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ナイトワークのオンナたち・第3回・癒されたい時は、都心から離れたイチャキャバへ

 12年前のキャバ嬢で、現在はキャバ嬢研究家の菊池美佳子です。

 今回は、都心ではなく、新宿から電車で20分ほどの距離にある千歳烏山という駅のキャバクラへ。まず、ここが最初のポイント! 渋谷・新宿などの都心にあるキャバクラと、都心からやや離れた地域にあるキャバクラは、お店の雰囲気も、そこで働くキャバ嬢さんの雰囲気も、全く異なります。私自身も、池袋で働いていたこともあれば、上福岡や志木などの都心から離れたお店にいたこともありましたが、働いている側としても、その違いははっきりとわかるわけです。どちらが良い、というのは人それぞれ好みがあるでしょう。刺激的な都会のお店がいいという人もいれば、都心から離れた地域のほうが癒されるという人もいます。私は、後者のタイプですね。

 今回赴いた「千歳烏山ラブラブピーチーズ」は、普通のキャバクラではなく「イチャキャバ」とのこと。イチャキャバとは、肩を抱いたり、キャバ嬢さんが足を乗っけてくれたり等々、普通のキャバクラではNGとされている行為もOKの、密着度の高さがウリのシステムなんです。女の子と仲良くしたいけど、会話が苦手という男性に向いているかもしれません。口ベタでも、体が密着することによって、緊張が解け、トークもノッてくるというものでしょう。

 働いている女の子たちも、さぞや過激なコが多いのかな、と思いきや、現れたのは癒し度満点のゆかちゃん(26歳)。癒し系なうえに、お顔立ちも華やかなタイプの美人さんです。お店のホームページでチェックしてみたところ、「オススメ」マークが付いているではありませんか! キャバクラに限らず、オススメマークって「ホントにおすすめなのかな?」と疑いたくなることもありますが、このお店のオススメマークはガチでした。

 ゆかちゃんがキャバ嬢になったのは2年前とのこと。昼間は別のお仕事もしているそうで、キャバ嬢になったのは、「興味があったから」という理由。実際に働いてみたところ、お酒も飲めるし、色んなタイプのお客さんと喋れるので楽しいようです。

 ゆかちゃんに、キャバ嬢さんと仲良くするコツを聞いたところ、「理屈じゃなくて気持ちが大事」なのだそう。そうなんですよね。例えば、「3回通ったら連絡先教えてくれる?」「5回通ったらデートしてくれる?」など、何故か数字を提示するお客さんって、12年前のキャバクラにもいたものです。そういった数字的な理論ではなく、気持ちが動けば、回数は関係ないとのこと。とはいえ、回数を重ねることで、新密度も増すので、キャバ嬢さんの気持ちが動くこともあるでしょう。

 もう少し喋っていたかったのですが、ゆかちゃんに指名が入ってしまったため、タイムアウト。やはりオススメマークのキャバ嬢さんは人気が高いようです。(菊池 美佳子)

協力:千歳烏山ラブラブピーチーズ
http://www.k-peaches.com/pc/index.html

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