板倉滉
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スポーツ 2025年05月03日 12時25分
板倉滉、ボルシアMGとは契約延長の意思なし? プレミア移籍を希望か
ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、今夏から来夏に同クラブを離れることになるようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在28歳の板倉は川崎フロンターレの育成組織出身で、2015年にトップチームに昇格。ベガルタ仙台への期限付き移籍を経て、2019年1月にマンチェスター・シティへ完全移籍で加入したが、そのままフローニンゲンやシャルケにレンタル移籍となった後、2022年7月にボルシアMGに完全移籍で加入した。 今シーズンはここまで公式戦31試合出場で4ゴール1アシストを記録するなど、中心選手として活躍しており、ボルシアMGでは公式戦通算78試合出場で7ゴール3アシストを記録している。 そんな板倉の現行契約は2026年6月30日までとなっているため、去就には注目が集まっているが、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、ボルシアMGは公式発表していないものの、同選手は契約を延長する意思がない模様で、今夏の移籍、または来夏のフリー移籍が予定されているという。 板倉の契約には1000〜1500万ユーロ(約16〜25億円)での契約解除条項が設定されているほか、かつて所属していたマンチェスター・シティもこの夏の契約解除金と同額の金額で獲得できる権利を保有しているようだ。 今後の動向には注目が集まっているなか、バイエルンへの移籍の噂は今のところ確証がなく、交渉は行われていないという。なお、板倉自身はプレミアリーグへの移籍を希望していることも伝えられているが、果たして同選手は今夏に移籍することになるのだろうか。2025/05/03 11:05サッカーキング
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スポーツ 2022年12月26日 12時15分
日本代表・板倉滉選手、スペイン戦後の涙のワケ明かす「悔しさがあったんです」W杯振り返る
サッカー日本代表の板倉滉選手が23日、東京・中央区の老舗寝具専門店「日本橋西川」でトークショーを開催した。 >>全ての画像を見る<< 日本橋西川はワールドカップの際、コンディショニング・マットレス「エアー」をカタールの宿舎へ導入し、大会中の選手たちの睡眠環境づくりをサポートした。その縁から、この日、板倉がゲストとして招かれ、ファンを前にコンディショニングを保つ秘訣や、眠り・寝具へのこだわり、サッカーの思い出などを語るトークショーを行った。 板倉は会場を見回すと、「女の子が多いですね」と嬉しそうな表情。ワールドカップから半月が過ぎたが、感想を聞かれると、「今振り返っても悔しい思いの方が強いです」と心中を明かし、「日本に帰って来て、日本がワールドカップで盛り上がったのでそれは嬉しかった。でも、結果としては悔しかったです」と話す。 日本でのフィーバーぶりは現地ではあまり感じなかったとも明かし、「相当盛り上がっているっていう話は聞いたんですけど、どれくらい盛り上がっているかはわからなかったんです。帰って来て人の多さ、メディアの多さに驚きました。ワールドカップ前はそんなに盛り上がっていなかったじゃないですか。グループも強いしどうせ敗退だろうって思われていたと思うので。それが帰って来たらすごい反響で、驚きました」と笑顔を見せる。 試合後のラインやメールもすごかったと振り返り、「めちゃくちゃ来ました。中には誰だっけみたいな人もいました。ワールドカップって改めてすごいなって思いました。試合後は特にすごかったんです。100件以上メールが来ましたからね」とにっこり。「でも、コスタリカ戦の時は少なかったです。みんな気を遣ってくれたのかもしれません。スペイン戦とドイツ戦はすごかったです」と回顧。 ドイツやスペインとの対戦は、プレーできるだけでも嬉しかったと言い、「試合前から嬉しかったです。なかなか試合をする機会がないので。どうにか手のひら返しをしたいとも思っていましたし」と話す。スペインに勝った時は板倉がグランドに大の字で寝転がって涙を流すシーンも話題となった。板倉はこれについても「悔しさです」と当時の心境を紹介。「グループ突破は嬉しかったですけど、それ以上に(累積警告で)次の試合に出れない悔しさがあったんです。ベスト8の壁を破ろうとしているところで、一番大切な試合に出れない。試合中から『次、出れないな』って思って。寝転がって他の選手が近づいて来たら涙が止まらなくなって……」と話す。 欠場となったクロアチア戦は「ソワソワしました」と、いつもと違った感情が芽生えたと言う。「試合に出る時は行動の流れが決まっているんです、ルーティンがあるんです。それがなくて試合を外から見るとなると、急にソワソワして。部屋の中を歩いていたりしたんです。違った緊張感があったんだと思います」と振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)