「高倉さんは'13年にU-16の代表監督を務め、彼女が鍛えた選手たちがステージを上げていくのと同時に、自身もU-17、U-20と上がっていきました。手塩にかけた教え子の気心は分かっているはずなのに、代表監督のオファーを受けるかどうか悩んだのは、今日の苦戦を予想していたからでしょう」(専門誌記者)
現なでしこは、“世代交代”という重大なテーマを抱えている。'11年女子W杯優勝、その後もロンドン五輪、W杯カナダ大会で準優勝と、輝かしい成果を挙げてきた。しかし、澤穂希という絶対的な存在を失った後の低迷は周知の通り。そこへ起用された高倉監督の重圧は相当なものである。そのせいか、高倉監督は就任後、自身のことを話したがらなかった。
しかし、その私生活の一部がようやく見えてきた。
「酒豪ですよ。今は控えていると思いますが、休日は昼間から日本酒、つまみは塩辛。仲間とワイワイやりながら飲むときもあれば、1人で本を読みながら、延々と飲んでいるときもあります」(関係者)
飲ませ上手だという。夫で、現在サッカー指導者である竹本一彦氏もイケる口だという。また、酒飲みの気持ちは酒飲みが分かるのだろう。高倉監督の作るつまみは絶品とのことで、竹本氏の友人たちも、つい飲み過ぎてしまうそうだ。
「監督と付き合うと、みんな酒好きになる(笑)。当然、サッカーの話の延長で飲むこともあります」(同)
アルガルベカップでは就任5戦目にしてようやく初勝利を挙げたが、6位では祝杯とまではいかなかっただろう。今のところ、なでしこから「飲み過ぎ被害者」は出ていない。
このまま低迷が続くと、ヤケ酒に変わる日も近い?