社会 2025年07月11日 12時45分
大野元裕知事、クルド人強制送還でポスト リプ欄には「写真撮って感謝状渡してたやん」と批判殺到
20年以上不法滞在をしていたとされる埼玉県川口市のクルド人男性がトルコに強制送還されたことを受け、同県の大野元裕知事がX(旧Twitter)で、私見をポストしたことで批判が起こっている。強制送還されたクルド人男性は、同市内で解体工事会社を実質経営し、在留クルド人の間でもリーダー的な存在だった。「ABEMA TV」にも複数回出演している。埼玉の入管施設に収容されたあとは「入管に爆弾を投げてほしい」「入管の前で車のクラクションを鳴らしてほしい」と抗議し、仲間に呼びかけたが、呼応する動きはなかった。大野知事は「いかなる国籍・民族であるかにかかわらず、法治国家たる我が国の法やルールに反する場合、然るべき措置を受けなければなりません。国においては、引き続き適正な対処を行われることを望みます」とニュースを引用しポスト。大野知事が以前、感謝状を渡していたことから、リプ欄では「写真撮って感謝状渡してたやん」「ご自身はその方をルールに反する人を高評価していたことに関しての説明をお願いします」「放置していたやつが白々しい」と批判が殺到している。アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかは「他国に行って犯罪を犯せば強制送還されるのは当たり前です。クルド人だからとかではないです。私たち日本人も他国で犯罪を犯せば同じなので、差別でもなんでもなく当然のことが実行されたまでです」とポスト。こちらには賛同の意見が集まっている。この件を巡っては、現地取材をしていた元ロンドンブーツ1号2号の田村淳も「事前の勉強が不十分だった」と反省。クルド人関連の問題は、2023年頃から取り上げられ始めた。排他的になる必要はないが、日本に住む以上は法律とルールを守ってほしい。ルールからはみ出した人は、誰であれ取り締まるべきだ。それができていないから、問題となった。今回の強制送還はいいケースになるだろう。今後も、このようにことを進めてほしいものだ。