芸能ニュース 2021年06月06日 16時00分
美女芸人が増加中? 吉本新喜劇にミスコン出身、人力舎に元アイドル芸人も
アラフィフで独身のオアシズやいとうあさこ、ぽっちゃり系スリーピースの3時のヒロインやぼる塾など、女芸人の幅が広がっている。そんななか、輝かしい業界から転身してきた変わりダネもいる。吉本新喜劇所属の新人座員・矢内井玲奈(やない・れいな)だ。 入団2年目で、今月4日で22歳。「新喜劇の歌姫」の異名を取る。19年に「全国ミュージカル歌唱コンクール」で3位に輝き、「よしもと芸人ひとりカラオケ選手権」でも諸先輩を差し置いて堂々2位だ。それもそのはず。矢内井は元劇団四季出身。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」大阪公演でルイーザ役を演じ、「オズの魔法使い」にも出演していた。 「さらに、地元の滋賀県が催した『もりやま卑弥呼コンテスト』にも選出。18歳のときには『ミス・ユニバースジャパン』で京都大会のファイナリストに残っています。しかしその素顔は、超不思議ちゃん。空気を読む才能が欠けていて、しゃべり始めると止まりませんが、歌唱力とアナウンサー然とした容貌は折り紙つき」(在阪の情報雑誌ライター) 対する東にも、女を武器にした前職を持つ芸人がいる。芸歴6年で、プロダクション人力舎所属のコンビ芸人・ターリーターキーの伊藤那美だ。ターリーターキーは今年、スパイクが新型コロナウイルスに感染したことを受けて、「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」に繰り上がりで決勝進出。残念ながら、Aブロックの第4試合で暫定1位だった紅しょうがに惜敗したが、吉住が人力舎から初の優勝者となり胸をなで下ろした。 >>3時のヒロイン台頭で見かけなくなった女芸人たち、不仲説があるコンビも?<< 伊藤は、元地下アイドル。「白滝めぐみ」の名義で、4人組グループ「海賊系アイドル パイレーツオブA⇔D(エンジェルデビル)」として活動していた。大きな瞳が魅力的だが、人気は4番目。最下位だった。もともと芸人志望だったため、「元○○」の肩書き欲しさで、誘われたアイドルの流れに乗った。自身が女性アイドル好きのため、同じ業界に身を置くと対バンで会えるかもという”あわよくば”精神もあったようだ。現在も自身のSNSでは、そのアイドル好きが垣間見える投稿が数多くされている。 アイドルから卒業した翌日、人力舎が運営するスクールJCAに入学。結成1年目で「めざましテレビ」(フジテレビ系)の人気レギュラー「ココ調」のリポーターオーディションに合格し、いきなり週1レギュラーの座を射止めた。週3日がロケで奪われるため、お笑いライブに出られなくなり、オーディションに落ちた相方・玉遥香ともめることもしばしば。「めざまし」時代は100時間拘束、海外ロケが1週間も珍しくなく、ピンの仕事も増加。最高月収30万円に到達し、最高12万円の相方と格差が生まれた。 新喜劇にミスコン、人力舎にアイドル。女芸人界はきらびやかだ。(伊藤由華)