特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が、7都府県から全国に拡大された4月17、24日のロト7は1等該当なし。キャリーオーバーは660,538,520円まで積み上がり、5月1日のロト7は最高10億円のチャンスとなっているが、「緊急事態宣言」を受けて全国の対面売り場での宝くじ販売は自粛となっている。
宝くじはどこで購入できるのか。ふたつの方法がある。みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行に口座を持っていれば、取引メニューの「宝くじ」の項目から「ロト7」を選び、7つの申込数字を選択するだけで簡単に購入できる。各銀行のATMからも可能だが、自粛期間中は銀行のアプリやインターネットバンキングから利用しよう。
当該銀行に口座を開設していなくても手はある。宝くじ公式サイトにIDを登録すれば、ネット購入ができるのだ。クレジットカード決済か、ケータイ電話のキャリア(ドコモ)決済に限られるが、当せん確認や当せん金の入金は自動的に行われるため、宝くじの紛失、当せん番号の確認忘れなどで、もらい損ねるリスクはゼロだ。
ロト7は、1〜37の中から7つの数字を選ぶ数字選択式宝くじだ。新型コロナウイルスの国内初感染者が確認されて以降の15回の抽せんでは、当せん数字に「13」と「14」が7回も選ばれている一方で、「21」は一度も出ていないなど、極端なバラツキがある。
15回の抽せん中に5回以上、3回に1回の割合で出ている数字は、「13、14」のほか、「4、22、33」である。逆に15回の抽せん中で1回にとどまっている数字は、「2、6、12、18、28、31、37」である。
次回抽せんの5月1日のロト7では、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が発出されてから一度も出たことがない「21」と、1回しか出ていない「2、6、12、18、28、31、37」。これらを、“不要不急の抽せん自粛”を要請されている数字と解釈し、次回も“自粛”で選ばれないと考えるのはどうだろうか。
数字選びは、まずここ15回の中で頻出している「4、13、14、22、33」から3個選び、15回の抽せんで3回出ている「5、10、11、17、23、24、27、30、34、35」と、同じく4回出ている「8、9、16、20、26」からそれぞれ2個ずつ選ぶ。この布陣で、4月17日に「緊急事態宣言」が発出されてから、4本目となる最高10億円を狙ってみたい。
小岩井弥(こいわい・ひろし)
金融機関、出版社を経て、フリーランスへ。競馬、数字選択式宝くじなど、一攫千金のマネー分野を研究。主な著書に『LOTO6 セット球+枠番消去法W−攻略』、『ロト6 キャリーオーバー4億円の法則』(ともにメタモル出版)、『図解 ロトセグシートでロト6が簡単に当たる本』(笠倉出版)などがある。2019年は、3月にロト6の2等に当せん。