search
とじる
トップ > レジャー > ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/19福島・7/20中京)

ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/19福島・7/20中京)

 先週ピックアップした2頭。福島デビューの注目馬・ニシノクラッチは、まずまずのスタートを切り、好位を取れそうな勢いだったもののズルズルとポジションを下げてしまい12番手。直線に入ったころには先頭は遥か前方。幼さ全開でほとんど競馬にならず12着。慣れてくれば。中京デビューの注目馬・アドマイヤロワは、好スタートを切ると馬の行く気に任せて中団7,8番手の位置取り。道中は折り合いが付きしっかりと脚を溜めるが、いざ直線に向くとやや渋った馬場を気にしたか、追い切りで見せた沈み込むようなフォームが見られず伸びを欠き7着。道中のゆったりとした走りは走る雰囲気を出していた。良馬場で見直したい。

 今週の福島デビューの注目馬は、7月19日(土)第5R芝1800m戦に出走予定のマイティーハニー。馬名の由来は「力強い女性、またとても素晴らしくて愛しい人の意」。牝、芦毛、2012年2月5日生。美浦・大久保洋吉厩舎。父ハーツクライ、母マイティースルー、母父クロフネ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1400万円。母は芝で4勝を挙げたマティースルー。伯母は05年シーザリオが勝ったフラワーC(GIII)で2着に入ったスルーレート(フレンチデピュティ)で、近親には昨年の札幌2歳Sでレッドリヴェールの3着となったハイアーレート(父ゼンノロブロイ)がいる活脈ある血統。バランスの良い馬体でトモ、胸前ともに幅があり筋肉量も現段階では十分だが、ハーツクライ産駒らしくまだ幼いところもあり完成はもう少し先。繋ぎの角度も程良いが、少し硬さがあるため芝よりダートがベターか。なお、鞍上には吉田豊騎手を予定している。

 中京デビューの注目馬は、7月20日(日)第5R芝1400m戦に出走予定のルアンジュ。馬名の由来は「天使(仏)」。牝、青毛、2012年3月12日生。栗東・笹田和秀厩舎。父マンハッタンカフェ、母サッカーマム、母父Kingmambo。生産は新ひだか町・ケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額2100万円。半姉には芝・ダート問わず5勝を挙げたレディルージュ(父ブライアンズタイム)や、昨年の秋華賞(GI)で3着に入ったリラコサージュ(父ブライアンズタイム)がいる。グットルッキングホース。走るマンハッタンカフェ産駒のそれで、トモ、前駆ともに筋肉量は豊富。特に胸前にはがっしりとした筋肉が付いておりパワーがありそうだ。気難しい面があり折り合いの心配はあるが、良いスピードを持っている。なお、鞍上は川須栄彦騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