スポーツ 2020年10月20日 17時30分
ヤクルトが12.6ファン感謝デー開催!「スワローズファンで良かったと思えるようなイベントに」
東京ヤクルトスワローズは、12月6日に『東京ヤクルトスワローズファン感謝DAY2020』を開催すると発表した。 例年であれば、11月の下旬に開催されてきたファン感謝デーだが、今年は同時期に日本シリーズがズレ込んだ関係もあり、異例の12月開催となった。ファンの間からは開催を危ぶむ声も出ていただけに、これは吉報と言っていいだろう。 会場は本拠地である明治神宮野球場と、オンライン神宮タウンによるダブルステージで開催するという。球団は「苦しいシーズンを共に乗り越えたファンの皆様に感謝の気持ちを伝える1日に」をテーマに掲げており、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初予定していた開幕よりも約3か月遅れでプロ野球が開幕。無観客試合や収容人数を制限した中でのプロ野球開催という苦しいシーズンを共に戦い抜いてくれたファンに対して、感謝の気持ちを伝えるべく開催を決断したとのこと。 今年は明治神宮野球場での開催に加え、球場や周辺施設をオンライン会場で再現。自宅でもまるで明治神宮野球場にいるかのような体験を提供するという。スマートフォン、パソコン等のデバイスとインターネット環境があれば、誰でも参加出来るというのが特徴で、グッズ購入(ファン感謝デー限定グッズを含む) が出来たり、オンラインファンミーティングやオリジナル映像コンテンツの配信を見ることが出来る。 家にいながら、選手とファンがオンライン上で会話が出来たり、オンライン神宮タウンでしか見られない、選手へのインタビュー企画、球場グルメを自宅でも楽しめるデリバリーサービスの提供、例年神宮球場で開催している「神宮からあげ祭」のオンライン版「オンライン神宮からあげ祭」の開催など、斬新な企画が目白押しだ。 明治神宮野球場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府や東京都からの発表とガイドラインに基づき、人数制限を設けた上で開催する。そのため、事前にチケット購入が必要とのこと。ファン感謝デーの球団担当者は「未曾有の事態を共に乗り越えてくれたスワローズファンの皆様が『スワローズを応援していてよかった』と思っていただけるようなイべントにしていきます。球団としても新しいチャレンジをファンの皆様と共に楽しみたいと考えております」と、今年の意気込みについて語った。 今後の新型コロナウイルス感染状況により、内容の変更や、中止の可能性もあるとのことだが、今年は春季キャンプの前半を除けば、ファンと選手が触れ合える場がなかっただけに、ヤクルト球団の新たな試みに期待したい。(どら増田)