大谷翔平
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スポーツ 2021年12月10日 20時30分
元日本ハム・岩本氏、大谷会見での炎上は新庄会見が影響?「帰ろうかと思った」真相明かすも「もう出るな」の声
野球解説者の岩本勉氏(元日本ハム)が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。先月15日に開かれたエンゼルス・大谷翔平の帰国会見で、自身の言動が物議を醸した件の真相を明かした。 >>『ミヤネ屋』大谷選手への質問に「困ってたし迷惑」「勘違い関西人のノリやめて」の声 元日ハム岩本氏の空回りが不評<< 今回の動画で岩本氏は中日の片岡篤史二軍監督をゲストに迎え、今オフ就任した日本ハム・新庄剛志新監督の会見や言動をテーマにトーク。その中で、片岡氏は新庄氏がワインレッドのスーツに、大きなえりを立てた白いシャツという出で立ちで就任会見に臨んだことについて「あんな服着てみ俺ら、似合わへんで」と自虐を込めて発言。これに岩本氏が「バッシングの嵐ですよ。大谷翔平の記者会見でファイヤー(したことよりも)、もっと大ファイヤーになって…」と返したことをきっかけに、大谷の帰国会見での振る舞いについて経緯や当時の心境を語った。 岩本氏は同会見中盤に大谷に質問したが、質問前に「会場の皆さん、世界でこれだけ活躍している大谷翔平選手が、華々しく日本に帰ってきてくれました。まずをもって大きな拍手をお願いします」と集まった報道陣に呼びかけるも拍手はまばら。続けて、英語で「ロングタイムノーシー ハウアーユートゥデイ(久しぶり、元気ですか?)」と大谷に投げかけると、大谷は会釈しながら困惑した表情を浮かべた。 また、岩本氏はその後「私生活で一番お世話になった方を教えていただきたい」「家族、友人、知人の中で『この言葉が支えになった』と思うことを教えていただきたい」といった質問をしたが、質問が長すぎたのか大谷が「あとなんでしたっけ?」と聞き返す場面も。これを受けたネット上では「主役はお前じゃないのに目立とうとするな」、「本業に関係無い質問をだらだら喋るなよ」といった批判が噴出した。 この振る舞いについて、岩本氏は「新庄ビッグボスの就任記者会見での拍手、質問が大うけやったんで同じことやってもうたんですよ」と発言。11月4日の新庄新監督の就任会見で質問時に拍手を求めたところ周囲の反応が良かったため、大谷の会見でも同じ振る舞いをしてしまったと説明した。 岩本氏は続けて、「(拍手が挙がらず)『みんなもっと拍手せえよ!』みたいな(気持ちになった)。そこで大谷君パッと見たら『あ~岩本さんやってる』みたいな顔してたんで、思わず『ロングタイムノーシー』(と言った)」とコメント。自身のもくろみに反してそれほど拍手が起こらなかったことによる焦りから、大谷に唐突に英語を投げかけてしまったと語った。 ただ、これを受けた大谷の反応も思わしくなかったことから、岩本氏は「もう帰ろうかなと思った。英語(の問いかけ)が滑った時点で」と意気消沈。その後は「彼のパーソナルな感謝を引き出そう」という思いから質問したが、質問終了後も「僕椅子でこんなんなって(うなだれて)ましたもん」と空回りしたことを引きずっていたことを明かした。 岩本氏の発言を受け、ネット上には「自分でもやらかした自覚はあったのか」、「新庄の会見が伏線になってたとは知らなかった」、「いきなり英語喋り出して『どうした?』って思ったけど本人も苦し紛れだったのかよ」と驚きの声が寄せられている。 一方、「だから会見後にツイッターでファンに八つ当たりしたのか?」、「会見の時点で気落ちしてた分、その後見聞きした批判に感情を抑えられなくなったんだろうか」、「後でキレ散らかすぐらいなら最初から下手なことしなきゃよかったのにな」と、会見後の行動について推測するコメントも多数挙がった。 岩本氏は会見後に自身の公式ツイッターに、自身を批判する内容のツイートを引用した上での反論ツイートを複数回投稿。岩本氏はそれ以前にこのような行動をとったことはほとんどなく、ツイートの中には「お前なんも分かってないなぁクソ」といった過激な内容も散見されたため、ネット上には「岩本メンタル大丈夫か?」、「叩かれすぎて精神病んでないか」と心配の声も少なからず挙がっていた。 会見のみならず、その後の振る舞いも物議を醸した岩本氏。今後、会見オファーが舞い込むかどうかは不明だが、ファンの間では「これだけ痛い目見てるんだし、次回以降は反省生かして真面目にやってくれるだろう」、「岩本もファンも誰も得しないしもう会見には出るな」と賛否両論となっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg岩本勉氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/gun18gun18
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スポーツ 2021年12月04日 16時00分
