芸能ニュース 2021年03月22日 15時00分
『Popteen』モデルの莉子、ラスアイ長月翠らが本気でバンド挑戦「家でもずっと練習」
20日、劇場版『DISTORTION GIRL』の公開記念舞台あいさつがアップリンク吉祥寺で行われ、出演する莉子ほか、秋田汐梨、ラストアイドルの長月翠、香音、たつろうが登壇した。 本作はTeenから絶大な支持を集めるキャストたちと、オルタナティブな感性を持つアーティスト“羊文学”が、コラボレーションをして好評を得たYouTubeドラマを劇場版として再編集した作品。友達や家族に本当の自分をうまく出せないフツ子役をドラマ初主演となった莉子が、勉強はできるけど友達がいない委員長役を秋田汐梨が、アイドル志望で校内の変わり者ミーハー役を長月翠が、教師にも目を付けられている一匹狼ギャルル役を香音が、あるあるクリエイターのたつろうが教師役を演じる。イベントでは本作のメイキング動画も公開された。 >>全ての画像を見る<< 莉子は『Popteen』(角川春樹事務所)の専属モデルを務めるなど、これまでモデルとしての活動が多かったが、本作でドラマ初主演。「これが初で、みなさんのおかげ。クランクイン前に楽器の練習を一緒にして、コミュニケーションを取って、落ち着いた感じで撮影に臨めました。ボイトレも頑張りました」と撮影前のエピソードなどを振り返る。「この仕事をする前までは演技に対する不安しかなかった」とも言い、「これを経て演技が楽しいなって思えるようになりました。今後も色々作品を経験したいなと思いました」と女優業に改めて意欲を燃やした。 秋田は撮影のためにベースを覚えたと言い、「中学生くらいの時にギターはやったことがあるけど、ちょっとだけ触ったくらい。本当に難しくて。撮影が始まる前から演奏の練習をしていました」と回顧。撮影の現場では「これまで自分がキャストの中で一番年下のことが多かった」と言い、「今回、年の近い人とやれて嬉しかったです」と嬉しそうに感想を述べる。 長月もギター初挑戦で撮影に挑んだ。「アコギは趣味程度にやっていたんですけど、あんなにがっつりイントロから弾くようなことはやったことがなくて。一か月前にギターの先生にレッスンしてもらって、家でもずっと触ったりしながら練習していました」と撮影を振り返る。芝居もほぼ初経験だったと言い、「こういうお芝居の現場は経験がなく、どうしようと思っていました。他の3人はすでに一線で活躍されている人ばかり。刺激を受けながらやっていました」と話した。 香音も「同年代の子たちとお芝居をすることがこれまでなかったので、楽しくて」と述べ、今回の撮影で髪を金髪に染めたことも紹介。「金髪にするぞって言って、実際になって見ると、マインドがリアルに変わって」と髪の色を変えるだけで性格が変わったとも。香音もまた本作ではドラムを叩く。「ドラムは小学二年生からずっとやっていました。バンドとして誰かと演奏するのは初めて。みんなの成長が早くてすごいなと思っていました」と劇中バンドの感想も述べていた。(取材・文:名鹿祥史)