search
とじる
トップ > レジャー > 美浦黄門・橋本記者がマツリダゴッホの国枝師を直撃

美浦黄門・橋本記者がマツリダゴッホの国枝師を直撃

 3代のダービー馬がそろい踏みする競馬のオリンピック「第28回ジャパンC」は、外国馬4頭をはじめ伏兵陣も多士済々で予断を許さない。とりわけ、不気味なのは昨年のグランプリ馬マツリダゴッホ。今シーズンは酷量59キロを背負って日経賞(2連覇)、オールカマーを優勝とパワーアップの跡が歴然。指揮官の国枝調教師が、美浦黄門・橋本千春記者に心中を激白した。

 −−最終追い切りは6F74秒5と、破格のタイムが出ました。どこに主眼を置いてやりましたか?
 国枝師「スムーズに流れに乗せて、最後の1Fだけ伸ばすように指示したが、ポリトラックコースだけに予想以上に速いタイムになったね」

 −−蛯名騎手からどのような報告を受けましたか?
 国枝師「ボクの感想と一緒で、『先週より落ち着きが出て、ドッシリ構えている』と。現時点で状態に関して不安材料は何ひとつない」

 −−点数をつけたら何点やれますか?
 国枝師「札幌記念が(10点満点中)8点でオールカマーが9点。で、ジャパンCは9.5点を過ぎて、9.8点はやれる状態に仕上がった。最終目標の有馬記念がピークになるように調整してきたが、力はキッチリ出せるはずだよ」

 −−次に左回りの東京コースは、ちまたでいわれている通り、鬼門ですか?
 国枝師「そう思われているなら、負けた時の言い訳にできるので、気は楽だね(笑)。確かに、中山で圧倒的なパフォーマンスを示しているけど、左回りの方がむしろ走りはスムーズ。この1年間で馬も成長している。乗り役のコントロールが利くようになったし、(2戦未勝利の東京コースで)三度目の正直を信じたい」

 −−相手関係を分析してください。
 国枝師「怖いのは、牡馬混合のGIを2勝しているウオッカと、天皇賞・秋でそのウオッカに小差3着と迫ったディープスカイ。昔の名前で出ている馬は怖くはないよ(笑)」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 国枝師「ダービー馬3頭と外国馬を負かし、左回りで優勝となればマツリダゴッホの評価は2倍も3倍も高まるね。今は、人事を尽くして天命を待つ心境。応援してください」

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