石川亮
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スポーツ 2022年11月13日 11時00分
オリックスのトレード補強、伏見FA流出のフラグ? 盤石体制の捕手をさらに増員した背景は
2014年のプロ入りから今季まで日本ハムでプレーし、今季までに「207試合・.190・0本・23打点」といった通算成績を残しているプロ9年目・27歳の石川亮。10日に球団が発表したオリックスへのトレード移籍はネット上で大きな話題となった。 日本ハム公式サイトはこの日石川とオリックスのプロ8年目・25歳の齋藤綱記の交換トレードが成立したことを、「ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたい」といった石川のコメントとともに発表。これを受けネット上には激励の声が寄せられたが、中には「オリはこれ伏見の流出ほぼ確定ってことか…?」、「わざわざ捕手獲るってことはそういうことだよな、伏見残留するならいらんし」といった、オリックス側の背景を推測するコメントも見られた。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 今季のオリックスは伏見寅威(75試合)、若月健矢(65試合)、頓宮裕真(34試合)の捕手3名体制を敷きリーグ優勝・日本一を達成。首脳陣は伏見、若月の併用を軸とし、頓宮は両名のバックアップ兼一塁手として運用した。 ただ、球団は11月7日、チーム捕手最多出場の伏見が今季6月に取得した国内FA権を行使することを発表。同日の報道では、伏見が球団を通じて「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」とコメントを出したことも伝えられた。 「球団の福良淳一GMはFA宣言した伏見について、11月10日に『条件は全部伝えているし、あとは本人がどう考えるか』と慰留交渉は既に行っていると明かしたことが伝えられています。各報道によると年俸増・複数年契約と相応の条件を用意しているとはいいますが、ファンの間では交渉の感触が思わしくないことから、球団が石川をトレード獲得するに至ったのではという見方は少なからず上がっています。伏見が残留するなら捕手は現行の体制を維持できるため補強の必要性は薄いですが、流出なら1枠空きが出るため石川を獲得する意義はあるといえます。また、ファンの中には石川のトレード獲得は伏見の流出だけでなく、森の獲得失敗をケアする意味合いもあるのではというコメントも散見されます」(野球ライター) 今オフのオリックスは11月1日に国内FA権を行使した西武正捕手・森友哉を、4年総額15億円規模のオファーを用意し獲得を狙っていることが伝えられている。獲得が成功するかはもちろん今後の交渉次第だが、森を獲得できない上に伏見も流出という最悪のパターンも考えられるため、このリスクをケアする狙いも込みで石川の補強に至ったとみる向きもあるようだ。 伏見は人的・金銭補償が不要なCランク選手(今季年俸4500万円)ということもあり、日本ハムなどが獲得調査に動いていることが伝えられている。一部からは「伏見がハムに行く流れだから、オリは人的補償の意味合いで石川をもらったのでは」という憶測も上がっているが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年07月20日 20時30分
オリックス・杉本、敵選手をあわや破壊?「一瞬背筋凍った」空振り直後の一幕に批判相次ぐ
19日に行われ、オリックスが「7-1」で勝利した日本ハム戦。「5番・右翼」で先発したオリックスのプロ7年目・31歳の杉本裕太郎のプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-1」とオリックス2点リードの3回裏でのこと。この回オリックスは1死から吉田正尚が左安で出塁し杉本に打順が回る。打席に入った杉本は、日本ハム先発・田中瑛斗が投じた初球のカーブをフルスイングするも空振りした。 タイミングを外されながら強振した勢いが余ったのか、杉本はスイング直後にバットから右手を離すと、左手一本で握ったバットを日本ハム捕手・石川亮のミット近くに振り下ろしてしまう。向かってくるバットを見た石川は顔を背けながらミットを引き、辛くも回避したが、直撃なら負傷していても全くおかしくない場面だった。 >>オリックス・杉本に怒りの声「審判を騙すなんて呆れる」 敵選手も首をかしげた動きに批判、死球狙いでわざとひじを出した?<< この杉本のスイングを受け、ネット上には「今の杉本のスイングヤバいだろ、当たってたら大惨事だったぞ」、「フォロースルーが危なすぎる、相手を壊すつもりかって言われても文句言えんぞ」、「わざと大振りしてるわけじゃないのは分かるけどちょっとは気を遣ってほしい、一瞬背筋凍ったわ」といった苦言が寄せられた。 