スポーツ 2020年10月21日 22時30分
RIZIN大阪城大会を電撃決定!朝倉未来、東京五輪代表候補の江畑秀範ら参戦!皇治参戦は?
格闘技イベントRIZINは、『RIZIN.25』11.21大阪・大阪城ホール大会の開催を電撃発表した。 RIZINでは当初、ナンバリングシリーズとは違う新しい大会を仙台で開催予定だったそうだが、かねてからラブコールを送っていた大阪城ホールから「空き」の連絡があったため、今大会の開催を決定したという。 メインイベントでは、8月に開催されたRIZIN.23で衝撃的なTKO勝利を収め、その存在感をアピールした第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕と、RIZIN7戦全勝の朝倉未来のRIZIN初代フェザー級王座決定戦が行われる。榊原信行CEOは以前よりこのタイトルマッチについて、「実施を検討している」としていたが、今回の大阪大会でタイトルマッチを行うことに関して、「ベストコンディションでということで、大晦日ではなく、満を持して11月21日になった。大阪で初代王者が決まります」とコメント。未来は「俺の相手じゃない」とバッサリ斬った上で、「2月以来の試合なので、久々ではあるんですけどずっと追い込んでいたので、すごく強くなった俺を見れると思うので、是非会場に足を運んで下さい」と来場を呼びかけた。斎藤は「頭の良い選手、自分の勝つイメージを明確に持ち、それを試合で遂行するのが上手」と未来の印象を語ると、「11月21日にフェザー級のタイトルマッチの実施が発表出来て嬉しく思っています。対戦相手の朝倉未来選手は本当に強い相手なのでとにかく良い試合をして会場を盛り上げて、僕が試合に勝ってチャンピオンになりたいと思います。応援よろしくお願いします」と謙虚なコメントに終始。当日、どんな試合が繰り広げられるのか楽しみな試合である。 また、今大会の注目は、テコンドー東京五輪日本代表の江畑秀範のRIZIN参戦だろう。江畑は、テコンドー男子80キロ級全日本大会9連覇を果たす日本テコンドー界最強の男として知られており、RIZINでは、佐野勇海と83.0kg契約のRIZINキックボクシングルールで対戦する。榊原CEOは「本来なら、今頃は東京五輪の格闘技系競技のメダリストの中からRIZINに上がってもらいたかった」と、かねてから話している「アフターオリンピック」について話すと、「間違いなく日本のトップアスリートたちがRIZINに参戦することで、既にRIZINに出場している格闘家たちにも良い刺激になると思っているのでとても期待している」と江畑に期待を寄せた。江畑は「こんにちは!テコンドー界から来ました、江畑秀範と申します。足技ばっかりのアマチュア競技ですけど、今回のキックルールではその足技を活かして、派手なKOを見せたいと思いますのでよろしくお願いいたします」とKO宣言。ビジュアルもいいだけに、RIZIN出場で人気が出ればテコンドー界にとっても明るい話題になりそうだ。 なお、大阪をホームグラウンドとしている皇治の参戦は現時点で決まっていない。大晦日も控えているだけに、RIZINと皇治の駆け引きが直前まで行われる可能性は高いだろう。(どら増田)