桜庭和志
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スポーツ 2022年11月01日 10時50分
ノアGHCナショナル王者の船木誠勝が桜庭和志にマーシャルアーツルールで勝利!「望む選手にはこのルールでやりたい」
プロレスリング・ノアは、『ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN-PRO-WRESTLING LOVE FOREVER . 3 ~TRIUMPH~』10.30東京・有明アリーナ大会を開催した。第7試合では、GHCナショナル選手権試合 GHCマーシャルアーツルールで、チャンピオンの船木誠勝に桜庭和志が挑戦。この試合はKO、ギブアップ、TKOのみでの決着となり、フリーノックダウン、フリーエスケープ、3カウントフォールなし、イエローカード(イエローカード3枚で反則負けの場合もベルト移動となる)は、場外エスケープ、サミング、金的、噛みつく行為と、UWFルールとMMAルールをミックスしたような特別ルールになった。島田裕二レフェリーが裁く中、両者はスリリングな攻防を展開。最後は船木のニンジャチョークが極まったところで、レフェリーが試合を止めた。 試合後、船木は「何も考えずに動きましたね。桜庭の方がそういう風に出てきてたんで、自然にこっちも応対しないといけないので。時間切れとか総合の時から絶対に狙わない選手だったんで、おそらく一発狙いですね。先に首を」と言ったところで、ワグナーJr.が拍手しながらやって来て、「俺が次のチャレンジャーだ。フロム・メキシコ」と挑戦表明。 船木は「OK。アイ・フロム・ジャパン。(ワグナーJr.が去ると)次の相手、決まりました(苦笑) ちょっと興奮冷めやらぬ前にいきなり来られて。ヘビー級ですね。ルチャvs格闘スタイル、日本vsメキシコやりましょう。どうなるかちょっとこれは自分でも見当つかないですけど。相手に合わせませんので、必ず。どうなるかお楽しみということで。今日は本当に桜庭に動かされた感じです。やっぱり何も考えずに試合ができたんで、こんな試合はあまりないですね。良かったです」と語り、タイツも新生UWF時代を彷彿とさせたが、「そうですね。いろいろと意識して、どっかでショートタイツ、自分の基本だったんで。金剛に入ってハーフにしたんですけど、今日はちょっとだけ元に戻りたいなと。相手も相手なんで。そういう感じで少しだけ元に戻りました。明日からまた頑張ります。もう次、来ましたんで」と気を引き締めた。 フィニッシュは「あれはニンジャチョークです。実は、実はですよ。あれって桜庭に教えてもらった技なんですよ。総合に復帰して負けてから一緒に練習するようになって。何年前ですかね、ラフター7に柴田(勝頼)と二人で通ってたんで、その時にこっちも技を提供して、向こうも技を提供してっていう感じで、技の交換をした中で自分が教えてもらった技です」と明かし、今後もこのルールは継続していきたいかと聞かれると、「それを望むんであれば、望む人とやりたいですね。ただ俺に合う選手がどちらかと言うと金剛の方に多いんで、もしかしたら同門対決になるかもしれないですけども。それは臨機応変で、望む選手にはこのルールでやりたいと思います。せっかく作ったんで」と続編を匂わせている。◆プロレスリング・ノア◆『ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN-PRO-WRESTLING LOVE FOREVER . 3 ~TRIUMPH~』2022年10月30日東京・有明アリーナ観衆 3739人▼GHCナショナル選手権試合 GHCマーシャルアーツルール(60分1本勝負)<王者>○船木誠勝(3分19秒 レフェリーストップ)桜庭和志●<挑戦者>※ニンジャチョーク※第8代王者が6度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年10月11日 10時50分
GHCナショナル王者・船木誠勝、次期挑戦者の桜庭和志と完全決着ルールで対戦へ「かなり進化しているなと思いました」