「プロ入りした2016年からオリックスでプレーする杉本は、身長190センチ・体重104キロの体躯を活かした豪快なフルスイングを武器に昨季本塁打王(32本)に輝いた大砲。今季も19日終了時点でリーグ5位タイ(11本)の本塁打数をマークしていますが、フルスイングを貫いている弊害ともいうべきか、スイング後のバットが意図せず後方の捕手に向かってしまう場面がしばしば見られます。今回は幸いにも直撃はしませんでしたが、今季は5月14日・ロッテ戦で柿沼友哉の背中に、6月11日・阪神戦で梅野隆太郎の左腕にそれぞれスイング後のバットが直撃しています」(野球ライター) 野球規則で捕手へのバット直撃は、審判が明らかに故意だったと判断しない限りは守備妨害等には当たらないと定められている。そのため、現状では捕手側が気持ち後ろに下がるなどして気を付けるしかないのが現状だが、杉本も可能な範囲で相手捕手を気遣うべきなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月17日 17時00分
巨人戦力外選手への“ベストナイン投票”に「ふざけすぎ」ファン激怒 物議を醸す吉川大・モタへの投票、理由説明を求める声も
毎年オフに全国の新聞、通信、放送各社に所属し5年以上プロ野球を担当している記者による投票のもと、セ・リーグは7部門・9名(外野は3名)、パ・リーグはDHを含めた8部門・10名(同)が表彰されるベストナイン。1940年の創設からちょうど80年となる今年の受賞選手が16日に発表されたが、一部記者の投票先がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 ベストナインの投票結果はセ・パそれぞれの投票総数(セ313票、パ277票)と共にNPB公式サイト上で公開されているが、問題となっているのはセ・リーグ二塁手部門と外野手部門における選手の投票数内訳。二塁手部門は広島・菊池涼介(161票)、外野手部門はDeNA・佐野恵太(260票)、巨人・丸佳浩(186票)、広島・鈴木誠也(161票)が選出されたが、投票内訳を見ると二塁手部門では巨人・吉川大幾(3票)、外野手部門では巨人・モタ(1票)に票が投じられていた。 吉川は今季「.100・0本・0打点・1安打」と打撃では全く結果を残せず、二塁での出場もわずか5試合のみ。モタも「.222・1本・4打点・2安打」と振るわず、外野には4試合しか入っていない。共に今季限りで戦力外となっているが、今回の得票結果はその両名に「ベストナインにふさわしい」という評価を与えた記者がいたことを浮き彫りにしている。 >>巨人惨敗の日本シリーズ「ウチが出た方が勝てた」?中日・大島の“毒舌”が物議、「それは無い」阪神・藤川は即否定<< 吉川、モタの得票数を見て、ネット上には「匿名投票だからってふざけすぎだろ」、「吉川については同僚の吉川(尚輝/二塁手部門で104票獲得)と間違えた可能性はある、ただモタへの得票は本当に理解できない」、「4、5試合しか出場してない選手がベストってどんな考えしてるんだ」といった批判が噴出している。 同時に、「吉川、モタに投票するような訳の分からん記者は実名を公開した方がいい」、「こんな無責任な投票を防ぐためにも記名投票にすべきだ」と、現在の無記名投票から記名投票への制度変更を求める声も高まっている。 一方、「記者が悪質な誹謗中傷受けるかもしれないのに名前明かすとかするわけない」、「球団との関係もあるだろうし記名制は現実的ではないのでは」と記名投票制の導入は厳しいとするコメントも見受けられた。 「吉川、モタの得票が物議を醸している今年のベストナイン投票結果ですが、昨年は外野で21試合しか出場していない巨人・岡本和真に1票、一昨年には捕手として31試合の出場にとどまった日本ハム・石川亮に1票が投じられるなど毎年不可解な投票が少なからず見られ、その度に記名投票制の導入を求める声が噴出しています。ただ、記名投票制にすると“記者に対するネットリンチ”、“担当球団以外の選手への投票回避”といった事態が起こるかもしれず、最悪の場合は記者同士が『これならファンに叩かれないだろう』と事前に投票先・投票数をすり合わせる談合じみた行為を行う可能性も否定できません。これらのリスクを踏まえ、記名投票制はこれからも導入されることはないだろうとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 一部からは「匿名でもいいから、せめて投票の理由を添えることぐらいは義務付けるべきでは?」という案も挙がっているベストナイン投票。来年度以降に現行制度が変わることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
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