坂倉将吾
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スポーツ 2023年04月27日 15時30分
広島・坂倉、中日戦の守備ミスに「捕手失格」ファン激怒 同僚の故障招いた後逸に批判、球界OBから原因指摘も
26日に行われ、広島が「3-6」で敗れた中日戦。「6番・捕手」で先発した広島のプロ7年目・24歳の坂倉将吾の守備が物議を醸している。 >>広島・新井監督、インスタフォロワー10万も「ガラケーしか持ってない」? 他球団監督も驚き、TV座談会での発言が話題<< 問題となっているのは、「2-2」と両チーム同点の4回表2死三塁でのこと。マウンド上の先発・大瀬良大地は、打席の岡林勇希に初球カーブを投じる。コースはベース板の真ん中付近、高さは岡林のひざ下付近と特に変わった軌道ではなかったが、坂倉はミットに当てながら捕り損ね後ろにそらしてしまった。 坂倉はバックネット方向へ転がったボールを慌てて追いかけ捕球すると、スライディングしながら本塁ベースカバーに入った大瀬良に送球。ただ、後逸と同時に本塁へ突入してきた三走・木下拓哉をアウトにはできず勝ち越し点を許す結果となった。 2死走者無しとなった後、大瀬良は岡林を二ゴロに打ち取り最少失点で4回表の投球を終える。しかし、大瀬良はベースカバーの際に左太もも裏を痛めておりこの回限りで降板。試合後の報道では、本人が「そんなに深刻と捉えていないが、検査の結果次第」とコメントを残したことが伝えられている。 坂倉の後逸を受け、ネット上には「今のパスボールヤバすぎ、捕手失格レベルだろ」、「あんな普通のボール球捕れないようならマスク被る資格ないぞ」、「すっぽ抜け、ワンバンならまだしも、ノーバンを逸らすのは話にならない」、「勝ち越し点に加えて大瀬良の負傷まで誘発してるのは本当に最悪」といった怒りの声が相次いだ。 ファンから非難される坂倉の後逸について、同戦でラジオ解説を務めた天谷宗一郎氏(元広島)は「何とかフレーミング(際どい球を審判にストライクと判定させるための捕球技術)でストライクに見せようって思いが(出すぎて)、捕球する前にグラブを上げてしまった」と、捕球よりもミットを動かす意識が強かったためではと指摘している。一打勝ち越しのピンチだったこともあり、坂倉としてはストライク先行で打者を攻めたかったようだが、結果は完全に裏目に出てしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月01日 19時30分
プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議
7月31日に行われ、中日が「6-5」で勝利した広島戦。球審・津川力審判の判定変更がネット上で物議を醸している。 「6-5」と中日1点リードの9回裏2死一、三塁。中日6番手・R.マルティネスは打席の坂倉将吾に対し、カウント「1-2」からの4球目にスプリットを投じ空振りを奪う。津川審判も三振をコールし試合終了かと思われたが、坂倉は右手でバットの先端を触りながらファールをアピールし、直後には佐々岡真司監督もベンチを飛び出し抗議した。 すると、津川審判は近寄ってきた他の審判と少し言葉を交わした後、三振からファールへ判定を変更。これを見て今度は立浪和義監督がベンチを飛び出し抗議したが、津川審判は再度判定を覆すことはせずに試合を再開した。 >>中日・立浪監督の謝罪が物議「舐めた補強した方も謝るべき」の声も 昨季と変わらぬ貧打は球団にも責任か<< 野球規則では「審判員が、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって、他の審判員の意見を求めることはできる」、「審判員が協議して先に下した裁定を変更する場合、審判員は、走者をどこまで進めるかを含め、すべての処置をする権限を有する」と、審判員同士の協議を経た上での判定変更は認められている。今回の場面では他の審判が三振の判定に意見を述べ、津川審判もこれを受け入れ判定変更に至ったようだ。 この判定変更を受け、ネット上には「今の判定変更は納得できない、せめてリプレー映像ぐらいは確認しろよ」、「その場で簡単に判定覆したのは疑問、スローで見てもはっきりとは分からないレベルだったのに」、「百歩譲ってファールだったとしても、捕手はその球を直接捕球してたようだからいずれにしてもアウトでは?」といった批判が寄せられた。 判定変更に対する不満が集まる中、判定変更後の津川審判の態度も問題視されている。立浪監督から抗議を受けた津川審判は三本間の位置で同監督に説明をしたが、その最中に本塁から近づいてきた中日捕手・木下拓哉に対し、何かを口走りながら左手で強く制止するようなジェスチャーを見せる。これを受けたファンの間から「判定変更だけじゃなく、木下に偉そうな態度とったのも気に食わん」といった意見も散見される。 試合再開後の中日は一走に二盗を許し2死二、三塁と一打サヨナラのピンチを迎えるも、R.マルティネスが坂倉を投ゴロに打ち取り試合終了。かろうじて白星はつかんだものの、後味の悪さが残る試合になってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月25日 20時30分