プロレスリング・ノアが『STAR NAVIGATION 2022』10.7東京・後楽園ホール大会を開催した。第6試合では、8人タッグマッチ、杉浦貴&小島聡&丸藤正道&桜庭和志と、拳王&船木誠勝&中嶋勝彦&征矢学の金剛が激突。 試合は10.30東京・有明アリーナ大会でGHCナショナル王者の船木に挑戦する桜庭にとって前哨戦となったが、9.25愛知県体育館大会でGHCタッグ王座を奪取した杉浦&小島の首を狙う拳王&勝彦が杉浦を狙い撃ち。勝彦のランニングローキックから右ハイでKO状態に追い込むと、最後はヴァーティカル・スパイクで仕留めている。 試合後、拳王&勝彦はGHCタッグ王座獲りを宣言。船木は桜庭に「3カウントなし、KO、ギブアップのみ」の完全決着ルールを提案し、桜庭もこれを受諾した。 バックステージで勝彦は「リング上で言った通り、タカ&サトシ、あの2人、オッサンにGHCの大切なベルトを渡しても老けてくだけだ。俺と拳王であのベルトを若返らせてやるよ」と言うと、拳王も「若返らせてやる。タカ&サトシ?中嶋はな、リング上で『俳優か』って言ったけど、『俳優か』じゃねえだろ。あんなのな、『欧米か』だろ。なんだよ、タカ&サトシ。調子こいてな。そして、小島。俺がGHCのベルトを引っぺがしたけど、またGHCのベルト持ってるのか。一度言ってやるぞ。テメーにGHCのベルトは似合わない。だから、俺と中嶋でGHCタッグ必ず獲ってやるからな。いいか、テメーら、クソヤローども。次のGHCタッグチャンピオンになる拳王…俺について来い」と改めてタイトル奪取を宣言。 船木は「久しぶりに試合そっちのけでたくさん桜庭と絡んでしまいましたけど、やっぱり今までいろんな選手とやりましたけども、一味違うなと再確認させられました。こっちの打撃でKOか、桜庭のサブミッションでギブアップ、もしくは落とされるかもしれない。そのルールでいいと。3カウントとか、場外カウントなしで、それでちょっと今回は勝負したいと思います。もう1回だけ福岡で試合がありますんで。だいぶ関節技が進化してましたので、もうちょっとだけ調べたいですね。じゃないと、なかなか簡単には捕まらないと思いました。そのぐらいこの何年間、4年…8年ぐらいですかね。かなり進化しているなと思いました。いろんな若い選手と多分やっているんでしょう。そういう意味で、自分の知らない入り方とか、そういうのもたくさんやってました。その辺はもう1回だけ体で知っておきたいです。その上で有明で勝負します」と最後の前哨戦でしっかり今の桜庭を見極めておきたいようだ。◆プロレスリング・ノア◆『STAR NAVIGATION 2022』2022年10月7日東京・後楽園ホール観衆 625人▼8人タッグマッチ(45分1本勝負)●杉浦貴&小島聡&丸藤正道&桜庭和志(22分30秒 片エビ固め)拳王&船木誠勝&中嶋勝彦○&征矢学※ヴァーティカル・スパイク(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2020年12月15日 17時30分
2020年度プロレス大賞は内藤哲也が二冠!最優秀タッグは杉浦貴&桜庭和志、敢闘賞は潮崎豪が初受賞!
東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞選考会議が14日に行われ、『2020年度プロレス大賞』最優秀選手賞(MVP)には、3年ぶり3度目の受賞となる内藤哲也(新日本プロレス)が選ばれた。 ベストバウト賞は、1月5日東京ドームで行われたIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、オカダ・カズチカ対内藤哲也戦が受賞。オカダは2014年から7年連続、通算で8度目の受賞、内藤は今回のMVPと合わせてダブル受賞となった。新日本プロレス勢では高橋ヒロムが敢闘賞を初受賞している。 新日本プロレス事務所で14日、記者会見が行われた。会見に現れた内藤は「このたびは、東京スポーツ新聞社制定2020年度プロレス大賞MVPに選んでいただき、ありがとうございます。今年の1月4日、1月5日東京ドーム2連戦を終えた時点で、『今年のプロレス大賞はもらったな』と正直、思いました」と早くもMVPを確信していた様子。 「しかし、コロナの影響で10年間待ち続けた高橋ヒロムとのシングルマッチが中止。そのあともプロレスをできない日々が続きました。終わってみれば、俺が思い描いていたものとはまったく違った1年間になってしまったなという印象ですね」としみじみ。「でも、自分の思っていることが思い通りに進まないあたり、内藤哲也っぽいっすね。内藤哲也らしい1年だったなってホント思いますよ」と前を向いた。 ベストバウト賞に関しては「試合の好みって人それぞれいろいろあると思うので、『ドームのオカダvs内藤戦が良かったよ。