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秋華賞追い切り速報 オディールが叩き2戦目で一変ムード

 時間をかけて、素材の良さをじっくり生かす。まるで一流の料理人のような橋口師の仕事に支えられ、オディールがようやく花を咲かせようとしている。

 「チャカチャカしているのは相変わらずだけど、この馬なりに春より大人になっている。成長してきたね」と師は熱い視線を送る。桜花賞は12着、オークスは5着。秘めた素質を出し切れないまま春のクラシックは悔しさだけに包まれた。
 普通なら押せ押せで夏場に結果を求めたくなるものだが、そこをジッと我慢。暑い時季を充電にあてたことで、すっかり見違えた。それはふっくらした馬体にも現われている。
 休み明けのローズSこそ伸び切れず4着に敗れたが、荒れた馬場も影響していた。1度使ったことで、「息の入りが良くなってきた」と上積みは十分感じ取っている。
 8日の1週前は栗東坂路で800メートル53秒6、ラスト1F13秒2と元気に駆け上がった。「素軽い動きだったし、確実に良くなっている」と目標を前にきっちり仕上がった。
 「アンカツ(安藤勝騎手)は『折り合いがつくようになった』と言っている。前からでも後ろからでも競馬ができるのは強みだし、今の状態ならチャンスは十分あると思う。これまでもGIで見せ場はつくってきたけど、今度はぜひタイトルを獲らせてやりたい」と力が入っていた。
 橋口厩舎は今秋のGI開幕戦・スプリンターズSをスリープレスナイトで制し、勢いに乗っている。オディールは、そのスリープレスと同じクロフネ産駒の牝馬…大仕事をやってのけそうな予感がする。

 【最終追いVTR】前半はセーブ気味の走りで、後半に入って徐々に加速。ラストは手綱を抑えながら併走馬にクビ差で先着。動きは実に軽快で、叩き2戦目での上積みは相当ある。

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