原信一朗
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スポーツ 2022年09月29日 19時30分
楽天戦の塁審に「煽ってんのか」「しつこすぎ」と批判 選手に詰め寄りアウトコール3連発、行き過ぎた態度と怒りの声
28日に行われ、楽天が「0-1」で敗れた西武戦。二塁塁審・原信一朗審判の態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と楽天1点ビハインドで迎えた5回裏でのこと。この回楽天は2死から山崎剛が右安で出塁すると、続く小深田大翔の2球目に二盗を仕掛ける。遊撃手・源田壮亮のタッチをかいくぐり二塁に滑り込んだと思われたが、勢いが強すぎたのかベースをオーバーランし、その拍子にベースから左手が離れてしまう。この後、山崎は慌てて右手でベースに触れ直そうとしたが、その寸前に源田から右肩付近をタッチされた。 一連のプレーを見た原審判は山崎にアウト判定を下したが、その際に山崎に近づきながら、右手を下に振り下ろすアウトのジェスチャーを3回連発。うつ伏せの状態で顔を上げ原審判を見ていた山崎は、アウトコールを聞いた直後に地面に突っ伏すなど悔しさをあらわにした。 >>楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も<< 原審判のアウトコール3連発を受け、ネット上には「今の二塁塁審、アウトコールがちょっとしつこすぎないか」、「そんなに連発しなくても伝わるだろ…山崎のこと煽ってんのか?」、「選手を威圧するような態度をとる必要がどこにあるのか」、「判定を正確に伝えたい気持ちも分からんでもないが、節度ってもんがあるだろ」といった批判が相次いだ。 今シーズンは今回の原審判以外にも、アウトコールが過剰だとして物議を醸した審判がいる。6月29日・阪神対DeNA戦では一塁牽制アウトを喫した阪神・長坂拳弥に対し、一塁塁審・福家英登審判が右手を上に振り上げるアウトコールを5連発。7月18日・ロッテ対ソフトバンク戦でも三塁に滑り込んだロッテ・角中勝也に塁審・村山太朗審判が右手を振り下ろすジェスチャーを4度繰り返し、どちらも行き過ぎた態度だとファンのひんしゅくを買っている。 試合を戦う選手・首脳陣や観客が全員正しく判定を認識できるようにという意図があるとされている審判のジェスチャー。今回も含めた3ケースはいずれも際どいタイミングのプレーだったため、各審判は何回行えばはっきり伝わるか自身の裁量に基づいてコールを繰り返したとみられるが、あまり派手な動きをとるのも考えもののようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月29日 18時30分
ヤクルト・高津監督、ベンチ飛び出し球審に抗議! オスナのタイム要求“無視”に批判も、明らかな間違いではない?
28日に行われ、ヤクルトが「5-4」で勝利したDeNA戦。ヤクルト・オスナの行動を巡る球審・原信一朗審判の判断がネット上で物議を醸している。 「5-4」とヤクルト1点リードの9回表無死一塁。打席のオスナを2球で追い込んだDeNA6番手・山崎康晃は、続く3球目を投げる際、セットポジションに入ってから7秒ほど間をとる。これを見たオスナは原審判に右手の平を向けるジェスチャーを交えタイムを要求したが、原審判はこれを認めなかった。 その数秒後に山崎はようやくスプリットを内角に投じたが、オスナは全くタイミングが合わずに空振り三振。本人は特にアクションは起こさずベンチに下がったが、一連のプレーを見ていた高津臣吾監督は納得いかなかった部分があったのか、オスナと入れ替わるようにベンチを出ると原審判と何か言葉を交わした。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< タイム要求を認めなかった原審判の判断について、ネット上では「目の前でタイムかけてたオスナを無視したのは明らかにおかしい」、「絶対視界には入ってたはずなのにスルーは酷すぎ、そりゃ高津監督も抗議するわ」といった批判が相次いだが、中には「審判に文句言ってる人多いけど、ルール的には正しいと思うんだが」といった指摘も少なからず見られた。 「野球規則では『審判員は、投手がワインドアップを始めるか、セットポジションをとったならば、打者または攻撃側チームのメンバーのいかなる要求があっても〝タイム〟を宣告してはならない』と定められています。今回の場面では山崎はセットポジションに入っていましたので、オスナのタイム要求が認められなかったのはルール上正しいとはいえます。ただ、規則には『打者が打者席に入ったのに、投手が正当な理由もなくぐずぐずしていると球審が判断したときには、打者がほんの僅かの間、打者席を離れることを許してもよい』という一文もあるからか、投手が間を長くとった際に打者のタイム要求を認める審判もいます。ルールが厳格に適用されているわけではなく、審判の裁量に委ねられている面が大きいことも、原審判の判断が混乱を招いた一因になったのでは」(野球ライター) オスナの三振後に青木宣親が併殺に倒れ、結果的に3人で攻撃終了となったヤクルト。9回の攻撃に大きな影響を与えた原審判の判断の是非は、ファンの間でも見方が割れているようだ。文 / 柴田雅人
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