スポーツ 2020年03月02日 19時00分
2年前引退の選手がトレンド入りで野球ファン騒然 日向坂46キャプテンの巨人愛はガチ、原監督もメロメロに?
1日深夜に放送された『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)。この放送内の「日向坂46の世界一やりたい授業!延長戦」というコーナーが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 各メンバーが自分の好きなものや得意とすることを、教室のセットでメンバーと司会のオードリーの2人に授業するこのコーナー。今回話題となっているのは、グループのキャプテンを務める佐々木久美による授業、「絶対に盛り上がる!我が巨人軍の応援」。佐々木は、東京ドームの歴史や座席構成、応援スタイルの1つである“タオル回し”など他メンバーが巨人に興味を持てるような情報についてフリップを使いながらプレゼンを行った。 中でも特に注目を集めていたのが、“推し選手を見つけライトスタンドで応援しよう”という目的の下、選手の応援歌についてプレゼンした場面。佐々木はスタジオのメンバー全員を巻きこむ形で、2003年から2015年まで巨人に所属し、主に代打として活躍した元プロ野球選手・矢野謙次氏の応援歌を熱唱。矢野氏は2018年シーズン限りで引退し、現在日本ハムの外野守備コーチ兼打撃コーチ補佐を務めている。 また、佐々木はスタジオ全体で矢野の応援歌を歌う前に、前奏部分を自らトランペットで演奏。あまりに熱の入った姿に、番組MCのオードリー・若林正恭も「ガチのファンだ…」と舌を巻いていた。 今回の放送を受け、番組を視聴したファンからは「矢野謙次懐かしすぎる、自分もこの応援歌大好きだった」、「なんで現役選手じゃなくて矢野の応援歌をチョイスしたんだw」、「既に引退した選手を未だに推してるところもまたガチだな」といった反応が多数寄せられている。 また、こうした反応の大きさからか、ツイッターのトレンドランキングに一時「矢野謙次」というワードが急浮上。この点についても、ファンからは「矢野の名前が急にトレンドに出てきたから何事かと思った」、「2年前に引退した選手がトレンドに入るのはおかしい(笑)」といった声が挙がっていた。 今回話題のきっかけを作った佐々木は、中学3年の頃に読んでいた雑誌の中で坂本勇人の写真を目にしたことがきっかけで巨人ファンとなり、高校時代には育成選手の名前まで網羅していたというほどの筋金入りのファン。昨年9月3日に新潟で行われた巨人対中日戦では、メンバーの高本彩花と共に始球式を行っている。 また、昨年10月27日に放送された『日向坂で~』では、オードリー・春日俊彰が企画進行中に桜井俊貴、重信慎之介、中川皓太の3名の巨人選手の名前を口にした途端、「93年(生まれ)組ですね」と即答し春日を驚かせるなど、たびたび巨人愛を口にしている。 さらに、今放送の終盤に流されたVTRの中で、佐々木は高本と共に宮崎で行われていた巨人キャンプに潜入。原辰徳監督、元木大介ヘッドコーチに直談判し、今シーズン中に東京ドームで始球式を行う約束を取り付けてもいる。 今回の一件を受けたファンからは、「キャプテンの影響力凄いな」とのコメントも寄せられている佐々木。その熱烈な“G党”ぶりは、今後も多くのプロ野球ファンから注目を集めていくのかもしれない。文 / 柴田雅人