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人気力士・炎鵬のプロ入り秘話「付き合っていた彼女にフラれて決意」

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提供:週刊実話

 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)が3月8日に初日を迎える。新型コロナウイルスの影響で開催すら心配されるが、それを吹き飛ばしてくれそうなのが身長170センチに満たない人気力士・炎鵬だ。

「春場所の目玉は2つ。大関取りがかかる朝乃山と、初めて横綱、大関に総当たりする炎鵬です。朝乃山の大関取りはやってみないと分からないところがありますけど、炎鵬は、それこそ勝っても負けても館内が沸く熱戦になるのは必至です」(担当記者)

 そんな炎鵬の魅力はどこにあるのか。相撲の醍醐味は、昔から「体の小さい者が大きな者を倒すところにある」といわれている。炎鵬の相撲は、小さな体を目いっぱい使って大きな者を手玉に取る痛快感にあふれている。ちょっと人気が出て来ると妙にお高く止まる力士もいる中で、飾らない、さっぱりした人柄も、ファンを引き付ける要素の1つ。

 そんな炎鵬だが、3年前はプロ入りをためらっていた。そんなとき、白鵬が「相撲は今しかできない。勝負してみろ」と、熱く背中を押したのは有名だ。しかし、もう1つ大きなきっかけがあったことを、2月16日に出演したテレビ番組の中で次のように明かしている。

「実は、中学の同級生(の女の子)と付き合っていました。6年半ぐらい。でも、フラれました」

 一緒に出演していた、中学の同級生である輝が補足した。

「ケンカした隙に取られちゃったんですよ。それがなかったら、相撲の世界に入っていなかった」

 炎鵬は当時、相当腐っていたようで、「1人になったので、もう自分の好きなことをしようと思いました。そういうときに横綱(白鵬)にスカウトしてもらいました。今では(彼女に)感謝しています」と笑ってみせた。こういうなかなか口にしづらいことをサラリと言ってのける気安さ、人懐っこさがファン受けするのだ。

 春場所の地位は、西前頭4枚目。前半戦で、横綱の鶴竜や大関の貴景勝らとぶつかる可能性は大きい。

 小兵力士が巻き起こす奮闘を大いに期待したいものだ!

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