緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦
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芸能 2025年09月16日 16時40分
「池の水ぜんぶ抜く大作戦」に近藤真彦が“マイ水槽持参” 一方で、専門家は「駆除と保護を同時に行うのは難しい」との意見も
2017年から不定期でスタートしたテレビ東京系ドキュメントバラエティー番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」が14日、放送された。今回の水抜きは、天下の名城として知られる福井城と高知城のお堀に加え、大阪・岸和田にある1600年前の巨大古墳の池、さらに江戸時代の藩主・細川家の庭園の池である。駆け付けたメンバーは、番組MCを務めるタレントの田村淳、お笑いコンビ・ココリコの田中直樹のほか、今回は同番組の大ファンだというタレント・近藤真彦を初出演に迎え、東京のど真ん中の池で生物調査に果敢に挑戦。近藤は、プライベートでも池に魚探しに行くほどのマニアぶりで、番組史上初となる「マイ水槽」を持参してスタッフを驚かせた。まず、400年前に築城された福井城では、堀の一部を堰き止めて魚を追い込むダイナミックな手法で生物調査を敢行。さらに、過去にお堀の掃除と生物調査をしたことがある高知城から再び緊急SOSの依頼が飛び込んだのだが、今回はお堀に眠る貴重なお宝の調査をしてほしいというもの。そして、岸和田に1600年前から鎮座する全長130mの巨大な前方後円墳がゴミの山と化して大ピンチと近隣住民からのSOSに応じた番組は、ゲストとともに禁断の池に立ち向かったのだ。放送後、Xには「外来種はそもそも日本の生態系に必要のないもの。どんどん駆除してほしい」「生態系を元に戻すのは大変なこと。私たちにもできることから始めたい」「お堀にゴミがあるのは日本人として悲しい」といった応援メッセージなどが寄せられる一方で、トラブルも尽きない。「池の水を抜いてキレイにすることで、周りの生態系に影響して迷惑をかけている外来生物の駆除、巨大岩石の撤去などを目的とする番組なのですが、水を全部抜いたその後の池がとんでもないことになっていたようです。まず、在来生物が住みやすい環境を取り戻すというのが目的なのですが、過去には外来魚を駆除しようとした結果、在来魚を大量死させてしまうといった不祥事などもありました。池干しは全国各地で行われていますが、これに専門家は『在来生物が多く生息する池では駆除と保護を同時に行うのは難しい。事前に専門家に相談すべき』といった指摘の声も上がっているようです」(番組制作スタッフ)放送に先立つ4日、YouTubeチャンネル「下矢一良の正直メディア」で、元テレビ局員の広報PR専門家・下矢一良氏が、同番組の放送回数が激減した理由について、内部事情を知る立場から鋭く解説している。下矢氏によると、番組の成り立ちについて「これは『かいぼり』と言われる方法で、実は日本で昔からやられてた方法」と、伝統的な手法を番組化したテレ東らしい着眼点だったと紹介。2018年にはレギュラー化されるほどの人気番組だったが、不定期放送へとシフトチェンジした理由については「とにかく手間がかかる」という制作上の問題にも触れた。番組がスケールアップするにつれて準備や費用が膨大になり、「当然水を抜いたらゴミもいっぱい出てくる。その処理費用も結構な額になる」と現実的な課題を指摘した。そしてもう1つの理由については、「視聴率が下がった」という点である。スタート当初は視聴率が13%を記録することもあったが、レギュラー放送が終わる頃には「5〜6%になっていた」という。その背景には、マンネリ化の問題があったとの私見を述べている。「動画では、ロケ中に拳銃らしきものが発見され警察が出動した事件や、準備不足で在来種の魚が死んでしまい批判を浴びたことなど、番組が直面したハプニングやトラブルにも言及しており、番組存続の難しさを語っていました。それでも下矢氏は『すごくテレ東らしい企画』『偉大なるマンネリ番組としてあと10年ぐらいは続けてほしい』とエールを送り、今後の特番放送に期待を寄せていました」(芸能ライター)次回の放送も楽しみである。
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芸能 2021年05月16日 21時00分
【放送事故伝説】『池の水ぜんぶ抜く大作戦』放送ギリギリの珍お宝とは?
