伯桜鵬
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スポーツ 2023年08月28日 20時00分
元横綱・白鵬、伯桜鵬の来場所方針に批判「再起不能になりかねない」 左肩故障の回復遅れ深刻も休ませない?
7月場所で千秋楽まで優勝を争い、「11勝4敗」の好成績をマークした平幕・伯桜鵬。27日に伝えられた師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)のコメントが物議を醸している。 報道によると、白鵬はこの日都内で行われた日本産業精神保健学会の講演会後に取材に対応。その中で、左肩故障を抱えている伯桜鵬について「リハビリをしても良くならなかった」、「(手術を)したらしたで長引くだろうし、若いから万全でいってほしいという思いもあるし…。今のところは(様子を見る)」と現状を説明したという。 4月に左肩を痛めている伯桜鵬は5月、7月場所は同箇所付近をテーピングで固めた状態で土俵に上がっていたが、7月場所後に行われた夏巡業(7月29日~8月27日)は「左肩関節亜脱臼のため1カ月の休養加療を要する」との診断書を相撲協会に提出し休場。この間行った治療では思うように回復は進まなかったようだが、宮城野親方は当面は状態を見ながら稽古させ9月場所に臨む方針だという。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 宮城野親方のコメントを受け、ネット上には心配の声が寄せられたが、中には「様子見で9月場所出すのはマズい、今すぐ考え直せ」、「強行出場で悪化させる方が影響長引くのでは」、「先場所終盤みたいに思い切り強打でもしたら再起不能になりかねないぞ」といった指摘も見られた。 「現在20歳の伯桜鵬は2023年1月場所で幕下15枚目格付出としてデビューし、翌3月場所で新十両、同7月場所で新入幕とスピード出世中の力士ですが、これまでの報道では左肩故障は中学時代からの古傷だと伝えられています。また、7月場所12日目の小結(現平幕)・阿炎戦では、相手を押し出した際に転倒し左肩を地面に強打。右手で左肩付近を押さえながら顔をしかめた伯桜鵬は、立ち上がるまでに10秒ほどかかるなど同箇所を悪化させたような様子を見せていました。元々ダメージのあるところに強い衝撃を食らったことで、故障がこれまでよりも重くなっている可能性もありますが、このまま9月場所に出場させるとさらに深刻化するのではと不安視しているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 左肩故障の治療に専念する分、相撲をとる稽古などもほとんど行えていないことが予想される伯桜鵬。コンディション、実戦勘ともに今一つの状態といえそうだが、宮城野親方はこのまま9月場所に伯桜鵬を出場させるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月27日 20時00分
夏巡業休場の19歳・伯桜鵬、7月場所終盤にアクシデントか 遠藤の二の舞になる可能性も?
9~23日にかけて行われた大相撲7月場所で、「11勝4敗」の好成績をマークした平幕・伯桜鵬。27日、場所後に予定される夏巡業を休場することが報じられた。 報道によると相撲協会はこの日、7月29日~8月27日に行われる夏巡業の休場者を発表。伯桜鵬は大関・貴景勝(8月6日から復帰予定)、関脇・大栄翔らと共に初日から休場。一方、7月場所4日目に「腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎体終板障害で1か月間の安静加療を要する」との診断書を協会に提出し休場していた横綱・照ノ富士は初日から参加するという。 伯桜鵬は西前頭17枚目として新入幕した7月場所で、千秋楽の関脇・豊昇龍戦で敗れるまで優勝争いを展開。角界109年ぶりとなる新入幕力士としての優勝は逃したが、敢闘賞・技能賞をダブル受賞するなど大きなインパクトを残していた。 >>豊昇龍、優勝なければ大関になれなかった?「厳しすぎないか」審判部長が高いハードル設けたワケは<< その伯桜鵬の休場報道にネット上では「え、もしかして左肩の故障悪化したのか?」、「テーピング巻きながら戦った反動がきたのか」、「阿炎戦でも強く打ちつけてたし相当な痛みが出てるのでは」、「巡業休んで治るレベルだったらいいんだけど…」といった心配の声が寄せられた。 「現在19歳の伯桜鵬は幕下付出15枚目としてデビューした2023年1月場所から所要1場所で新十両、3場所で新入幕とスピード出世中ですが、先場所から左肩付近をテーピングで厚く固めた状態で土俵に上がるなど同箇所を痛めたような様子が見られています。また、7月場所12日目の小結・阿炎戦では、相手を押し出した際に転倒し左肩から地面に落下。右手で左肩付近を押さえながら顔をしかめた伯桜鵬は、立ち上がるまでに10秒ほどかかりました。7月場所は途中休場せず最後まで完走しましたが、場所中に左肩の状態が悪化した可能性は低くないのでは」(相撲ライター) 角界では2013年9月場所で幕下付出から所要3場所での新入幕を果たした遠藤(当時22歳)が、同場所終盤に左足首を負傷。場所後には剥離骨折なども判明したが、11月場所には出場し「6勝9敗」と負け越し。翌場所以降は現在まで最高位が小結と、新入幕当初の期待に比べるとやや寂しいキャリアとなっている。伯桜鵬も同様の事態に陥る可能性は決してゼロではないだろう。 千秋楽終了後に応じた取材では、師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)が新入幕時にマークした12勝に届かなかったとして「師匠に約束していた。それができなかったのが情けない」と悔しさをにじませていたという伯桜鵬。9月場所は悔しさをバネにした活躍が期待されているが、初めて幕内で15日間を戦ったダメージが心配されるところだ。文 / 柴田雅人
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