嶺井博希
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スポーツ 2023年03月09日 15時45分
ソフトB・嶺井の死球に「わざとだろ」怒りの声 サヨナラ機での1シーンが物議、不自然なひじの動きは過去にも
8日に行われ、「8-8」の引き分けとなったオープン戦・ソフトバンク対ヤクルト戦。9回表から「9番・捕手」として途中出場したソフトバンクのプロ10年目・31歳の嶺井博希が見せたプレーが物議を醸している。 問題となっているのは、「7-8」とソフトバンク1点ビハインドの9回裏2死満塁。打席の嶺井はヤクルト8番手・柴田大地が投じた内角のシュートを見送った直後、球審の方を振り向き右肘を指さしながら死球をアピール。この様子を見た藤本博史監督はリクエストを要求し、審判団は協議の結果死球を宣告した。 協議の間に場内、中継画面にはスロー映像が流されたが、映像にはボールが嶺井の右肘にわずかに接触している様子が映っていた。ただ、嶺井はボールが体の近くまできても、右脇を空けたままで肘を引く動作は見せていなかった。 >>プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?<< 結果的には同点の押し出し死球という判定だったが、ネット上には「は? 今の嶺井絶対にわざと当たっただろ」、「内角球避けるなら普通は両わき閉めると思うんだが…」、「映像見る限り、スイングを装ってひじを出しにいってるように見えた」、「そんなセコイことするなよ、当たり方によっちゃ故障リスクもあるのに」といった批判が寄せられた。 「嶺井はDeNA時代(2014-2022)の2017年9月12日・広島戦で故意に死球を受けにいったとして物議を醸した過去があります。2回表無死満塁、胸元近くへ抜けてきた緩い変化球を左肘に受けた嶺井に球審は死球を宣告。ただ、嶺井はボールが来た際に体を背けつつも、左肘をボールの軌道上に差し出すような動作を見せており、マウンド上の広島・野村祐輔は首をかしげていました。このこともあり、今回の死球についても意図的に当たりにいったのではと疑っているファンは少なくないようです」(野球ライター) 公認野球規則では、投球が打者に当たった際のルールについて「投球がストライクゾーンの外で打者に触れ、しかも打者がこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される」、「打者が投球を避けようとしたかどうかは、一に球審の判断によって決定される」と定められている。審判団は嶺井の動作について故意ではないと判断したようだが、腑に落ちないと感じたファンもいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月12日 18時30分
DeNA・戸柱「中心で回る」 横浜のホームを守り続ける“ハマの金剛力士”の覚悟
昨年の最下位から2位へと躍進したベイスターズ。戸柱恭孝は嶺井博希と「より一層試合の中で情報共有したり、協力し合っていた。相手を抑えるために、勝つために意思の疎通をやっていけていた」と共闘していたことを明かす。経験豊富なオーバー30キャッチャー2人の、チームの勝利への貢献度は高かった。交流戦から7月まで、ほぼスタメンマスクを被った嶺井がFAでベイスターズを去った。 それでも「中心で回ってレギュラーでというのは、入ったときから変わらない。変わらずにやっていきたい」と、状況が変わろうと自分は不変と宣言。 そのためには「全部自分がレベルアップすれば、自分のためにもなりますしチームのプラスになると思う。まだまだ全然上がっていけると思いますし、自分自身もできる気持ちが強いので。現状維持だと落ちる一方。打つ方守る方、体力面も上げていきたい。全てをレベルアップできるようにキャンプまで過ごしていきたいなと思っています」と上を見続ける。 バッティングではルーキーイヤーの打率.226を超えることはなく、毎年2割前後を行ったり来たりだったこともあり「毎年打ってなかったので変えていかないと」と決心。