芸能ニュース 2021年05月03日 20時00分
渡辺直美は活躍できるのか 相次ぐ芸能人の海外進出、成功者は?
このところ、芸能人の海外進出宣言が目立っている。 お笑い芸人の渡辺直美は4月から拠点をアメリカに移し、海外でのエンターテインメント活動を行っていくことを発表。また、俳優の新田真剣佑も4月に所属事務所との契約を終了し、海外進出するとのこと。昨年10月31日付でジャニーズ事務所を退所した山下智久も、退所後すぐに海外に渡り、映画の撮影に参加している。 しかし、一方で夢破れて日本に戻ってくる芸能人も少なくない。俳優の小栗旬は2019年にロサンゼルスに移住し、『ゴジラvsコング』の撮影に参加したものの、コロナ禍の影響でハリウッドの映画製作がストップしているため、止むなく帰国。タレントのウエンツ瑛士も「いつかイギリスのロンドンで舞台に立ちたい」という夢を抱きイギリスに留学したものの、海外の舞台仕事を獲得することはできなかった。また、2017年にニューヨークに拠点を移したお笑いコンビ・ピースの綾部祐二もいまだ音沙汰ない状態だ。 とは言え、海外でもその実力を認められた日本人芸能人もいるという。 「その一人が俳優の渡辺謙。渡辺は2003年の映画『ラストサムライ』でその演技力が評価されると、その後ハリウッドから続々オファーが舞い込み、一躍スターに。現在も国内に生活拠点を置きつつも、アメリカにも拠点を置いてハリウッド映画やブロードウェイミュージカルで活躍しています。今アメリカで最も知られている日本人の一人と言っても過言ではないでしょう」(芸能ライター) >>「どこを目指してるんですか?」ピース綾部が投稿した“ハリウッドスター”のような写真にツッコミ<< また、真田広之も現在、ロサンゼルスに拠点を置き、海外映画に多数出演。2010年には第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードで「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」に選出され、今ではハリウッド映画に欠かせない日本人俳優の一人ともなっている。 「さらに、日本を拠点に置きながらも海外で爆発的な知名度を伸ばしたのはアイドルグループ・BABYMETAL。“アイドルがメタルをやる”という触れ込みが日本以上に海外で反響を集め、2014年から本格的に海外進出していきました。2019年には、アルバムがアメリカ・Billboardの総合チャートで13位にランクイン。1963年に坂本九が記録した14位を56年ぶりに更新し、日本よりも世界人気の方が高い逆輸入グループとなっています」(同) 果たして、渡辺直美や新田真剣佑らもこの勢いに続くことはできるだろうか――。