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本当にあった怖い彼氏(1)〜LINEをブロックしても送られてくる恐怖のメッセージ〜

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画像はイメージです。

工藤彩奈(仮名・23歳)

 私には去年の夏頃に交際していた彼氏がいました。最初は紳士的で優しかったのですが、日増しにLINEメールや電話での異常な束縛が強くなり段々と冷めていったんですよね。「今何してるの?」「どこにいるの?」「会いたい」といった内容のメールが1日に何度も送られてきて、少し無視すると「死にたい」「彩奈に近づく男を殺したい」「ずっと見てるから」といったゾッとするような内容に変わってくるんです。

 そんなある日、私が家の近くのコンビニを利用して出てくると目の前に突然、彼が現れたことがありました。「偶然だね」と言われ、その時は本当にそうなのかと、思ったのですが、それから遠方のCDショップや雑貨屋にまで、彼の姿を見かけることがあり、怖くなりました。ずっと後をつけられていたのかと思ったのですが、機械に詳しい友人に相談したところ、なぜか私の居場所がバレていたみたいです。

 友人によると特殊なアプリや知識は必要なく、相手の連絡先を知っていればトイレなどで携帯から目を離した隙に、誰でもそういう設定ができてしまうのだとか。どうやら勝手に私の携帯電話の位置情報がONにされており、自動的に相手へ居場所の情報がいくようになっていたそうです。私はすぐに設定を解除してもらい、そんなストーカーまがいなことをしてくる彼とは顔も合わせたくなかったので、一方的にメールで別れを伝え、LINEもブロックしました。

 すると次の日、私の携帯には「このまま終わると思うなよ」「プレゼント代を返せクソビッチ」「死ね死ね死ね死ね死ね」といった恐ろしい文面が表示されていたのです。LINEはブロックしたのに表示を消しても消しても、何度も送られてきました。調べてみると、どうやらLINE内でグループを作り、そこのグループ名に相手へ伝えたい文句を書き連ね招待すれば、たとえ相手がブロックしていたとしても、招待通知が何度でも表示され続けるのだそうです。

 怖くなった私は、すぐにアプリごと消去しました。LINE側はようやく今年の夏頃から、この嫌がらせに対して対策に乗り出したようですが、その頃はどうしようもありませんでしたね。あれから大きな問題はありませんが、今でも彼がどこかで監視しているかもしれないと思うと背筋が寒くなります。

(取材/構成・篠田エレナ)

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