芸能ニュース 2020年10月29日 21時00分
『東大王』、伊沢拓司がQuizKnockメンバーに激怒?“禁じ手”行い視聴者からも不評
10月28日に放送されたTBS系のクイズ番組『東大王』に出演した「QuizKnock」所属のクイズプレーヤー・渡辺航平の「ズルい」戦法が、話題になっている。 この日、渡辺は『東大王』名物のクイズ、「ひらめきルーム」に挑戦。これはある法則性に従ったイラストやキーワードをヒントに、空欄になっている一文字を当てるというクイズである。時間制限は60秒以内ということで、推理力のほか、一瞬のひらめき力を要するこのクイズは、謎解きが得意なQuizKnockメンバーの数々が沈んだ問題でもある。 >>美人女子大生の「私物」が当たる?『東大王』のプレゼント企画に「ファンだけどちょっと引く」の声<< 渡辺に提案されたのは、家のイラスト3つに「わ」と「き」とひらがなが書かれ、一つの家は空欄となっている。この空欄に当てはまる文字をひらがなで答えるというものだった。 渡辺は全くわからなかったのか、しばし硬直の後、なんと「あ」「い」「う」と五十音すべてを答える「ローラー作戦」に打って出たのだ。 60秒しかないため、超高速で五十音を暗唱する渡辺に、スタジオはざわつき始め、残り20秒となったところで正解である「れ」(童話『三匹の子豚』に出てくる「わら」「き」「れんが」の頭文字)を導き出すことに成功した。 このローラー作戦を別室で見ていた、QuizKnock代表(CEO)の伊沢拓司は「これはQuizKnockの解き方じゃない」「この解き方(ローラー作戦)で一番良くないのは思考が止まる事」と渡辺の姿勢を非難した。 また、この渡辺のローラー作戦は、視聴者側にも不評だったようで、「ローラー作戦はダサい」「クイズのルールを無視しててシンプルにつまらない」「伊沢さんの言う通り」といった声が相次いだ。 このローラー作戦は、渡辺が実行する前は10月21日放送分で、NON STYLEの井上裕介が、同様の問題でA~Zまでのアルファベットを超高速で暗唱するローラー作戦を実行。井上は芸人のため、いわばルールの隙を突いた「禁じ手」としてローラー作戦を行ったのだが、仮にも渡辺はプロのクイズプレーヤーとして出演しているため、正々堂々と戦ってほしかったと言う声は多かった。 なお、伊沢は放送終了後、自身のTwitterで渡辺のローラー作戦に対し、「ローラーが悪いわけではなく、母数が70あるひらがなをローラーすることが単に戦略的ではないというハナシでござんす。絶対に正解しようという意気や良し、ですし。」とフォロー。どうやら伊沢としては、ローラーの倫理面よりも戦略の立て方の甘さが気になっていたようだ。 プロのクイズプレーヤーには、プロにしかわからない悩みがあるようだ……。