広島・佐々岡監督に「誰かを決めた方がいい」 球界OBが捕手併用に疑問、「育成のチャンスと捉えるべき」ファンも同調
野球解説者の高木豊氏が24日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上の広島ファンの間で話題となっている。 今回の動画で高木氏は、6月25~27日の試合において勝利の鍵となるポイントを球団ごとに解説。中日の勝敗を左右しそうな打者や、状態が懸念されるロッテの打者などについて語った。 その中で、高木氏はセ・リーグ5位の広島が捕手を併用している点に着目。広島は正捕手・會澤翼が左脚負傷により16日に抹消され、同日以降は坂倉将吾、石原貴規の2捕手が併用されている。ただ、高木氏は「扇の要って守備では一番大事なところ(ポジション)だと思う。だから誰(を使う)かを決めた方がいい」と併用をやめ1人を固定した方がいいのではと主張した。 高木氏は続けて、「捕手はグラウンド上の監督ってよくいわれてる(けど)、その監督がコロコロ代わるようだとチームが落ち着かない」と発言。捕手は投手へのサイン指示、内外野への守備位置指示、相手走者の盗塁阻止など様々な役割を担うポジションだが、その捕手が逐一代わっているようだと守備に綻びが出るのではと指摘した。 また、高木氏は「俺は坂倉でいってほしい」と固定するなら坂倉が望ましいともコメント。ただ、坂倉を推す理由や固定で見込まれるメリットについては言及しなかった。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに今の運用は會澤がいない間のその場しのぎのようにも感じる」、「捕手毎に配球のクセなんかもあるだろうし、併用だと固定に比べてやりづらさがあるというのは理解できる」、「佐々岡(真司)監督は會澤不在を育成のチャンスと考えて、これと決めた捕手を固定起用するべきだ」、「自分も打率が高くてスタメン時勝率もまだマシな坂倉を固定してほしい、なんなら會澤帰って来ても使い続けてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「現在併用されている坂倉と石原の両名ですが、スタメン時勝率は坂倉が『.400(8勝12敗3分)』、石原が『.111(1勝8敗2分)』と坂倉が大きく上回っています。また、打撃成績も坂倉が『.322・1本・17打点』、石原が『.239・1本・5打点』と大きな差があるため、高木氏だけでなくファンも坂倉の固定を望んでいるようです。なお、正捕手の會澤がスタメン時勝率(.333/7勝14敗3分)、打撃成績(.278・2本・10打点)共に坂倉を下回っていることから、坂倉を固定するなら會澤の復帰後も続けてほしいという意見も散見されます」(野球ライター) 25日・中日戦では、坂倉をスタメン捕手として起用している佐々岡監督。今後の試合でも坂倉を固定し続けるのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年04月21日 19時40分
広島・森下、制球力の高さが敗戦を招いた? 捕手の後逸きっかけの失点、谷繫元監督らの不可解な擁護に賛否
野球解説者の谷繁元信氏(元中日監督)、平松政次氏(元大洋)が、20日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では、ヤクルトが「2-1」で勝利した同日のヤクルト対広島戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、勝敗を分ける結果となった広島のバッテリーミスを問題視した。 投手・森下暢仁、捕手・坂倉将吾の広島バッテリーにミスが飛び出たのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた7回表1死二塁。森下は打席のヤクルト・川端慎吾に初球ストレートを投じたが、これがベース上でワンバウンドするボール球となり坂倉が後逸(記録は暴投)。これにより1死三塁と状況が変わり広島内野陣は前進守備を敷いたが、森下はその後川端に5球目のストレートを捉えられ、一、二塁間を破る決勝のライト前タイムリーを浴びた。 このバッテリーミスについて、谷繁氏は「(坂倉は)まさか森下がストレートをあそこに投げるという感覚が多分ないんですよ。予想もしていなかった(ように見えた)んですよ。(構えた)ミットも真逆ですからね」と指摘。森下の制球力の高さゆえ、坂倉に「構えたコースから大きくそれたボールは来ないだろう」と思わせてしまったのではないかと指摘した。 谷繁氏の後に話を振られた平松氏は「(坂倉は森下が)まさかワンバウンド投げる投手とは思ってない(ようなプレーだった)」と谷繁氏に同調した上で、「あれを止めててランナー二塁(のまま)ならライト前ヒットはないですよ。だから大きなミスですね」とコメント。ミスで三塁進塁を許していなければ前進守備をする必要はなく、川端のタイムリーも内野ゴロに終わっていた可能性があると主張していた。 >>広島・小園の一軍合流で首脳陣の“失言”が蒸し返される? 