「去年の終わりぐらいから、自分のスイングをすべて変えた。今年一年、自分の思っているスイングと打球が合ってきたかなというのはありますし、自分がやりたいことが打席でできてきた」と手応え。今シーズンは72試合出場ながら、打率.264とキャリアハイの数字を残し打撃開眼の兆しも見せる。 また大阪桐蔭高からドラフト1位で入団してくる松尾汐恩にも「すごい期待されていると思う」とし「一回り以上離れているので、何でも聞いてもらえれば、やりやすいようにやってあげられると思う」と環境面でのサポートも示唆。「僕もいろいろ盗んだり学べたりできるところがあると思うので、切磋琢磨していければ競争意識も生まれて、いい方向にいくんじゃないかなと思います」と、キャッチャーらしくチーム全体を見渡す“ハマの金剛力士”。嶺井の穴を埋めることにとどまらぬ活躍に向け、8年目も成長を続けていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月01日 20時30分
DeNA・嶺井、ソフトBの方が好条件だった? 球団が複数年契約用意もFA行使に傾くワケ
2014年のプロ入りからDeNAでプレーし、今季までに「472試合・.219・20本・126打点」といった通算成績を残しているプロ9年目・31歳の捕手・嶺井博希。1日、今季7月に取得した国内FA権を行使する可能性が高まったと複数メディアが報じた。 報道によると、嶺井は球団側から複数年契約を提示されたが熟慮の末、権利を行使する方向に傾いたとのこと。仮に宣言すれば、調査を行っていると10月17日に伝えられているソフトバンクが獲得に動くことが濃厚とも伝えられている。 嶺井は今季「93試合・.205・5本・30打点」と打率は今ひとつながら、本塁打、打点は自己最多の数字をマーク(本塁打は自己最多タイ)。守備では6月7日・日本ハム戦で今永昇太とバッテリーを組み、プロ野球史上85人目のノーヒットノーラン達成に導くリードを見せた。 >>DeNA・オースティン、早くも来季開幕絶望か 「何一つ同情できない」激怒するファンも、右ひじ再手術発表が物議<< 嶺井のFA報道を受け、ネット上には「えっ、複数年提示蹴ったの!?」、「球団は誠意を見せてると思うんだが、嶺井は一体何が不満なのか」、「他の捕手と併用されてる現状に納得いってないってことか?」、「ソフトバンクがDeNA以上の条件を用意してる以外の理由が思いつかん」といった驚きの声が相次いだ。 「嶺井が複数年提示を受けながら権利行使に傾いている理由は様々だと思いますが、現状の起用法に内心、不満を抱えている可能性は考えられます。嶺井はプロ2年目の2015年から一軍に同行していますが、当時から現在まで他捕手との併用が続いており、今季を含め出場試合数が100試合を超えたシーズンはナシ。今季取得したFAを活用し、自分を併用ではなく固定起用してくれる球団があるのか探りたい気持ちがあるとしても不思議ではないでしょう。また、先月中旬に調査報道が出ているソフトBが水面下でDeNAを上回る条件のオファーを用意する構えを見せており、これに魅力を感じたからというのも理由としてはあり得るのでは」(野球ライター) 今季年俸2700万円(推定)で、金銭・人的補償が不要なCランク(元球団の年俸上位11位以下)のFA選手である嶺井。今後の展開次第ではソフトバンク以外の球団も獲得に乗り出してくる可能性はあるが、果たしてこのまま正式宣言となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月27日 17時30分
DeNA・嶺井に「残って!」ファンやきもき FA権獲得した主力捕手の今後は
