梅津晃大
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スポーツ 2020年08月03日 18時30分
元巨人・上原氏「投げきった!素晴らしい」 中日・梅津の熱投にファン・OBから称賛相次ぐ、高津監督も「点が取れない」と脱帽
2日に行われた中日対ヤクルトの一戦。この試合に先発した中日・梅津晃大の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?<< 同戦が今シーズン7度目の先発登板だった梅津は、初回から3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せる。その後は4、5、9回にそれぞれ得点圏にランナーを許すも、いずれも無失点でしのぎ9回まで投げ切った。 梅津は両チーム「0-0」で突入した延長10回も続投し、ヤクルトの攻撃を3人でピシャリ。裏の攻撃でチームが得点できなかったため白星は得られなかったものの、「10回127球無失点・被安打5・2四球・9奪三振」で自身初の完投をマーク。先発投手の延長10回完投は、2012年8月26日・対日本ハム戦での田中将大(当時楽天/完封勝利)以来約8年ぶりとなる珍しい記録だった。 梅津の投球を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、2日に自身の公式ツイッターに投稿。「10回投げきった!素晴らしいです。勝ち、が付いてほしかったなぁ…」と、白星がつかなかったことを悔やみつつ梅津を称賛した。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、2日に自身の公式ツイッターに「球数もイニングからすると少なかった事もあって完投出来たんやと思う。勝ちはつかへんかったけど価値ある投球!」と投稿。球数を抑えながら最後まで投げ切った点を評価している。 梅津の熱投を受けて、ネット上にも「白星はつかなかったけど、魂のこもったいいピッチングだった」、「投手分業制が確立している今の時代に、10回無失点完投は物凄い投球だよ」、「援護に恵まれない中よく辛抱して最後まで投げてくれた」、「今回梅津を援護できなかった野手陣は、次回登板では大量得点で援護してあげて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では中日・与田剛監督が「本当に素晴らしい、これに尽きる」と絶賛し、ヤクルト・高津臣吾監督も「あれだけ球に力があって制球も良いとなかなか点が取れない」と脱帽したことが伝えられている梅津。ローテーションに変更がなければ次回登板は9日・対巨人戦になると見込まれているが、次回登板では白星をつかむことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2020年06月15日 17時00分
中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?
14日に行われた中日対DeNAの練習試合。この試合で飛び出したプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>カネやん、「血も涙もない」?『珍プレー・好プレー大賞』にも登場、倒れた選手の額を蹴飛ばした伝説の大乱闘劇<< 注目を集めたのは、「0-1」と中日1点ビハインドの2回裏に飛び出たプレー。この回2死一、二塁と同点・逆転のチャンスを作った中日は、ここで投手・梅津晃大が打席に。梅津が7球目を痛烈にライト前に弾き返し、チャンスはさらに拡大したと思われた。 しかし、前進守備を敷いていたDeNA・乙坂智は打球を捕ると一塁に素早く返球し、一塁・ロペスもショートバウンドとなった返球を、体を倒れ込ませながら好捕。梅津は一塁へ全力疾走するも間に合わずライトゴロでアウトとなり、3アウトでチャンスを逃すまさかの結果となった。 「2-2」で両軍引き分けという試合結果以上に話題を呼んでいる今回のプレー。ネット上には「ヒットと思ったらライトゴロか、これは珍しいプレーが出たな」、「梅津は怠慢走塁してた訳じゃないし、打球がもう少し弱ければヒットになってただろうな」、「乙坂もよく恐れずにライトゴロ狙いに行ったな、逸れれば一発で同点なのに」、「これは『ライトゴロにできる』と瞬時に判断した乙坂のファインプレー、梅津は不運だったって割り切るしかないな」、「梅津、乙坂、ロペスがそれぞれ全力でプレーした結果だね、開幕後もこんなプレーを1つでも多く見たいな」といった反応が多数寄せられている。 「プロ野球の試合では投手が打席に入った際に守備側が前進守備を敷くことが多いため、ヒット性の当たりを放った投手が外野ゴロに打ち取られてしまうことはしばしばあります。ただ、いくら前進守備といっても打球が弱ければ一塁への返球は間に合わないため、今回のプレーは梅津が球をきれいに捉え過ぎたため起こった珍しいプレーといえるでしょう。また、今回の場面は得点圏にランナーがいたため、外野手は失点を防ぐために本塁に投げるのがセオリー。送球がそれれば2死満塁、あるいは同点となってなおも2死一、三塁という危険も想定される中、乙坂がリスク覚悟で一塁に返球した点も珍しいといえます」(野球ライター) 試合後の報道によると、梅津はライトゴロを打ったのは小学生以来と明かした上で、「何とか打てたけど恥ずかしい」と語ったとのこと。ただ、本職の投球では5回1失点とライトゴロを引きずることなく好投し、プロ2年目・23歳にして自身初の開幕ローテ入りを決定的にしている。文 / 柴田雅人
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