皇治
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スポーツ 2021年11月02日 22時30分
DDT東京ドーム路上プロレス参戦のRIZINファイター皇治「RIZINからDDTに移籍や。これは最高や」
DDTプロレスが10月31日、東京ドームで「路上プロレス in 東京ドーム RETURNS~500万円争奪 DDT TOKYO DOME CUP~」(無観客試合)を開催し、動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で配信を行った。総額500万円を争奪した闘いはサウナカミーナ(竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAO)が制した。 17年6月1日以来、4年ぶりとなった東京ドームでの路上プロレスでは、4選手で編成された5チームが出場して、ガントレットマッチで優勝を争った。各チームには100万円ずつ配布され、勝利したチームが賞金を獲得。最終試合で勝ったチームが500万円を総獲りできる。 まずはサウナカミーナとクリス・ブルックス、バラモンシュウ、バラモンケイ、ゴージャス松野組がグラウンドで対戦。バラモン兄弟の凶器攻撃に手を焼いたサウナカミーナだが、クリスのパウダー攻撃を松野に誤爆させると、MAOが標識の上に松野をカーブストンプで叩きつけて3カウントを奪い、200万円をゲット。 次の戦場は売店が立ち並ぶ2階コンコースで、サウナカミーナが東京女子プロレス選抜軍(山下実優、乃蒼ヒカリ、伊藤麻希、ハイパーミサヲ組)と性別の垣根を越えて激突。KO-D無差別級王者の竹下とプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下との夢の対決も実現し、山下は得意のキックでサウナカミーナを攻め込んだ。試合は半ばハードコアマッチとなり、乃蒼が有刺鉄線バット、ラダーを持ち込めば、勝俣はブロック玩具、ブロック玩具付きバットを、MAOはプラスチックケースを持ち出して激闘を展開。最後は勝俣がミサヲをイス盛りの上に寝かせ、さらに体の上にイスを置き、ととのえスプラッシュを見舞ってピンフォールを奪取。サウナカミーナが勝ち上がって300万円を獲得した。 3本目はブルペンに移動し、青木真也、樋口和貞、平田一喜、X組が登場。青木が連れてきたXは、まさかまさかのRIZINファイターの皇治だった。開始早々、皇治は勝俣にローキックを繰り出して、大乱戦に発展。闘いの舞台はグラウンドに移され、突如現れた“ピープルズ・バトルドール”ヨシヒコがサウナカミーナの4人にバックスクリーンからプランチャを敢行。ヨシヒコは青木に腕ひしぎ逆十字固めを決めるなど奮闘したが、皇治の顔面パンチ、ハイキックを食って虫の息。ここで皇治が狙ったバッティング(ヘッドバット)が平田に誤爆し、すかさず上野がカバーして3カウントを奪い、サウナカミーナの賞金は400万円に。 プロレス初参戦となった皇治は「またバッティングで決めてもうたか。悔しいな。せやけど、メチャメチャ楽しかった。RIZINからDDTに移籍や。これは最高や。(DDTのリングに上がったら)全員ぶっ倒してやる」と話し、DDTマット参戦にまんざらでもない様子だった。 最終試合まで勝ち上がったサウナカミーナと、フェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)に遠藤“ヘラクレス”哲哉が合体して対戦。ルールは「レッスルボール」(2回裏まで)で、攻撃側はノックの要領で球を打ち、野球のように一塁、二塁、三塁、本塁へと走り、本塁を踏むと得点となる。バッターが一塁に到達した瞬間からオンプレーとなり、守備側は攻撃側の走塁を肉体を使って阻止することができる。守備側が3カウント、ギブアップを奪えば、アウトとなり、攻撃は終了する。 先攻のフェロモンズは1回表に1点をゲット。後攻のサウナカミーナは1回裏、フェロモンズの生尻攻めに遭い得点0。2回表はフェロモンズが得点2を取って、3-0とリード。2回裏、竹下の打球で3人が生還し、竹下のホームインを今成が阻止しようとしたが、竹下はジャーマンを見舞って本塁を踏み、4-3でサヨナラ勝ちした。 第1戦から激戦を勝ち上がったサウナカミーナは見事に賞金500万円をゲット。ところが、ここで東京ドームのお偉いさんが登場し、会場使用料の請求書を差し出すと額面は500万円。今林久弥GMは苦汁の決断で賞金で支払い、4試合を闘い抜いて優勝したサウナカミーナには1円の賞金も渡らないことになってしまった。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月13日 10時50分
RIZIN榊原CEOの大阪大会延期発表に皇治「過去最高の自分を作って必ず見返します」
総合格闘技イベントRIZINは、榊原信行CEOが12日に緊急会見を行い、5月30日に大阪・丸善インテックアリーナ大阪で開催が予定されていた『RIZIN.29』大阪大会が6月27日へ延期されることが発表された。 この大会では、大阪がホームである皇治から大阪でのキックワンデイトーナメントの直談判があり、これを受け榊原CEOは、皇治を含めたワンナイトトーナメントを実施することを正式に決定。皇治、白鳥大珠、梅野源治、高橋亮の4名のファイターによるトーナメントが発表されており、榊原CEOは「RIZINは総合がメインの舞台なので、キックの選手のジレンマのようなものはあるのではと思う。ファンからもっとキックが見たい、皇治が見たいという熱が強くなれば、当然キックの試合も増えてくる。なので、それぞれの選手がこの舞台に立ったその時に、ファンのハートを鷲掴みにして欲しい」とRIZINのリングに上がる選手全員に対し、ファンを魅了するような試合をして欲しいと呼びかけていた。 榊原CEOは延期を正式に発表した後、「延期の方向性を決め、選手や関係者へ相談したところ、全選手が1か月後に大会をスライドすることを快く受け入れていただいた。この場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました。気づけば1年以上もこんな状態になっているが、選手たちの背中を押すのはファンの声援」と6月に延期した大阪大会は無観客ではなく有観客で実施したいと語り、常日頃から「RIZINは LIVEである」という信念を貫いた形だ。 6月27日に決まった代替大会に向けて、チケットの再販売については現在調整中となっており、内容が決定次第、アナウンスがされる予定だ。榊原CEOは6月13日に開催予定の『RIZIN.28』東京ドーム大会のカードについて、「既に発表しているカード以上に、追加カードを今週から来週にかけて発表したいと考えている」と近々カード発表を行うことを明らかにしている。 会見の最後には「もっともっと前向きな、皆さんにワクワク、ドキドキしてもらえるような発表が出来るように準備を進めます」とまだまだ隠し玉を考えている様子。 なお、大阪大会が延期されたことに関して、皇治は「過去最高の自分を作って必ず見返します」とK-1との契約終了後、初の地元凱旋に向けて気合を入れ直した。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月29日 22時30分
RIZIN那須川天心対皇治のドリームマッチで視聴率6.2%の大健闘!裏は『半沢直樹』最終回!
