スポーツ 2021年12月15日 18時30分
プロレス大賞ベストバウトはノア武道館の潮崎豪対武藤敬司!MVPは鷹木信悟、女子は林下詩美が初受賞
今年で48回目を迎える東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」の選考会が13日に行われた。 今回の受賞者及び受賞試合は次の通り。▼最優秀選手賞(MVP)鷹木信悟(新日本プロレス)初受賞▼年間最高試合賞(ベストバウト)プロレスリング・ノア2月12日、東京・日本武道館大会GHCヘビー級選手権(60分1本勝負)〇武藤敬司(29分32秒 体固め)潮崎豪●▼最優秀タッグ賞タイチ&ザック・セイバーJr.組(新日本プロレス)初受賞▼殊勲賞ジェイク・リー(全日本プロレス)初受賞▼敢闘賞竹下幸之介(DDT)初受賞▼技能賞グレート-O-カーン(新日本プロレス)初受賞▼女子プロレス大賞林下詩美(スターダム)初受賞▼新人賞荒井優希(東京女子プロレス)▼功労賞故・風間ルミさん鷹木信悟 「棚橋、オカダ、内藤と続いてきたなかで鷹木信悟というね、俺は負け惜しみみたいなことを言ってたけど、プロレス大賞に選ばれるのって2008年の技能賞を26歳の時で、それ以降何回かノミネートぐらいはあったかもしれないけど、選ばれないから『縁がないのかな』と思いながら、負け惜しみで『俺は記録に残らなくてもいい。記憶に残るレスラーでいたいんだ』って思ったけど、この業界でやる限りは記録にも記憶にも残りたいじゃん。俺はもう39(歳)だけど、ギリギリ間に合ったって感じかな。よく言ってたじゃない?棚橋、オカダ、内藤、飯伏とかのいるトップの中のトップに足を入れるか、追い出されるかは俺次第だって。で、ここでMVPをいただいたってことで、また追い出されるかもしれないけど、入り込んだかなって感じはあるよね。俺はプロレスが好きだし、プロレスに対して凄いリスペクトがあるから、レスラーとしてナメられたくないんだよね。だからこそ、天龍源一郎さんなんかにも教わったけど、やっぱ痛みの伝わるプロレスだよ。『プロレスってスゲーな』『なんか痛いな』っていうか、プロレスの迫力とかを伝えていきたいと思ってるし、『プロレスと言えば鷹木の試合だよね』って思われるような試合をこれからも提供していきたい」武藤敬司 「2021年東スポプロレス大賞ベストバウト、おかげさまで受賞することができました。これもひとえに対戦相手の潮崎豪選手、そして周りで俺を支えてくれたノアのスタッフの皆んなのおかげだと思っております。ちょっと体力が落ちている俺でも受賞ができる、改めてプロレスはアート、芸術だな、と感じることができました。本当はMVPも狙っていたんですが、それはちょっと落ちてしまいました。ということは、来年はMVP狙って頑張ります」潮崎豪 「東スポプロレス大賞ベストバウト受賞ありがとうございます。緑の誇りと自信を持って闘った試合です。負けた試合ではありますが、受賞出来てすごく嬉しく思っています。これに驕ることなく精進して参りますので、皆さん応援よろしくお願いします。プロレスリング・ノア元日日本武道館大会、GHCヘビー級のベルトを必ず自分の腰に巻きます。応援よろしくお願いします。I AM NOAH!」竹下幸之介 「皆さんの応援と、The37KAMIINAのメンバーのサポートのおかげで敢闘賞を初めて受賞することが出来ました。これでDDTを益々盛り上げていけると思いますので、これからも皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました。熱波WER!!(新人賞以来の受賞となったが?)新人賞を獲ったのは2013年、8年ぶり、ここまで長かったですけど、去年は遠藤(哲哉)さんが技能賞獲って、毎年DDTの選手がノミネートされるような団体になっていけばいいなと思います」林下詩美 「2021年度東スポ女子プロレス大賞受賞することが出来ました。応援してくれている、支えてくれている皆さんのおかげで取れた賞だと思っています。ありがとうございます!」荒井優希 「プロレス大賞『新人賞』取ることができました!本当に支えてくださる方や応援してくださる方、皆さんのおかげだと思っています。2021年も残り一試合ありますし、2022年もたくさん試合に出るので、もっともっと気合いを入れて頑張りたいと思います。皆さん見に来てください!」 ちなみに、武藤の年間最高試合賞受賞は、10年ぶり3度目(2011年、1999年)となる。(どら増田)