小沼健太
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スポーツ 2023年07月04日 11時00分
巨人の石川トレード放出、ロッテ側が持ち掛けた?“ポスト坂本”の人材難はますます深刻化か
対照的なトレードだ。双方の思惑が一致した交換トレードであることは間違いないが、千葉ロッテ側からは「即スタメンもあり得る」と“歓迎の声”が聞かれ、巨人サイドから出たのは「とにかくリリーフ陣を厚くしたい」の“期待論”だった。 7月3日、巨人、千葉ロッテ両球団から外野手・石川慎吾と投手・小沼健太の交換トレードの成立が発表された。 「5月中旬にオリックスから鈴木康平を獲り、つい先日、WBCパナマ代表左腕のバルドナードを獲得した。短期間で3人のリリーバーを加入させるのは珍しいこと」(プロ野球解説者) 珍しいことなのは間違いないが、原辰徳政権下では初めてではなかった。2019年6月からの約1か月間で3人の投手をトレード補強している。 >>巨人・高梨、阪神戦後のSNS投稿に「煽ってんのか」と批判 近本に死球も反省の色ナシ?<< しかし、複数の関係者の話を総合すると、今回のトレードを仕掛けてきたのは、ロッテ側だったようだ。 「石川はファームで3割5分8厘、出塁率4割強と絶好調なんですよ。『使わないのなら、是非!』と各球団が羨望の眼差しで見ていました」(スポーツ紙記者) 複数球団からトレードの申し込みがあり、巨人側は交換要員のリストを見て、千葉ロッテとの交渉を進めたのかもしれない。 とは言え、このトレードはすんなりとまとまったものではないようだ。石川に“未練”があったらしい。 「交渉中、坂本勇人の戦線離脱が重なりましたからね」(球界関係者) 坂本が負傷したのは、6月23日の広島戦。1回表、二塁への内野安打で一塁ベースを駆け抜けた際に右足を痛めたのだが、同試合を含めた「坂本離脱後のチーム成績」は2勝4敗1分け。チームの精神的支柱であることは今さらだが、同時に「1番バッター不在」となってしまった。 原辰徳監督は重信慎之介、オコエ瑠偉、吉川尚輝、ブリンソンをテストしたが、チームの勝利には直結していない。データ上だが、今季、坂本が1番を務めた試合は7勝3敗、離脱後に負けが込んできたわけだから、チームを立て直すには「新1番バッター」を見つけ出さなければならない。 「打撃好調の石川を昇格させ、1番で起用する案も出ていたんです」(前出・同) 「リーダー坂本」の代役が務まる選手はいないが、石川は性格も明るく、チームに新しい風を吹き込んでくれたかもしれない。こんな情報も聞かれた。 「昨年オフのチームの補強ポイントは『右バッター』でした。石川は右打ちで長打も期待できますが、ドラフト1位で浅野翔吾を指名し、2位でも右打ちの外野手・萩尾匡也を獲りました。オコエ、ブリンソンも獲得しましたので、実戦起用の優先順位で言うと、石川はずっと後の方になってしまい…」(前出・同) 新1番バッターとして、萩尾を再テストするとの情報も聞かれた。ファームでの成績は石川の方が上だ。今回のトレードは石川にとってようやく巡ってきたチャンスとも言えそうだ。 長身から剛速球を投げ下ろす小沼の将来性に期待する声も少なくない。中継ぎ投手を増員する希望は叶ったが、失うものも大きかったのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月23日 11時30分
ロッテ育成の小沼健太、佐藤奨真両投手を支配下登録!「携わった皆様に感謝の気持ちで一杯」
千葉ロッテマリーンズは22日、育成の小沼健太投手、佐藤奨真投手と支配下選手契約を結んだと発表した。 新背番号が50となった小沼は「シンプルに嬉しいです。待っていた日が来たという感じです。ここまでの期間、沢山の人の支えのおかげでここまで来れたと思っていますので、携わった皆様に感謝の気持ちで一杯です。これからは、もっともっとプレッシャーのかかる場面で投げさせていただけるようにしないといけないので、しっかりと気持ちを入れて頑張りたいです。自分の中では、ここまでの間でストレートの強さをアピールすることが出来たかなと思います。ストレートで打者に向かっていける投球をこれから見せていけるように日々、精進していきます」とコメントし、新背番号が64となった佐藤(奨) は「素直に嬉しいです。自分はストレートのスピードが130キロ台と速くないのですが、緩急や間をしっかりと使うことでボールを押し込んで打者を抑えていきたいと思っています。今シーズン、一軍戦力となれるように気持ちを引き締めて頑張っていきます」と即戦力として活躍する意気込みを語っている。 またロッテは、29日のホーム開幕戦である福岡ソフトバンク戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)に合わせて、ZOZOマリンスタジアム外周三塁側「やしのきエリア」のライトアップを行う。ライトアップは球場外周の環境整備を目的としたZOZOマリンスタジアム ボールパーク化プロジェクトの一環として実施され、子ども向けのキャッチボール用人工芝エリア「マリンひろば」の通年開放なども同時に開催。千葉ロッテマリーンズでは、2019年に千葉県、千葉市と三者でZOZOマリンスタジアム及びその周辺の活性化に向けた基本協定を締結し、野球観戦だけでなく、様々な体験を楽しめる「ボールパーク化」を進めている。今回のZOZOマリンスタジアム ボールパーク化プロジェクトで、やしのきエリアライトアップでは、外周三塁側のヤシの木(計7本)に照明を設置。通常時は公園の街灯として使用。試合開催日は球場壁面LEDと連動し様々な色にライトアップする照明演出を実施するなど、今後もZOZOマリンスタジアム ボールパーク化プロジェクトとして更なる取り組みも検討中とのこと。(どら増田 / 写真は球団提供)
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