9年目のキャッチャー・嶺井博希がFA権を取得。各スポーツ紙からは出身地に近いソフトバンクが調査に出るなどの報道が出て、オフのベイスターズファンの関心事の一つとなっている。 今シーズン開幕してしばらくスタメンキャッチャーは、嶺井とともに、フレーミングと昨年からバッティングも好調な戸柱恭孝、フェルナンド・ロメロや上茶谷大河との相性のいい山本祐大らがスタメンマスクを代わる代わるかぶっていた。 しかし5月28日に戸柱がスタメン出場したのを最後に、翌日から6月22日まで18試合連続で嶺井に固定。交流戦は1試合を除きすべての試合でスタメンを張り、三浦大輔監督も「いいコンビネーション」と度々高評価するように、臨機応変な配球で投手陣を引っ張るとともに、打撃もまずまずで交流戦勝率5割で乗り切る原動力のひとつとなった。 7月に入ると東克樹、フェルナンド・ロメロには伊藤光、濱口遥大には戸柱などの起用もありスタメンは減少していったが、8月のチームの快進撃時に3回もお立ち台に上がるなど、インパクトの大きな活躍を見せ、ファンの喝采を浴びていた。 2018年の91試合出場から年々試合数を減らし続け、昨年はわずか36試合出場にとどまった。打率も.189に終わり、シーズン後半にはファーム生活も味わった。昨年の契約更改では「契約していただけるだけでありがたい」と控えめなコメントながら、オフには恒例のソフトバンクの松田宣浩らとともに自主トレで汗を流すなど鍛錬を続け、今シーズンは93試合と一気に出場機会が増加。ホームラン5本は自己最多に並び、打点30もキャリアハイと飛躍の年となった。 現在横須賀の球団施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で行われている秋季練習先行期間でも、キャッチャーとしての基礎練習や木魚の音に合わせてのトスバッティングなど、厳しい練習をこなしている嶺井博希。FAは個人の権利だが、ルーキー時代のサヨナラ打、2016年のCS、ファイナルステージへ導く決勝打など記憶に残るプレーを演じる千両役者の残留宣言を、ファンは待ちわびている。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年08月09日 11時00分
阪神戦、塁審が選手に詰め寄りアウトコール5連発!「煽ってんのか」と批判殺到、行き過ぎた審判の言動相次ぎ問題に
7月29日の後半戦スタートから約2週間が経過した今季のプロ野球。セ・パ両リーグともに、優勝・CS争いがいよいよ本格化する時期に入ってきている。 チームの勝敗や選手個々人のプレーに注目が集まるかたわら、しばしばファンの話題となっているのが試合を進行する審判。判定の是非を巡り物議を醸すケースが多いが、今季はここまでに判定でなく、態度・言動の部分で問題視された審判もいる。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 4月24日・ロッテ対オリックスでは、ロッテ・佐々木朗希に対する球審・白井一行審判の態度が問題視された。「3-0」とロッテ3点リードの2回裏2死一塁。佐々木はオリックス・安達了一にカウント「0-2」から外角ストレートを投じたが、白井審判はこれをボールと判定。さらに、この間に一走・杉本裕太郎が二盗に成功し、ピンチを背負った佐々木は苦笑いを浮かべた。 すると、白井審判は佐々木の表情を問題視したのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄る。これを見た捕手・松川虎生がすぐに制止に入ったこともあり白井審判はそれ以上のアクションを起こさなかったが、ネット上には「試合を止めてまで選手に圧かけに行くって何考えてんだ」と批判が相次いだ。 試合2日後の同月26日、NPB・井原敦事務局長は「別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をした」と審判部から報告を受けた旨を説明。同時に、白井審判に処分を下す考えはないと語ったことが伝えられた。 6月5日・DeNA対楽天では、球審を務めた秋村謙宏審判の表情が物議を醸した。「3-2」とDeNA1点リードの6回表1死一塁の場面で、バントを転がし一塁へ走り出そうとした楽天・太田光と、打球を捕球し二塁に送球しようとしたDeNA捕手・嶺井博希が接触。DeNA側は嶺井、三浦大輔監督が守備妨害ではないかとアピールしたが、秋村審判は妨害ではないと退けた後、この判定について場内アナウンスで説明した。 