芸能ニュース 2020年03月09日 21時00分
『トップナイフ』、人気ドラマに似ているワケ 椎名桔平、ドクターヘリ、手術シーンで「橘先生にしか見えない」の声も
天海祐希主演の土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系、夜10:00~放送)の第9話が7日に放送され、平均視聴率が11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが報道された。前回の第8話の平均視聴率11.0%からは0.4%のポイントアップとなった。 本作は、林宏司氏による同名小説が原作の医療ドラマだ。東都総合病院で働く天才脳神経外科医の深山瑤子(天海祐希)が、病院に新しく赴任してきた外科医の黒岩健吾(椎名桔平)・小机幸子(広瀬アリス)・西郡琢磨(永山絢斗)の3人のまとめ役となり、医師としての苦悩や葛藤を乗り越えていくというストーリーだ。※以下、ネタバレを含む 第9話では、ドクターヘリで運ばれてきた頭に鉄骨が刺さった少年・添野徹(田中奏生)を、深山と西郡が手術するという展開に。さらに黒岩は、自分の息子だと思っていた保(嶺岸煌桜)の母親である、自分の元交際相手の女性と対面し、保と自分には血のつながりがないことを知る。そして、今まで黒岩と共に過ごしていた保は、その母親に引き取られてしまうのだった。 このドクターヘリで搬送された少年や、その手術シーンに対して、視聴者からは、「ドクターヘリ出てくると急にコードブルー感ある!一瞬、藍沢先生が下りてくるかと思ったわ」「コードブルーでもお腹にスキー板が貫通した患者の手術してたよね。似てる事例だからデジャヴが…」「椎名桔平、コードブルーでも息子と向き合う役柄だったよね。何かもう橘先生にしか見えないわ」と、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)と比較するような声が挙がっている。 「山下智久主演の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は、2008年に第1シリーズ、2010年に第2シリーズ、2017年に第3シリーズが放送された医療ドラマシリーズです。2018年には劇場版も公開されました。救命救急センターのフライトドクターたちの成長や葛藤を描いた作品で、第2シリーズまでの脚本を務めたのは本作の原作・脚本家である林宏司氏です。脚本家が本作と同じ人物であることに加え、どちらの作品も外科医の新村核氏が医療監修を務めています。本作で黒岩を演じた椎名桔平も、フライトドクターの橘啓輔役として出演していました。さらに、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』では、駅の階段から転落した3人の男女の体にスキー板が貫通するというストーリーが描かれていました。しかし、スキー板切断の際に3人のうち1人の男性が死亡するという展開だったため、視聴者からは『コードブルーのスキー板の回は悲しくてトラウマだったから、トップナイフでは助かってほしい』という声も集まっています。」(ドラマライター) 次回の第10話で最終回を迎える本作。第9話の終盤では意識が戻った徹が、「自分の頭に鉄筋が刺さったのは、事故ではなく母親が自分を殺そうとしたからだ」と告白するという怒涛の展開に。『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、またひと味違ったサスペンス的な要素も組み込まれていることから、視聴者からも期待の声が高まっている。果たして、徹の言っていることは真実なのだろうか。深山たちは患者の命を無事救うことができるのだろうか。今後の展開に注目したい。