スポーツ 2022年12月21日 09時30分
J1横浜・岩田、MVP獲得で日産からサプライズ!「いいんですか!?」チームもリーグ優勝、充実シーズンを同僚と振り返る
20日に行われた「NISSAN presents チャンピオン記念トークショー-TEAM IMPUL| KONDO RACING|横浜F・マリノス-」に、J1・横浜F・マリノスの永戸勝也、喜田拓也、岩田智輝、松原健が登場。3年ぶり5度目のJ1優勝を飾った今季を振り返った。 >>全ての画像を見る<< 日産自動車株式会社は、トップパートナーを務めるF・マリノスの「2022 明治安田生命J1リーグ」優勝と、国内最高峰のツーリングカーレース「SUPER GTシリーズ」のGT500クラスとGT300クラスでTEAM IMPULとKONDO RACINGの両チームによる両クラスシリーズチャンピオン獲得を記念し、本イベントを開催。F・マリノスからは4選手、TEAM IMPULからは平峰一貴、KONDO RACINGからは藤波清斗がそれぞれ登場した。 今季のF・マリノスは「34試合・20勝6敗8分・勝ち点68・得失点差35」という成績で、2位の川崎フロンターレ(勝ち点66)を僅差で上回り優勝。主将を務める喜田は「思い通りのスタートとはいかず、練習・試合ができなかったりコロナ禍によって苦しめられた部分もあった」としつつも、「できる限りの準備はしてきたつもりではいたので、もう自信を持ってシーズン臨むだけだなと思ってました」と最大限の準備を行いシーズンに臨んだと語った。 今季からチームに加入した永戸は「常にチームメイトも支えてくれるチームだったので、僕は移籍してきてすぐでしたけど、思い切って不安なくプレーできてたと思います」とコメント。同僚たちの支えもあり、すぐにチームになじんでプレーできたと振り返った。 既存・新戦力選手がうまく機能したチームは、第16節終了後から一度も首位の座を譲らずフィニッシュ。この戦いぶりについて松原は「前回優勝した時は追いかける立場の方が長かったんですけど、今シーズンは守る立場になったわけで。そこに対してみんながどれだけ力を注いだかというのももちろんあります」と、選手たちは3年前と真逆の状況にもうまく対応できたと話した。 今季優勝を果たしたチームは得点がリーグ最多の70、失点が最少タイの35と攻守ともに素晴らしい数字を残しており、センターバック、ボランチとして守備陣を支えた岩田はDF登録選手としては16年ぶり4人目となるリーグMVPに選出されている。チーム、個人ともに充実の1年を過ごした岩田は「自分一人で獲ったものではないですし、選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆さんの支えがあっての賞だと思っているので、本当に感謝してます」といろいろな人の支えがあってこそと感謝の思いを述べた。 その岩田のMVP受賞を祝して、イベント後半では日産がセレナを贈呈することをサプライズ発表。11月7日の『Jリーグアウォーズ』でMVP受賞スピーチを行った岩田が「ここまで一緒に支えてくれた妻へ、あなたもMVPです」とコメントしたことを受けて、家族でのお出かけにぴったりなセレナが選ばれた形だが、岩田は「え、車ですか!? いいんですか!?」と非常に驚いた様子。また、他の3選手からも「すごっ!」、「そんなことあるんですか!?」と感嘆の声が上がっていた。取材・文 / 柴田雅人