それでしょう』っていう人もいれば、『いやいや違う。誰誰と誰誰の試合が良かったじゃん。絶対そっちだよ』っていう人もいるわけで、なかなか難しい賞ではあるんですが。今年一年、自分の試合を振り返った時、すごく印象に残ってる試合ですし、数年後、自分のプロレスラー人生を思い出した時、絶対思い出す試合であることは間違いないので。あの1月5日のオカダ戦っていう試合は…」と語る。 「だからその俺にとってすごく印象に残っている試合をベストバウトとして選んでいただけたことに関しては、すごくうれしいですね。あの試合で印象に残っているのは、胸を2回叩いてコーナーに登ってスターダストプレスをやる場面と、試合後の内藤コールですね」と振り返った。 「試合前、入場の時の内藤コールっていうのは何度も聞いてるわけですけども、試合が終わってゴングが鳴って、『STARDUST』(テーマ曲)が流れるなか、東京ドーム中からの内藤コール、あれはすごくうれしかったですし、自分の心にも響いたっすね。あの内藤コール“込み”で俺にとって印象深い試合、そして今回のベストバウト受賞につながったと思う」と続けた。 「試合をした俺とオカダはもちろん、あの会場で声を出して内藤コールをしてくれた皆様と一緒に作り上げたベストバウトだと俺は思ってます。なので、あの時、内藤コールをしてくれた皆様には感謝してますよ。グラシアス、アミーゴス!」と締めた。来年は1.4ドーム大会のメインイベントで、飯伏幸太の挑戦を受ける。 7年連続8度目のベストバウト賞を受賞したオカダ・カズチカは「1.5の試合をまた見直して、この時のように戻りたいなと熱さを感じてもらえたらうれしいです」とした。敢闘賞の高橋ヒロムは「敢闘賞、ぽにーーっっ!!賞なんて高校の皆勤賞以来ですぽにから、うれしい!選考委員さんにチュポ!今年はプロレスができない数カ月もあったけど、そこで立ち止まらずチャンスに食らいついた姿を評価してもらえたのかなと思います。ジュニアからは久しぶりの受賞。これからも夢のために闘い続けます。次はMVPとベストバウトいただきますぽによ! 」とコメントした。 最優秀タッグ賞を受賞したプロレスリング・ノアの杉浦貴&桜庭和志は「このたびは、プロレス大賞最優秀タッグ賞受賞、ありがとうございます。これもひとえに皆さんの応援のおかげです」とコメント。杉浦は 「最優秀タッグチームを獲れたのはなぜか?そりゃ桜庭さんのおかげですよ。桜庭さんがいなかったら、ベルトも取れなかったし、ましてや…って、こう言われたら普通は『そんなことないです』くらい言うもんですけど(笑)」と桜庭を称えたが、桜庭は「あれっ?もうインタビュー始まってるんですか?」と強烈なボケを放ってみせた。 敢闘賞を受賞したプロレスリング・ノアの潮崎豪は「素直には悔しくもありますが、選んでいただけてうれしいです。今年は、『I AM NOAH』『自分がノアだ』ということを実証できて良かったと思っています。世の中が不安の中、それでもノアは止まらなかった。それが今年一番の収穫だったと感じています。これからどんなに苦しい状況になってもプロレスリング・ノアは止まらないと自信になった一年になりました。来年もまたGHCヘビーを一年防衛して、次は『プロレス大賞MVP』を獲りたいと思います!」とMVP奪取を宣言した。 女子プロレス大賞を受賞したスターダムのジュリアは団体関係者の話によると、大差での1位に驚きと喜びを隠せなかったようだ。『2020年度プロレス大賞』受賞者▽最優秀選手賞(MVP)内藤哲也(新日本プロレス=3年ぶり3回目)▽年間最高試合賞(ベストバウト)2020年1月5日 新日本プロレス東京・東京ドーム大会IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権(60分1本勝負)〇内藤哲也(35分37秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ●※デスティーノ▽最優秀タッグ賞杉浦貴(プロレスリング・ノア)&桜庭和志(フリー)▽殊勲賞潮崎豪(プロレスリング・ノア)▽敢闘賞高橋ヒロム(新日本プロレス)▽技能賞遠藤哲哉(DDTプロレス)▽女子プロ大賞ジュリア(スターダム) 今年はコロナ禍に配慮して、授賞式を行わない。(どら増田)
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