文化庁
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社会 2025年08月27日 21時00分
文化庁「タンチョウに影響ある場合罰則も」釧路湿原メガソーラーめぐり SNS「すぐに事業停止命令を」
文化庁は26日、北海道の釧路湿原周辺で建設中の大規模太陽光発電所(メガソーラー)をめぐって、事業者に罰則が科される可能性があるとの見解を示した。釧路湿原周辺の民有地でメガソーラーを建設しているのは、大阪に本社を置く「日本エコロジー」だ。建設に関しては、国の特別天然記念物タンチョウを含む生態系への悪影響が心配されている。釧路市教育委員会は、事業者が十分に環境調査をせず着工したとして、文化庁に意見書を提出した。同社に対し、専門家の意見を参考に環境への影響の確認を求めるべきだとしている。同庁は、天然記念物への影響を事前に十分確認していない場合、文化財保護法に抵触して罰則が科されたり、原状回復を命じられる可能性があると回答。事業者に伝えるよう市教委に求めた。阿部俊子文部科学相は、26日の記者会見で「天然記念物の滅失や毀損(きそん)につながることがないように、市教委で適切に指導してほしい」と述べている。また、浅尾慶一郎環境相は「工事箇所はタンチョウなど希少種の生息も確認されているため、環境省としても注視している」と語った。ネット上では「すぐに事業停止命令を出せ」「これだけ削ったらもう遅い」「すでに影響出てるし貴重な湿原が失われている」とメガソーラーへの批判的な声が数多く並んだ。一方で、「事業申請通っているんだから仕方ない。保護区外なら拡張しなかった行政が悪い」といった意見も見られた。日本エコロジーは「適法に太陽光発電事業を進めている」とし、建設を続ける意思を示している。罰則に言及した文化庁の見解が、今後の工事に影響を与えるのか注目したい。
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社会 2025年07月15日 13時50分
「今まで『ti』だったなんて驚き」 ローマ字の表記が70年ぶりに変更
文化庁の文化審議会は、7月14日、ローマ字のつづり方を変更する答申案を決定した。英語の発音に近い「ヘボン式」のつづりを基にした案になった。ローマ字の表記が改定されるのは約70年ぶりとなる。これまでは、1954年に内閣告示で定められた「訓令式」が、主に教育現場などで用いられてきた。訓令式では、「ち」を「ti」、「し」を「si」とするなど、日本語の50音図をベースにして子音と母音を規則的に配置する。しかし、訓令式は、一般的な社会生活において定着しているとは言えず、文化審議会は時代に応じたつづり方にすることを目的に、2022年から検討を進めてきた。そして今回、多くの人に浸透しているヘボン式が基本的に採用されることになった。ヘボン式では、「ち」を「chi」、「し」を「shi」と表記することになる。ネット上では、「70年ぶりの変更って、今更感が大きくて驚かされます」「ずっと記入もクレジットカードも『chi』だったので今まで『ti』だったなんて驚き」「ついに教育でもヘボン式に統一されてようやく実情に近い学習ができるようになる」といった声が上がった。その一方で、「パソコンのローマ字入力だけは、今後も訓令式もヘボン式もどちらでも入力できるように変えないでほしい」「パソコンでの入力は訓令式を使い続けます」と、特にパソコンに関しては慣れたやり方を使い続けたいと言っている人も多かった。とは言え、教育現場などでの混乱を解消するためにも、表記を基本ヘボン式に改定する今回の決定は、歓迎されるべきだろう。
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