その他 2023年07月03日 22時01分
アルコールいろいろ~函館からの何かしら~ アードベッグ編
さて、年末に向けてなのかお酒の業界も色々と新商品を出してきております。この度出て来たのが《アードベッグ8年》。アードベッグ コミッティー会員限定ボトルでございます。とは言えモルトマニアでしたら多分ほとんどの方が登録してるのではないでしょうか?まぁ損はしませんよ!無料ですしwオフィシャルのコメントも聞けるし。さて、今回のアードベッグ8年ですが、こんなコンセプトで仕上げてます。もし、アードベッグ 最高蒸留・製造責任者であるビル・ラムズデン博士のフラグシップである「アードベッグ 10年」が存在しないパラレルワールドで、フラグシップとなるウイスキーを造るとしたら何だろう、という思考実験から始まった「アードベッグ 8年」は、シェリー樽熟成のバランスのとれた若々しく、好奇心をそそるウイスキー。アードベッグの無料ファンクラブ「アードベッグコミッティー」メンバー限定に販売する本商品は、コミッティーメンバーの貴重な意見を聞くための「For Discussion(議論を呼ぶ)」シリーズとしてリリースされる。・・・との事です。だいぶ余裕が出来たのでしょうね。。。感慨深いですw今でこそアイラを代表するヘビーピーテッドの雄であるアードベッグですが、色々大変な時期を過ごしてまいりました。これはホームページにも書いてある事ですが、本当に色々大変な事がありました。1815年に創業されたアードベッグは昔から高い評価を得ていましたが経営は中々良くならず何度も閉鎖の憂き目にあい遂に80年代には閉鎖してしまいました。転機になったのは1997年 グレンモーレンジの傘下に入ってからでした。ハッキリ言って商売が下手くそ過ぎたのですね。しかしここからアードベッグの実力は世間へ浸透していきます。まず2003年、コミッティー向けに《ベリーヤングアードベッグ・フォーディスカッション》をリリースします。これを期にROAD TO ARDBEGを標榜し、2004年に《ベリーヤング6年》、2006年に《スティルヤング8年》、2007年に《オールモストゼアー》を、2008年に《ルネッサンス》を限定物としてリリースしました。そして2008年8月、遂に《TEN》を発売。個人的にもアードベッグは昔から大好きで色々飲んできましたが、初めてこれを飲んだ時には何だか嬉しかったことを思い出します。今じゃ普通に女性も飲みますしね。とても良い事だと思います。ウイスキーを勉強しようとする方も随分増えましたしね。お酒は貴方の人生をより良く彩ってくれるものです。しかしながら、それはどんなお酒でも良い訳ではありません。どうぞバーテンダーをご利用下さい。佃煮にするぐらい居ますのでwあ、お酒のこと以外はダメ人間だったりする割合が高いのでプライベートでは拘らない方が良いですwwwと言う事で、本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。監修Bar ADDICT