耳をすませば
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					芸能 2022年09月03日 07時00分   自転車二人乗りに個人情報流出『耳をすませば』にコンプラツッコミ殺到? この夏、スタジオジブリ作品が『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で相次いでテレビ放映されているが、その中で8月26日放送の『耳をすませば』に、現在のコンプラ的観点からツッコミが生じている。 これまで、ジブリ作品には『となりのトトロ』で、父親と小学生の娘が一緒にお風呂に入るシーンが「欧米ではアウト」といったツッコミが入っていたが、名作と名高い1995年公開の『耳をすませば』にも、同様の流れが生じてしまった。 >>ナイナイ岡村に「おとうさんになったんやな」と驚きの声 『トトロ』鑑賞初体験を明かし「わかりやすかった」<< 一つが自転車の二人乗りのシーンである。主人公の月島雫を乗せて天沢聖司が坂道を駆け上がるシーンは、作品のハイライトの一つである。だが、ネット上では「コンプラ的にアウト」「道交法違反では」といったツッコミが生じてしまった。 自転車の二人乗りに関しては、各都道府県の公安委員会規則に基づき、おおむね6歳未満の子どもを乗せる場合を除き、原則として禁止されている。子どもを乗せる場合は専用の座席を用意し、ヘルメット着用が義務付けられている。さらに運転者が16歳以上である必要がある。 この規則に基づけば、中学生が運転している『耳をすませば』の自転車二人乗りは法的にはアウトだろうが、ネット上では「耳をすませばの今の自転車の逆走シーン、コンプラ違反でこの先地上波放送禁止とかになりそうで怖い。今の風潮だとマジであり得る」「『耳をすませば』観て『自転車の二人乗りは違法』とかいう大人にはなりたくない」といった声が聞かれた。 もう一つが「個人情報」に関するツッコミである。物語では、図書館の貸出カードの履歴から雫と聖司がお互いの名前を意識して行く場面がある。図書館の貸出情報の秘密は守られなければならないと「図書館の自由に関する宣言」(1954年採択、1979年改訂)で定められており、公開当時から問題となっていたようだ。さらに映画公開後の2005年には、プライバシー保護を重要な目的とする個人情報保護法も施行されている。最近のコンプライアンス意識の高まりで、蒸し返されるようにツッコミが生じていると言える。 こちらにも「あの図書カードを通じての出会いが学生らしくて良いなっていうポイントやのに、そこにいちいち『法律では〜』とか『個人情報が〜』とか言うのは野暮やなあって思うわ」「図書カード懐かしすぎるんだが当時の個人情報概念やばいよな」といった声が聞かれた。 過去作品の表現の取扱に関して、慎重にならざるを得ない社会になっているのは確かかもしれない。 
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					芸能 2022年04月17日 12時20分   『耳をすませば』実写化が物議『魔女の宅急便』不評の過去、ほか舞台化作品の評判は? 1995年に公開されたスタジオジブリ制作の名作アニメーション映画『耳をすませば』の実写化作品の公開日が10月14日と発表された。主演を務めるのは女優の清野菜名と俳優の松坂桃李だ。実写化作品ではアニメ本編の「中学生時代」のほか、「10年後の世界」が舞台となる。 だが、ネット上では「個人的にジブリの結末を決めつけないところが魅力のひとつ。10年後のストーリーは要らない」「あの2人の10年後の『現実』は見たくない」といった声が並ぶ。 >>園子温監督、過去には「糞ジャパアニメ、すべて死ね」ツイッターで暴言事件も<< 熱心なファンが多いためか、アニメ作品の実写化作品は概ね評判が悪い。とりわけ名作を多く生み出しているジブリ作品ならば、なおさらだろう。 2014年には『魔女の宅急便』の実写映画が公開されている。ただ、こちらは1989年のジブリ作品の直接の実写化ではなく、角野栄子氏の原作を元にした別の作品として位置づけられ、主人公のキキ役は小芝風花が演じた。 それでも、やはり名作と名高いジブリ作品のイメージは強いようで、比較する声が多く、「やっぱりアニメの方がいい」といった声や、原作やアニメの舞台が外国だったため、「なんで実写版魔女の宅急便は舞台を日本にしたんだよ」といった声が聞かれた。 2019年には、1984年の作品『風の谷のナウシカ』が新作歌舞伎として舞台化された。主人公のナウシカは尾上菊之助が演じた。舞台ではアニメに入り切らなかった原作の設定を忠実に再現するため、上演時間は6時間を超える超大作となった。そのため、「内容が複雑でわかりづらい」といった声が聞かれたが、一方で作品のコアなファンは「ナウシカの世界観や哲学が感じられる」と好意的な意見を持ったようだ。 さらに2022年には、2001年の作品『千と千尋の神隠し』が舞台化された。主人公の千尋は橋本環奈と上白石萌音がWキャストで務める。東京公演を皮切りに全国を巡回予定だ。ネット上では「期待の遥か上、超絶最高」「千尋、橋本環奈で湯婆婆、夏木マリとかハマり役すぎて泣いた」といった声が聞かれ、好評なようだ。 『耳をすませば』の実写化作品は、どのような評価を受けるのか気になるところだ。 
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