芸能 2025年08月22日 15時30分
日テレドラマ復帰の手越祐也、芸能界屈指の“お騒がせ男”で批判の嵐 緊急事態宣言の最中の合コンで芸能人生が一変
10月スタートの日本テレビ系ドラマ「ぼくたちん家」で、ゲイの主人公を演じる俳優・及川光博の相手役にタレント・手越祐也が抜擢され、ドラマ復帰することが発表された。手越のドラマ出演は、2018年の同局系ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」以来で、7年ぶりとなる。手越といえば「日テレ」のイメージが強い。人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」では、放送開始の2007年当初からレギュラーとして出演。手越いわく、バラエティーのいろはを学んだ同番組は思い入れがあるとのこと。また、2012年には自身の冠番組「手越祐也&城彰二のサッカーアース」がスタートすると、2019年まで「FIFAクラブワールドカップ」の同局系メインキャスターを担当し、2014年、2018年は「FIFAワールドカップ」の同局系メインキャスターも務めた。一部では、「日本テレビとは“蜜月関係”のようだ」とも報じられている。ここ数年、めっきりテレビから消えた手越だが、2024年10月放送の「イッテQ」で4年ぶりの地上波復帰を果たし、大きな話題を呼んだ。手越は、芸能界屈指の“お騒がせ男”として、数多くのスキャンダルや荒波を乗り越えてきたが、ジャニーズ在籍時の2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため緊急事態宣言が発令される最中に飲み会を主催していたと報じられたことが原因で芸能人生が一変した。当時、ジャニーズは副社長・滝沢秀明氏(現、TOBE代表取締役)の肝煎りプロジェクトとして手越を含めた所属タレント76人で期間限定のチャリティユニット「Twenty★Twenty」(通称・トニトニ)を結成していた。だが、自粛が求められる中、お構いなしに遊びほうけた手越に世間は咎め立てた。結果、「トニトニ」の除名が宣告され、事務所への不満が募った手越は同年6月、退所に至った。だが、手越はこれで終わらず、独断で退所会見を開きメディアを巻き込んだ。会見では、酒席への参加について「今後の自分の夢の準備のため」「僕の中では不要不急ではなかった」「(自身が同伴を求めた女性は)コロナウイルスをうつされても面倒くさいので、ちゃんと家にいたのを確認した」などと説明し、悪びれる様子を見せなかった。この対応がさらなる批判を集め、「全く反省なし」「自分さえよければいい奴、最低」「クビになって当然」などといわれ放題となった。続けて、双方が弁護士を立てて退所に向けた話し合いを進めたと告白し、その過程において、ジャニーズの社長・藤島ジュリー景子氏(当時)や副社長だった滝沢氏らとの面会は叶わず、これに手越が「本音を言っちゃうとショック」「会ってほしかった」といった心境を明かしつつも、「円満」という言葉をやたら連発し、過去最悪の“遺恨決別”ともいわれた。その後、しばらくは手越の一挙手一投足がネットニュースでも取り上げられ、多少なりの関心は寄せられていたが、やがてフェードアウト。そして、「イッテQ」への復帰で久々の話題を集め2024年10月、X JAPANのYOSHIKIがプロデュースするボーイズグループ「XY」に新メンバーとして手越の“電撃加入”が発表。突然の加入の知らせに、XYファンの間で衝撃が広がった。その一方で、こうした過去の“不祥事”を知るXYファンからは、手越加入への嫌悪感がネットで噴出。すると、YOSHIKIは自身のXで辞任する可能性を示唆。はたまた事態は急展開し、この一件も闇に葬られた。冒頭のドラマのプロデューサーは、約20年前の同局系ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」で、一緒に仕事をしていた人物だという。これだけの破天荒ぶりでも手を差し伸べる人がいることに自体にびっくりだが、それだけ手越に魅力がまだ残っているということだろう。10月からのドラマに目が離せない。