キャンプ前までに〝視聴率男〟の冠をゲットしそうなビッグボス・新庄監督
今年を代表する言葉を決める「2021ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で開かれ、年間大賞は米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の「リアル二刀流/ショータイム」が選出された。 >>新庄剛志氏、日本ハム電撃復帰“匂わせ”? SNS上での異変に憶測の声、テレビ番組では意味深発言も<< 各メディアによると、発表に先立ち、選考委員が選評を述べ、漫画家のやくみつる氏が、日本ハム・新庄剛志新監督の「ビッグボス」に言及。 流行語大賞の対象期間に「ビッグボス」も入っているとしたうえで、「候補の30語発表の真裏でこの言葉が発生した。正直拾い得ないわけですね。これほどのイベントには準備が必要。時間的な齟齬があるのはお含み置きいただければ」と話した。 そのうえで、「来年、ビッグボスがその言葉にたがわぬ活躍を見せていただければ候補にはなってくるでしょうから」と来年の受賞の可能性に含みを持たせていたという。 「大賞候補が発表されたのは11月4日だったが、新庄監督が沖縄キャンプで大々的に取り上げられたのはその数日後。あと1週間発表がずれていれば、確実に大賞候補には入っていただろう」(表彰式を取材した記者) キャンプの様子が各局の情報番組で大々的に取り上げられ話題になった新庄監督だが、12月6日放送の日本テレビ系トークバラエティー番組「しゃべくり007」にゲスト出演することが決定。 監督就任発表後、初のバラエティー出演。一部スポーツ紙によると、同番組を逆指名した理由を問われ、「しゃべくりの第1回目のゲストという縁があるので、就任後の初バラエティーはしゃべくりを選んだ」と義理堅さをうかがわせた。 また、来年元日放送のテレビ朝日系の新年恒例番組「芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル」の出演者が先ごろ公式HPで発表され、「日本ハムファイターズGMとビッグボス」チームで、新庄ビッグボスと稲葉篤紀GMが登場すること発表されるやネット上で話題になった。 「新庄監督は今や国民的に関心が寄せられている人物とあって、両番組の視聴率は大きく跳ね上がるだろう。今後もキャンプ開幕まで各局からオファーが殺到しそうで、〝視聴率男〟の冠をゲットすることになりそう」(テレビ局関係者) ビッグボスの番組選びも注目される。
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スポーツ 2021年11月27日 11時00分
“大谷MVP無理”で炎上の石毛元監督、見る目の無さは昔から? オリ監督時代に物議を醸した助っ人の処遇とは
今季投手として「23登板・9勝2敗・防御率3.18」、野手として「155試合・.257・46本・100打点」といった数字を残し、19日(現地時間18日)にアメリカン・リーグのMVPに選出されたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。2001年のイチロー氏(元シアトル・マリナーズ他)以来となる日本人メジャーリーガーの受賞にネット上にも喜びの声が挙がる中、思わぬ話題を集めたのが野球解説者の石毛宏典氏だった。 石毛氏は大谷がMVPを受賞する前日の18日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。その中で、大谷のMVP受賞について「無理でしょ。みなさん何を期待しているのかよく分からん。『絶対獲ってほしいよね、日本人で初めて』っていう(のは)無理だと思いますよ」と断言した。 石毛氏は続けて、「ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ/.273・48本・121打点)だとかゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ/.311・48本・111打点)はもっともっと良い数字を残している」と、リーグ本塁打王を争ったライバル打者の方がいい成績を残していると指摘。さらに、「白人ナンバーワンというのも、まだ僕はあると思ってます」と、人種の壁に阻まれるのではという持論も展開した。 >>大谷MVPの裏で球界レジェンドが炎上?「白人女性捕まえてきて」「MVP獲れない」発言が物議<< 結果的に外れた石毛氏のこれらの見解を受け、ネット上には「イチローが過去に取ってること、ペレスが最終候補に入ってないこと知らない時点で論外」、「白人、アメリカ人以外でMVP獲った選手は過去にも大勢いるんだが…」などと苦言や批判が噴出。一方、「監督時代から見る目の無さが全く変わってない」、「オリの監督辞めて20年弱経っても選手を正しく評価できないのか…」と、オリックス監督時代(2002-2003)を絡めた呆れ声も数多く挙がった。 