スポーツ 2022年01月11日 22時30分
新日本vsノアでザック・セイバーJr.がかつての師匠と対戦「ヨシナリ・オガワは史上最高のレスラー」
新日本プロレスは8日、神奈川・横浜アリーナで、『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』を開催した。同大会は約5年ぶりとなるプロレスリング・ノアとの団体対抗戦が開催されるとあって、チケットは前売りの段階で完売している。 第7試合は、かつてノアに所属していたザック・セイバーJr.&金丸義信組が、ノアの重鎮タッグであるGHCタッグ王者の丸藤正道&GHCジュニアタッグ王者の小川良成と対戦。ザックはかつての師である小川と高度な技術戦を展開。若手時代から切磋琢磨してきた金丸と丸藤も、意地を剥き出して激しくやり合った。終盤、金丸のウイスキー攻撃を切り抜けた丸藤は、虎王の乱れ打ちから不知火につないでカウント3。ノアが鈴木軍となったかつての盟友を倒した。 バックステージで丸藤は「見ての通りだ。あぁ。まぁ懐かしい空気も確かに感じたけど、オイ金丸先輩、どうした!オイ!どこ行っちゃったんだ、金丸義信は?なぁ。オイ、一つだけ、大先輩にひと言もの申す。酒は、飲むもんだ」と金丸に忠告。 ザックは「ナツカシイナー。(以下英語)『WRESTLE KINGDOM』でニュージャパンのリングだけど、またあのグリーンのマットに立ってる感じがした。舟に戻ってきたような感覚だったよ。俺が初めて来日したのは23歳の時で、当時はノアにいた。(ノアで過ごした時間は)俺の人生の中で最も大事な経験だ。4年半、プロレスリング・ノアの道場で過ごした。中でもヨシナリ・オガワとタッグを組んでいた2年半は俺にとって一番大事な思い出だ。彼は史上最高のレスラーの一人だよ。そう思わない奴がいたら、間違いなくバカだ。それだけじゃない、彼は俺が出会った中で最も性格が良い人なんだ。彼のタッグパートナーとして活動していたことを俺は一生嬉しく思い続ける。2年半の中で俺は彼から本当にたくさんのことを教わった。彼には借りがある。でも俺もこんなに成長した!ザッキー・ビッグ・テッカーズ!プロレス界最高のテクニカルレスラー!誰も俺のレベルには届かない。トーキョードームでタッグ王座から陥落したからって、俺の実力を甘く見るなよ。この俺が世界一だってことをもう一度オマエらにしっかり思い出させてやる。それから…ヒサシブリ、マルフジ。マルとはまだ一度しかシングルで当たったことはない。GENIUS OF THE ARK(方舟の天才)…その通りだよ。でも俺はザッキー・ビッグ・テッカーズ。イイネ。世界最高のテクニカルレスラー vs GENIUS OF THE ARK、どうだ?(日本語で)オモシロイネ。オモシロイ」とノア時代の師匠、小川良成との思い出を語るとともに丸藤とのシングルを熱望していた。◆新日本プロレス◆『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』2022年1月8日神奈川・横浜アリーナ観衆 7077人▼タッグマッチ(30分1本勝負)ザック・セイバーJr.&●金丸義信(15分20秒 体固め)丸藤正道○&小川良成※不知火(どら増田)