登録見送りに「呼ぶだけ呼んで使わないのでは」と懸念も<< 両氏の発言を受け、ネット上には「確かに坂倉は完全に予想外の球が来たみたいなそらし方だった」、「グラブを下からじゃなく上から出して止めにいってたし、意図してない球に相当慌ててたことがうかがえる」、「坂倉はこれを機に構えたところ以外のコースも意識するように取り組んでほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「制球の高さが坂倉のミスを誘発したってどういう考え方だよ、森下がワンバン投球したのが全ての原因だろ」、「今日の森下は言うほどコントロール良くないし、坂倉の気持ちの問題というよりはサインミスが原因じゃないのか?」、「そもそも森下のことを制球いいって言ってるのも分からない、四球もそんなに少ないわけじゃないのに」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「バッテリーミスがきっかけで敗戦投手となってしまった森下ですが、この日は荒れ球や逆球が目立ち、今季ワーストとなる4与四球を記録するなど制球の不安定さを露呈していました。そのため、森下の制球力の高さが坂倉のミスにつながったという谷繁氏、平松氏の主張を疑問に思っているファンは少なくないようです。なお、森下は昨季の与四球数がセ・リーグで規定投球回数に達した6投手中ワースト3位(32個/1試合平均1.78個)で、今季も20日終了時点でリーグワースト4位(11個/同2.75個)のため、そもそも制球にひいでた投手ではないという意見も散見されます」(野球ライター) この日の敗戦で「10勝10敗1分・勝率.500」となり、ヤクルトに抜かれリーグ4位に転落した広島。エース・大瀬良大地が故障離脱中の状況で、昨季10勝の森下まで勝てないとなると、今後しばらくは厳しい戦いをしいられるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月16日 11時30分
広島・長野にレギュラー落ちの危機? 未来の正捕手争いが波及、他のポジションも巻き込み競争は激化か
短時間の練習ではあったが、「広島らしさ」が伝わってきた(4月15日)。 広島は、チームを午前と午後に分けている。これはどのチームでも新型コロナウイルスの感染防止のために行われているが、興味深かったのは、若手捕手の坂倉将吾の盗塁阻止の二塁送球練習だった。練習後、昨季のセ・リーグ盗塁王の阪神・近本、東京ヤクルトの山田らをイメージして投球したことを明かしていた。 この練習を見て、ハッキリしたことが一つ。坂倉は捕手に専念するようだ。これに、新人の宇草孔基外野手(ドラフト2位、法政大学)の猛アピールが重なってくる。宇草はキャンプこそ一軍帯同だったが、オープン戦途中からは二軍で調整を続けていた。ここ数日は、打撃練習で快音を響かせ、首脳陣の目を惹き付けているという。 「宇草は東京六大学リーグでは強打の外野手として知られていました。4年春のリーグでは打率3割強、4本塁打をマークしてベストナインにも選ばれています」(アマチュア野球担当記者) 坂倉は好打の強肩捕手として日大三高からドラフト4位指名された(16年)。「将来の正捕手候補」と目されていたが、翌17年のドラフトで、広島は地元出身の中村奨成を1位指名した。同年夏の甲子園大会で“全国ネーム”となっていたため、未来の正捕手争いは中村有利とされているが、前任の緒方孝市監督も坂倉の才能を惜しんだのだろう。FAで抜けた丸佳浩の穴を埋める外野手候補の中に、坂倉も加えた。打撃優先の起用だったが、代打中心に51試合出場、不慣れのレフトの守備にも12試合も就いている。 「15日の二塁送球練習もそうだが、今春キャンプでは捕手一本でした」(スポーツ紙記者) 正捕手の會澤が元気なうちに、坂倉と中村を競わせていく本来のスタイルに戻したわけだ。 坂倉が捕手の練習に再び専念できるようになったのは、同じ左打ちのスラッガー候補である宇草が入ったからだろう。しかし、こうも考えられる。その宇草が“一軍再昇格のカウントダウン”に入ったとなれば、「左の代打」としての坂倉の一軍出場機会は減るかもしれない。また、一学年下の中村は右バッターだが、こちらも強肩堅守の守備力を誇る。2人の正捕手争いも長く続くだろう。 広島は「育てて、使う」を大前提に選手を指名しているが、レギュラーを保証しない。「左バッター」では宇草と、正捕手争いでは中村と…。同じタイプの選手をぶつけ、ハイレベルなレギュラー争いを繰り広げ、チーム全体を底上げしていく。他のポジションでもこんな情報が聞かれた。 「復活を目指す田中広輔と、2年目の小園海斗のショートの定位置争いに決着がつきません。田中がサードに回る話が出て、外野の一角を掴みかけていた西川龍馬も外国人選手のポジション次第で、一塁と三塁の両方を準備しています。支配下を勝ち取って4年目のメヒアも使いたいはず。宇草が頭角を表せば、長野はどうなるのか?」(前出・同) 他のポジションにも波及していくのが、広島流と言えそうだ。長野もこのままで終わる選手ではない。15日の二塁投球練習では、2人のコーチが付き添っていた。この光景に火の付いた選手も少なくなかった。(スポーツライター・飯山満)
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