スパンジェンバーグ
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スポーツ 2020年07月20日 18時30分
元ソフトB・川崎氏も「外野を見とかないと」 西武・源田の“深追い守備”に心配の声、過去には複数箇所を骨折した選手も
19日に行われた西武対楽天の一戦。試合は「9-5」で楽天が勝利したが、同戦に「2番・遊撃」でスタメン出場した西武・源田壮亮のプレーに、ネット上のプロ野球ファンから心配の声が集まっている。 話題を呼んだのは、「5-1」と西武4点リードで迎えた3回裏に飛び出たプレー。この回、1死ランナーなしの場面で打席に入った楽天・鈴木大地が、左翼方向へフラフラと上がる打球を放つ。遊撃の源田は捕球を狙い、守備位置から猛ダッシュで背走し打球を追った。 ところが、左翼・スパンジェンバーグも源田と同じく全速力で打球を追っていたため、打球が地面に落下する直前に両者が接触。幸いにも正面衝突はしなかったが、この影響もあり源田のグラブは打球にわずかに届かず。落下した打球が転がる間に鈴木に二塁まで進塁を許す形になった。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< この源田のプレーを受け、ネット上には「源田はちょっと深追いし過ぎ、左翼手に任せても良かったんじゃないか」、「全力プレーなのはいいけど、交錯して大怪我しそうで怖い」、「源田は絶対的なショートだから離脱されたら困る、衝突のリスクも考えながら慎重にプレーしてほしい」といった心配の声が多数寄せられている。 源田のプレーに対しては、遊撃手として2度のゴールデングラブ賞獲得経験(2004,2006)を持つ元ソフトバンク・川崎宗則氏もコメントしている。川崎氏は19日放送の『S☆1』(TBS系)にVTRで出演したが、番組内で「こういう時は(内野は)外野を見とかないといけない」、「源田君も後ろのレフトをチラチラ見て確認を取っておかないと(危ない)」と交錯のリスクを指摘している。 「今回の源田のように内野手が内野と外野の間に飛んだ打球を果敢に追うプレーは珍しくありませんが、こうしたプレーには外野手との交錯で大怪我を負うリスクがあります。記憶に新しい事例といえるのが、2014年3月30日の阪神対巨人戦。同戦ではフライを追った阪神の二塁手・西岡剛と右翼手・福留孝介が、お互い全速力のまま正面衝突。福留は交錯後しばらくして何とか起き上がりましたが、立ち上がれなくなった西岡はグラウンドに乗り入れた救急車で病院へ搬送されました。検査の結果、福留の負傷は胸部打撲のみでしたが、西岡は鼻骨骨折、左肩鎖関節脱臼、左右の第一肋骨骨折の重傷で約3カ月の離脱を強いられています」(野球ライター) 今回のプレーでは接触がわずかだったこともあり、幸いにも源田、スパンジェンバーグ共に特に怪我などを負ってはいない。ただ、一歩間違えれば重大なアクシデントにもつながりかねないプレーだったため、源田に心配の声が集まったのもある意味では当然だったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月12日 17時00分
西武・森の送球を二遊間が“スルー”! 大量失点に繋がったミスが物議、「普段やってないから迷った?」との声も
11日に行われた西武対楽天の練習試合。この試合に出場した西武のスパンジェンバーグ、呉念庭のプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>西武・森、CS敗退後に猛バッシング? MVPに輝いたシーズンとの明暗、屈辱をバネに26年ぶりの快挙を果たせるか<< 問題となっているのは、4回裏2死一、三塁の場面。西武は2番手として登板した田村伊知郎が1点を失い、なおも打席に昨シーズン33本のホームランをマークした強打者の楽天・ブラッシュを迎えるピンチの状況。ここで一塁ランナーが盗塁を仕掛けてきたため、西武捕手・森友哉は盗塁阻止を狙い二塁へ送球した。 しかし、二塁・スパンジェンバーグ、遊撃・呉はどちらも二塁ベースカバーに入らず。結局、森の送球は二塁後方でスパンジェンバーグがなんとか捕球したが、一塁ランナーには楽々と盗塁を許してしまった。 すると、このプレーの直後に田村がブラッシュに3ランホームランを浴び、後続打者の浅村栄斗にも2者連続となるソロホームランを被弾。西武は4回表までに「9-2」と7点をリードしていたが、4回裏に計5失点を喫し一気に2点差に。最終的には「12-8」で勝利したものの、大勝ムードが一気にしぼんでしまう形となった。 二遊間がお互いにカバーに入ろうとして送球をお見合いしてしまうケースはたまに見られるが、今回のようにどちらもカバーに入らないというケースは異例。二遊間の連係ミスを受け、ネット上には「初歩的なミスで大量失点って最悪だろ」、「普通にカバー入ってればアウトっぽいタイミングだったから余計にもったいないな」、「何でどっちがカバーいくか決めてないんだよ」、「どっちも普段やってないポジションだから判断に迷ったのかな?」といった反応が多数寄せられている。 「今回のミスが出た時に打席に立っていた右打者のブラッシュは、昨シーズン放った33本のホームランのうち23本を左翼方向に放っている打者。引っ張り方向へ強い打球を打ってくることが予想されるため、遊撃の呉は守備位置を三塁側に寄せてヒットゾーンを狭めるなど気を配っておく必要があります。そのため、今回の場面では二塁のスパンジェンバーグがカバーに入るべきだったといえるでしょう。ただ、スパンジェンバーグは外野を本職とする選手で、呉もプロ1年目の2016年以外はシーズンで遊撃を守っていません。急造の二遊間だったということを考えると、連係ミスが出たのは致し方ない面もあるかもしれません」(野球ライター) 正二塁手・外崎修汰が腰の張り、正遊撃手・源田壮亮が右足甲の打撲により共に欠場していた同戦。本来のレギュラーである両名が出場していれば、今回の連係ミスも起こらなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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