その他 2023年06月01日 22時02分
アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ ラフロイグ編
お酒の業界でチャールズ国王が《ラフロイグLOVE》なのは有名です。ラフロイグのラベルには《プリンスオブウェールズ》の《ロイヤルワラント》が付いているのはモルト好きには常識でしょう。(蒸留所の壁にも付いてます)。ちなみにチャールズ国王のボランティア団体である《ハイグローヴ》はチャリティーオークションでラフロイグを出品しておりました。ちょっと高かったけどメチャメチャ美味しかったことを覚えてます。樽の選定はもちろんチャールズ本人が行ってますwラフロイグとチャールズ国王の蜜月ぶりは前々から話題になっていた事ですが、ちょっとした疑問がありました。。。それはチャールズが国王になったらラフロイグにロイヤルが与えられるのか?と言う事です。これを書いている現在では未だ何も情報が入ってはいませんが、タイミング的にはエリザベスの国葬が終わった辺りか来年の戴冠式に併せてかで方向性が決まる気がします。ロイヤルラフロイグになるのかラフロイグロイヤルになるのか???一方、《プリンスオブウェールズ》は現在空位ですが、ウィリアム王子が就任する予定です。そうなると現行型の物はオールドボトルになるのでストックしておいても良いかもしれませんね。俺も一ケース買っておこうかな?ラフロイグ蒸溜所は、もともと農家だった《ジョンストン兄弟》により、1815年に創業されました。その後は、1970年にロングジョン社、1990年にアライド・ディスティラリー社、2005年にビーム・グローバル社へとオーナーが変わり、現在は2014年からビーム・サントリー社が所有しています。さて、ラフロイグの歴史上、欠かせない人物が二人いると言われます。まずは、《イアン・ハンター》氏。彼は創業者の末裔で、1908年に経営に参画しました。フラッグシップである「10年」をリリースし、アメリカへの進出も手掛けました。当時、ラフロイグの販売権は、隣の《ラガブーリン蒸溜所》の《ピーター・マッキー》氏が所有していましたが、これを取り返すことに成功。ラフロイグの発展、存続にこの上なく貢献した人物といえるでしょう。もう一人は、《エリザベス・ウィリアムソン》女史。愛称はベッシーだそうです。彼女は蒸留所に40年勤務し、前出のイアン・ハンター氏の死後、女性初の蒸留所所長に、そしてオーナーになった人物です。彼女は蒸留所大改修の陣頭指揮を執り、現在の蒸留所の礎を築いた人物です。ラフロイグの話しをしている中で「WILIAMSON/ウィリアムソン」と聞いてピンとくる方はかなりの変態ですwラフロイグの蒸留所名を表記することにNGを出されたボトラーズの多くは、この名前を使っています。それだけ重要な人物だったと言う事でしょう。これを切っ掛けにラフロイグの美味しさが少しでも多くの方に広がって行って欲しいものです。【本日のまとめ】・・・カミラ王妃はブスw本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT