芸能ニュース 2020年11月10日 20時00分
『年の差婚』に「現実離れした欲望が丸出し」一部から猛批判 電子コミックの実写化は無理がある?
9日に制作が発表されたドラマ『年の差婚』(TBS系、12月15日~、火曜深夜)が、一部で物議を醸している。 原作は電子コミック配信サービス・めちゃコミックの人気同名漫画。ドラマは葵わかなと竹財輝之助のW主演で、恋愛経験ほぼゼロで全く男性に縁がなかったピュアな舞衣子(葵)は、父親の勧めでお見合いをするが、相手は20歳年上の44歳の中年男子。バツイチということもあり気乗りがしない舞衣子だったが、いざ会ってみると、晴海(竹財)は大人の雰囲気を漂わせ素敵な男性で、舞衣子は積極的にアプローチを始め、たった3回のデートで2人の新婚生活が始まる、というストーリーが描かれる。 しかし、制作発表後、一部から「必要以上に幼い妻と“中年男子”の結婚って気持ち悪い」「モテない男と女の現実離れした欲望が丸出しになってる」「男は何歳でも結婚できるけど女は若くないと無理みたいな勘違いを増やすから、今の時代こういうドラマ止めてほしい」といったバッシングが集まっているという。 「実は、一部からは今年9月に最終回を迎えた人気ドラマ『わたしの家政夫ナギサさん』(TBS系)と比較する声も上がっています。『わたナギ』の最終回では、主人公のメイが家政婦のナギサさんと結婚するというオチ。28歳のメイと50歳のナギサさんのその年の差は22歳ということも影響してか、最終回後、『年の差ありすぎて恋愛関係になると思ってなかったから気持ち悪い』『年の差がありすぎて無理』といった声が寄せられていました。実は、『わたナギ』も『年の差婚』も原作は電子コミック。両方ともおじさん好き女子の間で人気を博していましたが、実写化されることで漫画よりも中年男性がよりリアルだったり、地上波で放送されることで一部の趣味が大多数の目にさらされたりして、現実に年の差婚を受け付けない人たちからの拒絶が目立つようになったのではないでしょうか。電子コミックの中にはストーリーよりも設定重視のものがあり、いくら人気があるとはいえ実写化するには厳しい内容もあるようです」(ドラマライター) >>『わたナギ』、なぜ『逃げ恥』超えられた? 好タイミングと功を奏した“ゆるさ”<< バッシングの一方では、「年の差婚の当事者でもないのに年の差婚にアレコレ言うのは失礼」「年の差婚気持ち悪いって思う奴の方が気持ち悪い」「実際に年の差婚してる人もいるし、自分が不快になるなら見なければいいだけ」といった反論や疑問の声も集まっている。 果たして、この事前の評判は視聴率に影響するのだろうか――。