回の動画で岡田氏は、オリックス監督時代(2010-2012)の思い出をテーマにトーク。その中で当時チームに所属し、就任初年度の2010年には開幕投手にも起用した金子の変化球の多さに驚いた話を披露した。 2004年のドラフトで自由獲得枠(選手が希望球団を逆指名する制度/2006年を最後に廃止)を通じてオリックスに入団した当時プロ6年目・26歳の金子は、2005~2009年に「118登板・28勝20敗3ホールド5セーブ・防御率3.19」といった数字をマーク。その金子の投球を2010年春季キャンプでチェックした岡田氏は、「ボールの球威もそうだしめちゃくちゃ(指先が)器用や(った)からね。(変化球も)12、13種類投げよった」と球種の多さに驚いたという。 ただ、その一方で「そんなぎょうさん(変化球あったら)キャッチャーも迷うやろ」と、あまり球種が多いと受けるキャッチャーが困惑するとも思ったとのこと。実際、ブルペンではキャッチャーが指先を使ったサインを何種類も出していたといい、金子に「お前キャッチャーの指足らんわ!」と冗談交じりに声をかけたこともあったという。 どの球種かは明かさなかったが、金子や捕手陣にサインの数を減らすよう指示したという。同年の金子は17勝を挙げ最多勝を獲得する活躍を見せたが、岡田氏は「金子も結構勝ったよ、あの時は」と懐かしそうに振り返っていた。 岡田氏はこの他にセ・リーグとパ・リーグの野球の違いや在任中に受けた球団首脳からの指示についても話している。 >>オリックスに「こいつら遊んでんのか」厳しい目 ソフトBとは大違い? 大久保元監督が練習視察で見た“ぬるま湯体質”とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「試合で使うのは7〜8球種って聞いたことあるけどそれ以上に球種持ってるのは初耳」、「ブルペンで金子にツッコむ岡田監督を想像したらちょっと面白い」、「捕手は投手の数だけサインを覚えなきゃいけないっていうし、サイン混同するとバッテリーミスが起こるリスクも高くなるからなあ」、「金子が最多勝獲れたのは使えそうな球種だけに絞った影響もあるのかも」といった反応が多数寄せられている。 これまでオリックス(2005-2018)、日本ハム(2019-)でプレーしている37歳の金子は、「376登板・129勝88敗8ホールド5セーブ・防御率3.01」といった通算成績をマーク。昨季は「34登板・1勝3敗1ホールド・防御率5.11」と不振だったが、登板の中では計6球種を投じるなど変化球投手としてのスタイルは維持している。 球界屈指の変化球の使い手として知られ、これまでに変化球についての本も複数出版・監修している金子。その投球は就任直後の岡田氏を大いに驚かせたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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