ただ、秋村審判は「三浦監督から太田選手のインターフェア(守備妨害)ではないかという、えー…」と途中で言葉に詰まると、苦笑いを浮かべながら「すみません」と謝罪。さらに、その直後にも「監督からの、えー…」と再度言葉に詰まり、苦笑交じりに頭を下げた。たどたどしい説明に場内からはどよめきが起こり、ネット上にも「判定はともかく球審のヘラヘラした態度がムカつく、馬鹿にしてんのか」と怒りの声が上がった。 6月29日・阪神対DeNAで話題となったのが、阪神・長坂拳弥に対する福家英登審判の過剰なジェスチャー。「2-2」と両チーム同点の2回表1死一塁。DeNA先発・石田健大は打席のガンケルに初球を投じる前に一塁牽制を挟む。一走・長坂拳弥は頭ではなく足から帰塁したが、一塁塁審の福家審判は一塁手・ソトのタッチの方が早かったとして、右手拳を上に振り上げアウトをコールした。 ところが、福家審判はこの後も一塁ベース上の長坂に近づきながらアウトのジェスチャーを4回連発。長坂は右手を振り上げながら近づいてくる福家審判に気おされたのか、三塁側の自軍ベンチの方向へ顔を背ける仕草を見せたが、ファンの間からは「何だこの塁審、長坂のこと煽ってんのか」と行き過ぎた態度だとする苦言が寄せられた。 4月28日に行われたNPBと選手会の事務折衝を伝える報道によると、以前から審判の態度に不満を持つ選手は少なくないという。NPBはMLBなどに比べると、審判への抗議が少々大目に見られている面もあるとされているが、選手側との関係性が悪化するリスクを避ける意味でも、審判は冷静、毅然とした態度で試合に臨むことを意識する必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月23日 17時30分
DeNA、正捕手争いにとうとう終止符? 扇の要に収まった嶺井の存在感
9年目のキャッチャー・嶺井博希の存在感が増している。シーズン開幕してしばらくキャッチャーは嶺井とともに、フレーミングが良く昨年からバッティングも好調な戸柱恭孝、フェルナンド・ロメロや上茶谷大河との相性のいい山本祐大らがスタメンマスクを代わる代わるかぶっていた。 しかし5月28日に戸柱がスタメン出場したのを最後に、翌日から6月22日まで18試合連続で嶺井に固定。22日終了時点で、44試合出場中スタメンは実に35試合を数え、盗塁阻止率はトップのタイガース・梅野隆太郎の.313にわずか3厘差の.310のリーグ2位の成績を残すことに成功。定評のあるバッティングは6月に入りやや下降線をたどっていたが、22日の東京ドームでのジャイアンツ戦で、今シーズンすでに2敗を喫しているCC・メルセデスから豪快な2号ホームランをレフトスタンドに突き刺し「打ったのはスライダーだと思います。しっかりと自分のスイングで捉えることができました」と再び上昇の気配も漂わせている。 守備面でも21日のゲームではファーストのベースカバーを怠らずに、オーバーランしたランナーを刺すと、22日もタッチアップでホームへスタートを切ったメルセデスに対し、ギリギリまでキャッチするそぶりを見せぬプレーで油断させるなど、扇の要としてグラウンド全体を見渡す視野の広さも目立っている。リード面でも6月7日に今永昇太のノーヒットノーラン達成をアシスト。三浦大輔監督が「いいコンビネーション」と度々高評価するように、臨機応変な配球で好結果を導き出している。 2018年の91試合出場から年々試合数を減らし続け、昨年はわずか36試合出場にとどまった。打率も.189に終わり、シーズン後半にはファーム生活も味わった嶺井。近代野球では併用が当たり前になっているキャッチャーのポジションを、不動のレギュラーとしてチームを引っ張っていく存在となるのか注目だ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年06月06日 19時30分
プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?
