大鵬
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スポーツ 2023年01月01日 11時00分
大相撲、2023年初の大関昇進は若隆景? 正代・御嶽海に取って代わるか、“関脇以下最多勝”達成で期待高まる
2022年11月場所(同月13~27日)で大関・正代が関脇に転落、関脇・御嶽海が特例での大関復帰に失敗したことで、2023年1月場所は125年ぶりに1横綱(照ノ富士)・1大関(貴景勝)となる大相撲。ふがいない元大関たちに代わる新大関の出現が早急に求められている状況だが、有力候補の1人として期待が集まっているのが関脇・若隆景だ。 2022年の若隆景は「12勝3敗」で初優勝した3月場所を含め、11月場所前までに幕内トップの49勝をマーク。11月場所は「8勝7敗」とギリギリ勝ち越しだったが、2位で追っていた関脇・豊昇龍、平幕・琴ノ若(どちらも55勝)を振り切り、57勝で単独での年間最多勝力士となった。 >>大相撲、阿炎優勝の裏で誤審発生? 舞の海氏ら解説陣も疑問、阿武咲戦での物言いナシが物議「取り直しが妥当だろ」の声も<< 関脇以下の力士が年間最多勝となったのは、年6場所制が定着した1958年以降では若隆景が4人目。1人目は1960年の関脇・大鵬(元横綱/66勝)、2人目は1992年の関脇・貴花田(元横綱・貴乃花/60勝)、3人目は2019年の小結・朝乃山(元大関・現十両/55勝)という顔ぶれだ。 4名の年間最多勝獲得はいずれも当時の横綱・大関陣が今ひとつだったことが主要因ではあるが、それでも若隆景より前の3名は全員翌年に大関に昇進し、前年の最多勝が決して偶然ではなかったことを自ら証明している。大鵬に至っては新大関で迎えた1961年1月場所から5場所連続2ケタクリア、7~9月場所では連続優勝を記録し一気に横綱昇進という離れ業をやってのけた。 過去3名が全員結果を残していることもあり、若隆景についても2023年の大関昇進を期待するファンは多い。もちろん、本人もそのつもりで1月場所から全力で取組に臨むだろうが、昇進実現には立ちはだかる課題も少なくはない。 2022年の若隆景は年6場所全て勝ち越しと一定の安定感を示したが、序盤5日間に限っては6場所中4場所で負け越し(計14勝16敗・勝率.467)を喫している。6日目~千秋楽の成績(43勝17敗・717)と比べても、序盤の相撲に弱みを抱えているのは一目瞭然だ。 2017年3月の入門から2020年3月まで若隆景を指導した先代荒汐親方(元小結・大豊)は『日刊ゲンダイDIGITAL』(2022年10月13日付)の記事内で、「なぜ序盤で星を落とすのか、私にもよく分からないのがもどかしい」と、若隆景が序盤に弱い理由は元師匠の立場でも分からないとしている。それでも、取りこぼしのリスクを少しでも減らすために序盤は毎日仕切りの間合いを変える、場合によっては注文相撲も辞さないといった工夫を施す価値はあるだろう。 また、若隆景は慎重181センチ・体重130キロと幕内では小柄な部類ということもあってか、相手の突き押しを跳ね返せないまま屈する相撲も少なくはなかった。11月場所でも初日の平幕・高安戦で立ち合いかち上げからの強烈な突きを止めきれず敗戦という一番があったが、圧力に負けない馬力を得るためにさらなるビルドアップも求められるところだろう。 2023年1月場所で14勝以上をマークすれば、三役で直近3場所33勝以上という大関昇進目安をクリアする若隆景。14勝は厳しいにしても、3月場所以降に望みをつなげるために最低でも2ケタ10勝は欲しいところだが、貴乃花らに続く大関昇進を今年実現させることは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月14日 11時00分
横綱・白鵬が休場続きでも引退しないワケ あの大横綱にも原因が? 3月場所に更新がかかる大記録とは
2020年7月場所から2021年1月場所にかけ、4場所連続で本場所を休場している横綱・白鵬。11日、その白鵬が14日から始まる3月場所への出場を明言したことが複数メディアにより伝えられた。 3場所連続休場となった2020年11月場所後、横綱審議委員会(横審)から内規で定められている決議の中で2番目に重い「注意」を受けた白鵬。さらに、翌場所は場所前に新型コロナに感染したことで休場するはめになったが、3月場所に向けては「連覇をめざして15日間取り切る」と並々ならぬ意欲を語ったという。 >>5場所連続休場の鶴竜に師匠激怒? 稽古中にまさかの故障、「引退するしかない」愛想を尽かしたファンも<< ただ、3月場所は昨年まで2連覇を果たしている白鵬だが、これを含めても近年の成績は寂しい。白鵬は年6場所中4場所を休場(途中休場含む)した2018年ごろから休場が目立つようになってきたが、同年1月場所から2021年1月場所までの優勝回数はわずか4回。また、全15日を皆勤した場所も6回と明らかに衰えを隠せなくなってきている。 白鵬は3月場所出場を明言した11日に36歳の誕生日を迎えたが、平成以降の横綱ではこの年になるまで現役を続けた力士はいない。一部ファンからは「なぜこの年まで横綱、現役の座にしがみついているのか」と衰えを押して現役を続ける理由を気にする声も挙がるが、その一因として考えられる人物がいる。それは2013年1月にこの世を去った元横綱・大鵬さんだ。 白鵬は2000年に角界・宮城野部屋に入門し現在のしこ名を与えられたが、本人は過去のインタビューで「白鵬」のしこ名は大鵬さんがライバル横綱・柏戸さんと共に角界を盛り立てた「柏鵬時代」に由来していると明かしている。また、命名後も「大鵬さんのような力士になりたい」という思いで鍛錬を積み重ねたという。 大鵬さんを目標に2007年5月場所後に横綱昇進を果たした白鵬は、現在までに数々の記録を更新。それまで大鵬さんが保持し“不滅の金字塔”と呼ばれた史上最多優勝回数(32回)も、本人が亡くなる直前に自分が記録を塗り替えると直接伝え、その後2015年1月場所で言葉通り更新してみせた(現在は44回)。 ただ、その白鵬が現在に至るまで更新できていない大鵬さんの大記録がある。それは昭和以降の力士では歴代最高勝率である「.827」(872勝182敗)という記録。白鵬は入門から先場所までに本場所で「1170勝246敗」をマークしているが、勝率は「.826」とわずかに1厘劣っている状況だ。 ただ、迎える3月場所で「14勝1敗」以上の成績をマークすると、長年手が届かなかったこの記録を更新することができる。極めてハードルが高い数字であることを考えると、白鵬がこれまで長期休場を続けてきたのは、この数字を確実にクリアできるよう状態を万全に整えたかったからという見方もできるだろう。 また、可能性は低いだろうが仮に数字をクリアし“大鵬超え”を果たした場合、場所後に引退して最高勝率記録を確定させることも考えられる。なお、白鵬は11日に年寄名跡「間垣」の取得にめどがついたと伝えられているため、引退後の立場はとりあえず保証されているといえる。 後輩横綱・鶴竜が休場を表明したため、一人横綱として3月場所に臨む白鵬。果たして“大鵬超え”はなるのか、そして超えた場合の去就はどうなるのか。14日の初日から要注目といえそうだ。文 / 柴田雅人
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