27日の20時からフジテレビ系で全国生中継された総合格闘技『RIZIN.24』(関西テレビはヤクルト対阪神生中継のため、30日25時55分から録画中継)の視聴率が、ビデオリサーチ調べの関東地区(以下同)で6.2%であったことが判明した。 裏番組は、TBS系日曜劇場『半沢直樹』最終回というモンスターコンテンツで、32.7%だったことを考えると、これは大健闘と言っていい。瞬間最高視聴率も8.9%と高い数字を弾き出している。RIZINがコロナ禍に入り、ゴールデンタイムでの生中継に踏み切ったのは、今回が初めて。毎年恒例の大晦日に向けて幸先のいい再スタートを切ったと言ってもいいだろう。 「今度、カンテレ(関西テレビ)の社長とタイマン張ろうかなと思うてます。っていうのは冗談で、まあ、なんすかね。前も言ってるんですけど、天心より、半沢より、阪神タイガースが一番強敵でしたね。『流石の皇治もタイガースには勝てへんか』ってみんな言うて来たんですけどね、ファンとかアンチの子が。『勝てるわけ無いやろ?!』って(笑)。タイガースに勝てとったらヤバいやろ!と(笑)。そんな感じですけど、まあ、格闘技もね、タイガースに勝てるようなメジャーなスポーツになったら俺は嬉しいです」 今大会の功労者である、ライバル団体K-1を多額な違約金を払ってトップファイターのまま離脱し、那須川天心とのドリームマッチを実現させた皇治は、生中継しなかったカンテレに対して、皇治流のジョークを交えながら試合後も悔やんでいたが、皇治はK-1の大阪大会のチケットを一人で約3000枚売ってしまう力があるほど、大阪で支持基盤がある。今回、カンテレが逃した魚は大きかったかもしれない。 同業者からは非難の声も多かったが、RIZINの高田延彦キャプテンを始め、プロレス関係者からは天心の猛ラッシュに対して倒れなかった皇治の打たれ強さは、高く評価されており、試合に至るまでのストーリーも含めて、世間の視聴者は分かりやすい皇治を支持した上で、天心の攻撃の凄さをお茶の間で体感したのではないだろうか。「最後まで立ってるだけで評価されるのはおかしい」という声を挙げた格闘家は少なくないが、彼らがこれだけの数字を叩き出せるかというと疑問符が残る。 格闘技がゴールデンタイムで生き残っていくためには、天心や皇治のようなエンターテインメント・リアルファイターがもっと増えないと厳しいのは言うまでもない。榊原信行CEOは「当初、『プロレスじゃないんだから』という発言もあったが、大会終了後には『言うだけじゃなかったな』って、ちょっと見直しました。あれだけ、覚悟を持って一歩を踏み出して、色んなものを失って、想いを持ってRIZINに来てくれたというのが、今日の試合で感じられたので、それはホントに感謝します。見直しました。言うだけじゃなくてホントに有言実行の男だなと魅力を感じました。負けましたけどね。ただ、本人は相当負けたことを悔しがってたんで、僕はそれが良かったなと思って。これで満足して、『天心と取りあえず倒されず3分3R、立っていられました』って満足した顔をしてたら未来はないと想いますけど、今日ホントに悔しいと思って、倒せなかったっていうのが、僕に対する第一声だったんで、『ホンマしょうもない試合してすみませんでした』って頭下げてきたんで、『コイツすごいな』って感じましたね」と皇治を評価。今後もRIZINには必要な戦力であるのは言うまでもない。 「格闘技を盛り上げたい」から、リスクを恐れずRIZINにやって皇治は、生中継中にスポンサーのCMも流れており、リング内外でRIZINに貢献している。批判するのは簡単だが、まずこの数字を他の選手たちが受け入れなければ、格闘技に未来はないだろう。(どら増田/写真©︎RIZIN FF)
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