5日に行われたDeNA対楽天戦。「5-6」でDeNAが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがDeNAのプロ9年目・31歳の嶺井博希のプレーを巡る判定だった。 「3-2」とDeNA1点リードの6回表1死一塁。捕手・嶺井は楽天・太田光がバントした打球を捕球し二塁に送球しようとしたが、この際に一塁に走り出していた太田と接触。嶺井は二塁送球を取りやめ、太田を指差しながら秋村謙宏球審に守備妨害ではないかとアピールした。 しかし、秋村球審は他3名の塁審と共に協議を行った上で嶺井のアピールを認めず。これを受け、DeNA・三浦大輔監督がベンチを飛び出し審判団に抗議するも、それでも守備妨害は認められず試合は1死一、二塁で再開された(記録は犠打失)。 >>DeNA・山本に「わざとだろ」怒りの声 膝元の変化球に当たりに行った? 不可解なプレーに解説も呆れ<< この判定を受け、ネット上には「え? 今の交錯は守備妨害じゃないの?」、「太田が勝手にぶつかってきたのにお咎め無しは誤審ではないか」、「これエラー扱いにされたら嶺井としてもたまったもんじゃないな…」と疑問の声が相次いだ。 野球規則では「走者が打球を処理しようとしている野手を避けなかったか、あるいは送球を故意に妨げた場合」は守備妨害にあたると定められている一方、「捕手が打球を処理しようとしている時に、捕手と一塁へ向かう打者走者とが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったとみなされて何も宣告されない」という一文も記載されている。今回の審判団は後者のルールにのっとり守備妨害を認めなかったものと思われるが、それでも判定に納得できなかったファンも少なからずいたようだ。 一方、ファンの間では「判定よりも球審の顔がムカつく、馬鹿にしてんのか」、「半笑いで場内説明する球審はマジで腹立った」、「判定自体はまあしょうがない、でもその後のヘラヘラした態度は許せない」と、判定内容以上に秋村球審の態度を問題視するコメントも多数みられた。 「三浦監督の抗議を退けた秋村球審は、その直後に守備妨害ではないとした判定について場内アナウンスで説明。ただ、秋村球審は『三浦監督から太田選手のインターフェア(守備妨害)ではないかという、えー…』と途中で言葉に詰まると、苦笑いを浮かべながら『すみません』と謝罪。さらに、その直後にも『監督からの、えー…』と再度言葉に詰まると苦笑交じりに頭を下げ、場内からはどよめきが起こっていました。このこともあり、判定内容以上に秋村球審の態度に不満を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 試合後の報道では、秋村球審が説明時に苦笑いを浮かべた理由について何かコメントしたとは特に伝えられていない。ただ、理由がどうであれ多くのファンのひんしゅくを買ってしまったことは確かなようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月26日 17時55分
DeNA・嶺井、今年は一味違う? プロ9年目の“島人捕手”が魅せる攻守での輝き
9年目のキャッチャー・嶺井博希。今シーズンは開幕一軍スタートを果たし、4月1日に一度登録が外れるも、同ポジションである伊藤光のけがや、戸柱恭孝のコロナ感染もあり12日には再登録。そこからはここまで15試合でスタメンマスクを被り、扇の要として機能している。 印象的な働きを見せたのは5月4日、先発・大貫晋一を巧みなリードで引っ張り、自らも横浜スタジアムで初のお立ち台に立つ活躍を披露。5月17日にはけがから復帰した今永昇太に対し、ストレート中心の配球でドラゴンズ打線を押し込み完封勝利をアシスト。22日のスワローズに敗れた試合でも、苦しい投球となっていた有吉優樹にカーブを多投させ、相手打線の目先を変える苦心のリードは、経験に基づく熟練の技を感じさせた。 交流戦に入ると初戦先発出場し「嶺井が入りにカーブを使ったり、両コーナーをうまく要求しながらやってましたね」と先発・今永昇太へのリード面が評価された。またタイムリーヒットも放ち「バットでもしっかりと食らいついて逆方向。しぶとさが非常に活きたと思います。いい当たりは全部ファールになってましたけど」と絶賛の中にもイジりが入るところは愛されキャラの証拠。2戦目、沖縄尚学高時代にバッテリーで全国制覇、亜細亜大でもリーグ優勝を果たした一級上の先輩・東浜巨とプロ初対戦で見事にレフト前に運び塁上で笑顔。バント守備でも好フィールディングでピンチの芽を摘むなどキラリと光るプレーが目についた。 今シーズンはここまで打率.275と昨年の.189から大きくジャンプアップ。もともと魅力の打撃は確実性も増し、盗塁阻止率も.273と及第点の数字を残している。2015年にCSでファーストステージを勝ち抜ける決勝打を、ルーキー時代も交流戦でサヨナラヒットを放つなど、ファンの記憶に残る一打を度々魅せてくれる嶺井博希。暑くなる季節とともに、島人キャッチャーの存在感も増していきそうだ。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年03月07日 18時30分
