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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/28京都・11/29京都)

 今週デビューの注目馬は、11月29日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のサンテルモ。馬名の由来は「ブエノスアイレスのサンテルモ地区」。牡、鹿毛、2013年2月7日生。栗東・高野友和厩舎。父ヴィクトワールピサ、母エヴィータアルゼンティーナ、母父Candy Ride。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額2800万円。半姉にはダート1800m戦で2勝を挙げているサンタエヴィータ(父Smart Strike)がいる。本馬はすらっとした脚長で、胴伸びが良い馬体をしている。シルエットからは距離があった方が良さそうなタイプ。ヨロの発達は良いが、トモがまだ追いついていない感じ。頸差しはしっかりとしており、そこから流れる胸前は高レベル。きりっとした顔つきからも上のクラスで活躍できそうだ。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、11月28日(土)京都第5R芝1600m戦に出走予定のジェルミナーレ。馬名の由来は「フランス革命暦の芽月(伊)。春の第一月太陽暦の3/21〜4/18」。牝、鹿毛、2013年3月24日生。栗東・牧田和弥厩舎。父アドマイヤムーン、母サンフラワーガール、母父タイキシャトル。生産は浦河町・丸幸小林牧場、馬主はターフ・スポート。愛馬会法人・ターファイトクラブの募集馬で総額1300万円。半兄には08年アーリントンC(GIII)を勝ったダンツキッスイがいる。本馬はアドマイヤムーン産駒らしい馬体の持ち主。トモの筋肉量は豊富で、肩から上腕にかけての筋肉ははちきれんばかり。全体的に幅があり、完成度は高い。芝・ダートどちらでも走れそうなタイプ。距離はマイルあたりまでが良さそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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