スポーツ 2021年08月02日 13時20分
陸上走り幅跳び・橋岡、歴史的な入賞に「最後の最後で凄い底力」今後に期待の声 横浜流星似イケメンでSNSでも話題
2日に行われた男子走り幅跳び決勝で、橋岡優輝が6位入賞を果たした。 >>ソフト、卓球が軒並み高視聴率 各テレビ局の“救世主”となったオリンピック中継<< 1936年ベルリン五輪で田島直人さんが銅メダルを獲得して以来となる同種目でのメダルが期待された橋岡。7月31日に行われた予選では、1本目の試技で8メートル17を記録。決勝進出に必要な8メートル15を一発で上回り、全体でも3位の好記録で決勝へと駒を進めた。 決勝当日は試合前に自身の公式インスタグラムのストーリーに「今日はアツいですね」と投稿するなど、来たる決勝へ向け気負った様子などは見せていなかった橋岡。迎えた本番では試技1本目こそファウルだったものの、2本目に7メートル95、3本目に7メートル97をそれぞれマークし入賞(上位8名以内)を確定させた。 ただ、橋岡は上位8名で争われる4本目以降の試技では4本目にファウル、5本目で7メートル94と記録を伸ばすことができず。それでも、逆転を狙った6本目にこの日最高の8メートル10を飛び、8メートル21以上が必要だったメダル圏内には届かずも6位入賞という結果をたぐり寄せた。 日本勢としては1984年ロサンゼルス五輪の臼井淳一さん(7位)以来37年ぶりに同種目入賞を果たした橋岡の活躍を受け、ネット上には「メダルは獲れなかったけど本当に頑張った! お疲れ様でした!」、「本人はもちろんメダルを取りたかっただろうけど、入賞でも歴史的なことだから胸を張ってほしい」、「橋岡はまだ22歳だから、今日の経験を糧にこれからもっと凄い選手になってくれることを期待してる」といった労いの声が数多く寄せられている。 また、最後の6本目でこの日最高の記録をマークした点についても、「最後の最後でメダルに迫る記録を出すとは凄い底力だ」、「踏切板踏み越してファウルで終わるの心配してたけど、きっちり合わせてくるあたり勝負強いな」、「ラストまで攻め抜いての6位は本当に大健闘だと思う」という称賛の声が挙がった。 橋岡は父・利行さんが棒高跳び、母・直美さんが100メートルハードルと三段跳びの元日本記録保持者とアスリートの血が色濃く流れているサラブレッド選手。また、ネット上では以前から「横浜流星似のイケメン」と端正なルックスも話題を集めていた。 試合後のインタビューでは「もう少しうまくやれてたという後悔もある」と、メダルに届かなかったことへの悔しさをにじませた橋岡。今大会の悔しさをバネにこれからどのような飛躍を遂げるのかは、今後も多くのファンから注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について橋岡優輝の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/h_yuki123