熱中症
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芸能 2025年07月04日 11時30分
伊東四朗「全身が動かない状態に」 所ジョージ、狩野英孝もかかった“甘く見てはいけない”熱中症
全国各地で最高気温が35度を超え、熱中症による救急搬送が激増している。そんな中、俳優・伊東四朗が、3日放送のカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」で、熱中症で倒れた体験談を赤裸々に語った。6月22日、都内の最高気温は33.1度。自宅近くの路上で異変に気づいた伊東は「あと10メートル、家まで。急に目の前が真っ白になりまして」と転倒。転倒したショックで意識は回復したものの、全身が動かない状態になったという。通りがかった3人の男女が介抱してくれ、なんとか帰宅。その後、回復したそうだが、伊東は「うちに帰ってびっくりしました。絞るほどの汗が出ていました。熱中症を見くびっていたということですね」と語り、「熱中症を甘く見ちゃいけません。はっきり分かりました。必ず水分と塩分は取ってください」と注意を呼びかけた。芸能人の熱中症と言えば、2010年8月、所ジョージが農作業中に熱中症で救急搬送され、当時、各メディアで報じられた。これをきっかけに所は12年から大塚製薬工場の経口補水液「OS―1(オーエスワン)」のCMに出演している。「狩野英孝は昨年11月、自身のYouTubeチャンネルで、夏に熱中症になり、後遺症が残っていると告白しています。有吉弘行もこれまで何度かラジオ番組で熱中症の体験談を話しています。真夏にオープンカーに2時間ぐらい乗るロケがあり、撮影中は大丈夫だったが、ホテルに帰ってから体が寒くなり、震えが止まらなくなったといいます」(芸能ライター)。いずれの体験談でも急に症状が出ると話している。普段から水分補給などの対策を講じておくことが必要だろう。
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芸能 2022年05月30日 17時00分
『ゴゴスマ』、中継リポーター「鼻につく」大久保らの発言に不快感?「不愉快だな」の声も
30日放送『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)で、中継リポーターの暑さ対策をスタジオ出演者が揶揄する場面があり、ネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、番組早々に東京・渋谷駅前から行われた中継での一幕。27.8℃だという渋谷に奥平邦彦リポーターが赴き、その暑さをリポートしていたが、直射日光の対策のためか、麦わら帽子を被っていた。 >>『ヒルナンデス』髪型チェンジ企画が物議「紹介すべきじゃない」強調された参加理由に疑問の声<< 麦わら帽子姿の奥平リポーターが映ると、スタジオでは苦笑いが漏れ聞こえることに。リポートがひと段落した段階で、MCの石井亮次アナウンサーが「東さん(東国原英夫)もその他のみなさんも、『27℃でそこまで暑い?』っていう感じのリアクションをしておりますけど」とツッコミを入れていた。 また、出演者の東国原英夫は「麦わら帽子が、ちょっと狙いすぎ。わざとらしいでしょ!」と苦言。同じく出演者の大久保佳代子も「やりすぎ感。ちょっと鼻につきますけど」と指摘していた。 これに奥平リポーターは「すみません。『ゴゴスマ』のディレクターの指示のもと、被らせてもらってます。リスク管理ということで」と説明。だが、大久保は「ディレクターのせいにしてる」と笑いながら小さくツッコんでいた。 しかし、この一幕にネット上からは「涼しいスタジオにいる人たちが言うことじゃない」「不愉快だな」「自分の身を守ることに狙うも何もない」「用心に用心を重ねたっていいじゃん」「夏の気温なんだから麦わら帽子かぶっても良くない?」という苦言が集まってしまっていた。 帽子を被ることは立派な熱中症対策の1つ。それを笑うスタジオ出演者たちに多くの人が違和感を抱いていた。
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社会 2020年01月10日 19時00分
原因は「水を飲んでいる」とのクレームを避けるため JR運転士が熱中症に【モンスタークレーマーの非常識事件】
昨今、公共交通機関の運転手や救急隊員、消防士、警察官などに対し、「勤務中にコンビニで買い物していた」「喋っていた」「制服のまま飲食していた」などと、一般市民からクレームが入るケースが相次いでいる。 公共交通機関や公務員を管理する地方自治体や運営会社などが「コンビニに寄ることもある」「飲食することもある」と説明し、理解を求めているが、不寛容な人物から筋違いのクレームが入ることは多い。「不寛容社会」が、社員や職員を苦しめている。 そんなクレーム社会の「生きにくさ」を象徴する出来事が、2019年7月に発生している。舞台となったのは山形県のJR羽越線遊佐駅。列車を運転していた男性運転士(37)が、体調不良を訴え、病院に搬送されたのだ。 当時、山形県内は猛烈な暑さとなっており、運転士は熱中症になっていた。そして、そこに至ってしまった要因と見られているのが、「モンスタークレーマー」の存在。熱中症を防ぐには、こまめな水分補給や塩分の摂取が必要となるが、運転士は乗客からの「水を飲んでいる」というクレームを恐れ、我慢していた様子。結局、暑さに耐えきることができず、遊佐駅で交代。当然代わりの運転士は遊佐駅にはいないため、列車は50分運転を見合わせることになった。 このニュースが報じられると、「一部の悪質なクレーマーによって生きづらい世の中になった。運転士がかわいそう」「水を飲むなって言ってる人たちは、公共交通機関に勤務する人間がロボットだと思っているのではないか」「日本全体がおかしい。寛容力がなさすぎる」と運転士への同情やクレーマーへの怒りの声が挙がる。 また、「気にせず水を飲めばよかった」「クレームを入れられても正しい行動なのだから堂々としているべきだった」「クレームを恐れてはダメ」と、運転士の行動を疑問視する声も出た。 「水を飲んでいた」とクレームを入れられることを恐れた運転士に批判もあるが、会社が守ってくれるか否か不明な状態であれば、我慢してしまうのも無理はない。責めるのは酷というものだ。 公共交通機関に勤務する人々や、公務員もれっきとした人間。「食べるな」「飲むな」といったクレームは、明らかな筋違いだ。文 櫻井哲夫
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