芸能ニュース 2021年03月21日 14時00分
メディア露出急増中!「いい女風」次世代女芸人の共通点
ネタで認められ、あまたの人気番組からお呼びがかかるようになった“今旬”な女芸人たち。トーク番組でも爪痕を残しているが、ある共通点がある。芸人と同居しているのだ。 “女芸人界のファーストサマーウイカ”というべき、文化系女子のような視線でメッタ斬りするのは、ピン芸人のヒコロヒー。先輩コンビ「太陽の小町」のつると17年から、2DKで家賃12万円のマンションをシェアしている。 芸歴11年で31歳。多額の借金があることを逆手にとって、目標金額を500万円に設定し有名人からお金を借りるYouTubeチャンネル「ヒコロヒーの金借りチャンネル」を開設。これまでに、霜降り明星のせいや、3時のヒロインの福田麻貴、さらば青春の光の森田哲矢、矢口真里などにガチ交渉してお金を借りる様子を配信している。 つるは、NSC大阪女性タレントコース出身。吉本興業のアイドルグループ「つぼみ」(現・つぼみ大革命)の1期生で、同期に3時の福田がいる。ヒコロヒーはくしくも、その福田も借り入れ相手。金額はたったの1万円だ。 ヒコロヒーと同じく、酒とたばこをこよなく愛するのは、男女コンビ「納言」の薄幸。中途半端な金髪のロン毛にジーンズ、昭和のやさぐれ感を出している薄は、彼氏いない歴4年だ。 >>3時のヒロイン台頭で見かけなくなった女芸人たち、不仲説があるコンビも?<< 昨年のコロナ自粛で孤独感にさいなまれ、7月から、「ポンループ」のアミ、「ダンビラムーチョ」の大原優一、「ダイヤモンド」の野澤輸出とルームシェア。3階建てのメゾネットハウスで、男女比2:2だ。1階のリビングは12畳で快適そのもの。オフの時間はほぼ飲酒。強めの焼酎をひと晩で20杯も飲んだことがある。 同じく男女コンビでも、「蛙亭」の岩倉美里の場合は異質だ。「M-1グランプリ」で19年と20年に決勝戦に進出している「オズワルド」の伊藤俊介、「R-1グランプリ2021」ファイナリストの森本サイダー、「ママタルト」の大鶴肥満とルームシェア。岩倉以外は男だ。 きっかけは、伊藤のYouTube企画「ルームシェア募集オーディション」を見て。出身地である宮崎県から出てきてからは常に同居相手がいたため、ほとんど会ったことのない3人と暮らすことに抵抗はなかった。宮崎から大阪に引っ越してきたときは、交際していた彼氏と同棲。破局後は、同期芸人3人でルームシェア。東京に移ってからは1人暮らしだったが、下階の住人が怖かったことから現在の3度目の同居。3LDKで家賃は14万3000円。部屋がある伊藤と岩倉が5万5000円ずつ負担している。 家賃軽減のため、同居を選ぶ若手芸人は多い。それを解消したときが、売れっ子芸人のスタートラインに立つとき。この数カ月で確実に忙しくなったヒコロヒー、薄、岩倉。磨けば光るいい女の素地があるだけに、セールスポイントが実は潤沢。ひとり立ちするのは、時間の問題かもしれない。(伊藤由華)