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名実ともに三銃士を追い越した向井地美音

 アイドルグループ、AKB48の選抜メンバーを決める「第8回AKB48総選挙」の開票イベントがHARD OFF ECOスタジアム新潟で開催され、指原莉乃が同選挙で第1位となった。そんな中、注目は13位にランクインした向井地美音である。

 向井地美音はAKB48に2013年に15期生として加入。昨年の総選挙では44位。しかし、今年は猛プッシュされ、総選挙前にシングル「翼はいらない」では単独センターに大抜擢された。

 これまでAKB48では多くの“次世代”候補メンバーが登場してきた。特に、小嶋真子、岡田奈々、西野未姫の14期生・三銃士は注目を大きく集めた。しかし、この三銃士では、岡田奈々の14位が最高。誰も後輩の向井地に勝てるメンバーはいなかった。この順位により、名実ともに、“次世代エース”の称号は向井地に移ったといえるだろう。今後のAKB48について、アイドルライターは、以下のように語る。

 「長らく次世代で苦労しているAKB48ですが、今回の総選挙で向井地が選抜入りできたことは大きい。彼女がエースで、次期総監督的なポジションには岡田奈々が入るだろう。事実上、三銃士は解体され、向井地と岡田の2トップを目指すだろう」

 今回、第2位となった渡辺麻友は、「AKB48はピンチ」と語ったが、今回は“次世代”への大きな布石を打つことができた総選挙となったようだ。

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