高橋は会場で詰めかけたファンを前に、「あたらしくいこう宣言」と題して決意表明を行い、「10年間お世話になったAKB48を卒業しました。ちょうど25歳の誕生日でした。10年間を言葉にするのは難しい、考えても考えても出てくる言葉はありがとうの5文字です」とAKB48での思い出を語り、「アイドルになりたくて、総監督になりたくて、AKBに入ったわけではありませんでした。ですが、チームのため、グループのためと思ってやってきたことが結果として自分自身のこれからの人生の糧になりました。始まりの一歩を踏み出すために。あたらしくいこう、まだ見ぬ自分に出会うために。私、高橋みなみは努力は必ず報われると、この先の人生をもって証明します」と力強く演説。感極まって涙を見せる場面もあった。
涙を見せたことについて高橋は、その後の囲み取材で「泣きたくなかった。(台本に)書いてないです」と照れくさそうに笑った。
新CMでは歌手の小林幸子と共演し、小林の巨大衣装を着用する場面もあったとのことで「まさかご本人の衣装をお借りするとは思わなかった。小林幸子さんに『すごく似合うわ。初めて衣装を貸したのよ』といわれました。初の貸し出しが私だったんです」と貴重な体験だったと話す。小林の人柄にも触れ、「すごい優しくて嬉しかった。こぶしも教えていただいた。忘れられない撮影になった」と語った。
さらに、CM出演については「このCMがきて、むちゃくちゃうれしかったです」とコメント。続けて「AKBでは『お酒、好きなんです』って、何か言っちゃダメな気がして…。結構飲みます。家飲みが多いです、今日も氷結がもらえるのではないかと思っています(笑)」と話し、酒好きであることを表明したのだ。
また、会場には同CMの別パターンで、クールな姿を披露しているさかなクンもゲストとして駆けつけ、花束の贈呈などを行った。(雅楽次郎)