現在も月1回のペースで放送が続いているテレビ東京系の人気番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』。 手付かずに放置していた池の水を一時的にくみ取り、清掃しながら池にすんでいる生物の正体を知るという、これまでになかったコンセプトの番組で2017年から放送されている。 既にテレ東を代表する番組と言っても過言ではないが、台本・リハーサルが一切存在しない番組であるが故に、予想だにしないハプニングが発生することがある。 番組スタート当時は生き物以外にも自転車や冷蔵庫など不法投棄と思われる物が大量に出てきた。またグニャグニャに折れ曲がった車のナンバープレート、リアルなモデルガン、壊れた公衆電話、中身の抜き取られた財布など犯罪を匂わせるものもあった。 そんな中、2017年9月放送の「緊急SOS!超巨大怪物が出た!出た!池の水ぜんぶ抜く大作戦4」では「とてもマズイもの」が現れて話題になっている。 >>【放送事故伝説】放送局で大火災発生! 番組中断の大事故<< この日も出演者はとある町の池の水を抜き清掃していたのだが、そんな中、一本のビデオテープが見つかった。ビデオには「盗撮水着ギャル2」という小さなラベルが貼ってあり、誰がどう見ても正規ルートで制作・販売されたものではなかった。つまり「裏ビデオ」の可能性が高かったのだ。 「これはかなりヤバいですね」と、このビデオはすぐに回収となった。だがこの手の「ヤバいもの」はオンエアされずとも頻繁に番組中で発見されているよう。番組プロデューサーが「放送では流せないが『大人のオモチャ』はよく出てくる」と裏話を明かしたことがあり、決してイレギュラーなことではないようだ。 2021年で放送5年目となる『池の水ぜんぶ抜く大作戦』。今後もぜひ放送できる範囲での活動を期待したい。(文:穂積昭雪 山口敏太郎事務所)
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芸能 2020年03月23日 12時20分
『池の水ぜんぶ抜く』に「ネタ切れならやめるべき」厳しい声も 突然のリニューアルに視聴者困惑?
3月22日に放送されたテレビ東京系のバラエティ番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(以下『池の水』)の内容が、物議を呼んでいる。 『池の水』は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、ココリコの田中直樹をMCに、手つかずに放置されていた池を、水を抜いて大掃除する番組。2017年1月に第1回が放送されたところ、その斬新なコンセプトが評判を呼び、2018年1月のシリーズ第6弾では、13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録。同年4月からは月1回放送するレギュラー番組となっている。 さて、『池の水』では、各地の池に芸能人のレポーターと専門家を現地に派遣。地元住民と一緒に池の掃除をすることが毎回の決まりとなっていたのだが、この日の放送はいつもと編成を変え、池掃除の前に、「怪魚ハンター」を名乗る魚の専門家・山根ブラザーズ(山根央之・山根正之)のカナダでのロケ映像「カナダの怪魚ぜんぶ釣る」が放送された。 これは、山根ブラザーズがカナダの河川で3メートルを超えるチョウザメを吊り上げる企画で、3日間の滞在中にチョウザメを捕獲できるかどうかのVTRが、およそ1時間に渡り放送された。 このカナダでのロケ映像に、ネットでは「え?いつから『池の水』は釣り番組に?」「日本ですらない海外の釣りの映像を見て誰が喜ぶの?」といった困惑の声が多く投稿された。 山根ブラザーズの「怪魚ぜんぶ釣る」は、2019年11月にも一度放送され、この時もアメリカはミシシッピ州とテキサス州にてロケを行っていたが、この時は視聴者も1回限りの特別企画と思ったため、批判は少なかったものの、わずか4か月後に第2弾を放送したために、批判の声が相次いだようだ。 『池の水』は、今回の放送でシリーズ累計29弾。しかし、番組開始当初から「ネタ切れ」が懸念されており、この日は「怪魚ハンター」以外にも的場浩司が奄美大島へ行き、池に到着する前に奄美大島のマングローブで希少動物を発見するVTRが放送されたりと、およそ以前の『池の水』とは思えない映像がばかりが流れており、「ネタ切れなら潔くやめるべきでは?」「肝心の水を抜くシーンがおざなりになりすぎている」との声が相次いでいた。 既に番組が水を抜いた池は50か所近くにも及び、さらに近年は、新型コロナウイルスの影響により住民を巻き込んでのロケが難しくなるなど、制限も多くのある中での『池の水』制作はかなりの困難が予想される。それだけに、原点に返り、「レギュラー打ち切り」はそろそろ検討したほうがいい時期かと思われるが……。
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