DeNA・嶺井が正捕手争いに名乗り! 遅れてきた島人がオープン戦でアピール中
9年目のキャッチャー・嶺井博希が上昇気流に乗りそうな勢いを見せている。昨年の9月に右肘のクリーニング手術を受け、年明けの自主トレ中には新型コロナに感染。春季キャンプもファームスタートと出遅れていたが、キャンプも終盤に差し掛かった2月25日、遅ればせながら一軍に合流した。沖縄でのオープン戦ではノーヒットに終わったが、27日は伊勢大夢、入江大生、田中健二朗を巧みにリードし、ジャイアンツ打線を無失点に封じた。 3月に入って本拠地・横浜に戻っての初戦、先発でマスクを被り初打席でセンター前ヒットをマークし、スターターの坂本裕哉を強気にインコースを要求する好リードで無失点ピッチングを引き出すと、6日のバファローズ戦では6回の守備から出場。「キャンプからファームで一緒に頑張っていた」と思い入れのある、プロ入り初の一軍登板の石川達也とバッテリーを組み、杉本裕太郎に対してはストレートで押し込んだ後に変化球を続け、太田椋には一転ストレートで攻め続けるなど、的を絞らせない好リードで2回無失点ピッチングをアシストすることに成功した。 またこの日はバットでもアピール。6回からマウンドに上がったバファローズの小木田敦也は150キロを超えるストレートを武器に、売り出し中の知野直人、長打が魅力の伊藤裕季也から連続三振を奪う調子の良さを見せていたが、嶺井はアウトコース低めの151キロストレートに対して素直にバット一閃。打球はライトに向かってぐんぐんと伸びそのままポール際で弾み、貴重な中押し点となるソロホームランを放つなど攻守でチームの勝利に貢献した。 2015年にCSでファーストステージ勝ち抜きを決める決勝打を、ルーキー時代も交流戦でサヨナラヒットを放つなど、ファンの記憶に残る一打を度々魅せてくれる嶺井。遅れてきた島人が、熾烈を極める正捕手争いに割って入る。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年04月09日 17時30分
パズルに英語にオンライン飲み会? DeNA、緊急事態真っ只中で選手たちが行っているリラックス法とは
7日には遂に政府から緊急事態宣言が発令され、ますます開幕が闇の中へ引きずり込まれた感が強まったプロ野球界。ベイスターズは早くから合同練習を取り止め、自主練習に切り替えた。更に一軍、二軍、寮生と分割し、場所や時間もなるべく被らないようにするなどの対策を練り、感染対策を徹底している。もちろん選手、スタッフともに原則外出禁止の処置が取られており、精神面でも調整が難しい局面を迎えている。 そんな厳しい状況の中、選手たちは各々工夫して有意義な時間を過ごしているようだ。今のところローテーション入りが確実な濱口遥大や、ポジション奪取が期待される柴田竜拓は動画で野球の勉強に費やし、選手会長でもある石田健大は動画でフォームチェックのほか、人気海外ドラマ「プリズンブレイク」や、アニメ「ハイキュー!!」などでリラックス。更に英単語アプリ「mikan」を利用して英語の勉強に励むなど、意識の高さも垣間見えた。 昨年ルーキーで7勝を挙げた寮生の上茶谷大河は、開幕に向けてモチベーションの維持を保ちながらも、オンとオフの切り替えを重要視。部屋ではゲームでリラックスを心掛けているようだ。同じく2年目で寮生の、昨年4ホームランを放ったスラッガー・伊藤裕季也は、夕食後のウエイトトレーニングと素振りはルーティンワークとして欠かさず、部屋でも体幹トレーニングを行っているそうだ。余暇はTwitterで“もののけ姫”のジグソーパズルを完成したのを投稿したように、趣味のパズル作りに没頭してリラックスしていると明かした。 ユニークなのは嶺井博希で、出身地・沖縄の友人や石田健大らとビデオ通話しながらお酒を楽しむ“オンライン飲み会”でリラックス。今後は大好きな泡盛に合う料理にも挑戦したいと、島人らしく前向きに向き合っているようだ。 本来であれば開幕し、5球団と一通り当たったはずであったが、未だに開幕が何時になるのか分からない状況は続いている。見えないウイルスへの恐怖でのストレスや、厳戒態勢での閉塞感で息苦しい世の中だが、選手は来たるべき時に備え、各々が自分を磨くと同時に、上手にリラックスもしているようだ。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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