オリックス監督時代の石毛氏は、後に本塁打王に輝く助っ人打者・セギノールを干して物議となっていたことも。2002年に新助っ人としてチームに加入したセギノールは、同年5月終了時点で16本塁打を放つなど長打力を発揮したが、石毛監督は確実性の低さ(打率.245)を嫌ったのか、6月以降はしばしばセギノールをスタメン外に。当時のファンの間では「なぜ使わないのか」という不満も少なくなかった。 また、同月下旬には「なぜ干されているか分かっとらん。自分で気が付くまで使わん」、「いつもベンチでボーッとしとる」などと態度面にも苦言。これを聞いたセギノールから「言われたことをやってきた自負はある。チームの勝利を追求したときに(外国人を使わないのは)どうなのかな」と異議を唱えられても、「そうする(勝利を追求する)から彼らを外すんだよ。復帰して、いくつ三振食らってるんだよ」と態度を硬化させたまま。結局、セギノールは「89試合・.204・23本・47打点」という成績だった8月末に二軍落ちとなると、その後復帰できないまま9月末に球団から解雇されてしまった。 ただ、セギノールはその後1年の米マイナー暮らしを経て2004年に日本ハムに加入すると、4年間で計122本塁打をマークし、本塁打王も1回獲得するなど大活躍。この期間にAクラス3回、リーグ優勝2回、日本一1回を達成したチームを主砲として牽引したため、ファンの間では「石毛もオリックスも見る目が無かった」という声も少なからず挙がっていた。 セギノールが去り迎えた2003年、石毛氏はチームが開幕20試合で「7勝12敗1分」と負けが込んだことから途中解任に。セギノールの実力を正しく評価し起用していれば、開幕直後のタイミングで辞めさせられることもなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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芸能ニュース 2021年11月20日 12時20分
大活躍の大谷翔平、紅白出演は待ったがかかる可能性も?
野手としても大活躍したエンゼルスの大谷翔平投手が15日、都内の日本記者クラブで会見し、その模様をテレビ各局の情報番組が報じた。 10月下旬に帰国してから初めて公の場に姿を現して凱旋会見。今オフは受賞ラッシュで、18日(日本時間19日)にア・リーグMVPの獲得も発表された。 「日本国民の注目度は高いだけに、テレビ各局の番組は争奪戦を繰り広げている。すっかり大物大リーガーとなってしまっただけに、出演料も破格の扱い。とはいえ、数字は取れるので各局は惜しみなく支払う」(テレビ局関係者) >>大谷翔平の活躍への安藤和津の発言に視聴者ドン引き「こんな義母絶対無理」「柄本佑に失礼」の声も<< 今後、しばらく日本に滞在すると思われるが、すでに国民的歌番組である大みそかのNHK・紅白が審査員のオファーを出したことが報じられている。 「日本ハム時代に二刀流で大活躍した2016年も審査員を務めているが、今回はさらに選手としての価値が上がっている。審査員という枠に収めず、大谷の活躍を振り返るコーナーもできるのでは」(芸能記者) そんな中、暗号資産(仮想通貨)を取り扱うFTXと長期契約を結び、「グローバル・アンバサダー」に就任すると16日、同社が発表。 会社のブランド向上や仮想通貨の認知度アップが狙いで、大谷は報酬の全てを仮想通貨や株式で受け取るというのだが……。 「米国では日本と比べものにならないほど仮想通貨が流通しているので、全く問題にはならないかもしれないが、日本国内では仮想通貨を巡る詐欺事件が起こるなどあまり印象が良くない。そんな仮想通貨の広告塔を務めることになってしまっただけに、おそらく、おカタイNHKの幹部や制作サイドは大谷の起用について再検討するのでは。FTXという会社や、同社の商品を巡るトラブルがないかなど、調べることは山ほどありそうだ」(経済部記者) NHKの最終的なジャッジが注目される。
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社会 2021年11月19日 12時45分
大谷MVPの裏で球界レジェンドが炎上?「白人女性捕まえてきて」「MVP獲れない」発言が物議
日本時間19日、アメリカン・リーグのMVP(最優秀選手)に、エンゼルスの大谷翔平選手が満票で選出された。その裏では、元プロ野球選手の石毛宏典氏がネット上で炎上し、話題になっている。 >>『ミヤネ屋』大谷選手への質問に「困ってたし迷惑」「勘違い関西人のノリやめて」の声 元日ハム岩本氏の空回りが不評<< 日本野球界で独立リーグを立ち上げたレジェンドとしても知られている石毛氏。しかし、MVP発表の前日18日に自身のユーチューブチャンネルにアップした「【発表前日】大谷翔平選手がMVPを獲れない理由を話します。アメリカは...」という動画が問題視されている。 動画冒頭で石毛氏は、動画のアシスタントを務めるタレントの半田あいに対し、「大谷翔平のどこがいい? タイプ?」「どんな女性と結婚してほしい?」と野球と無関係のことを質問。さらに、「俺は逆に(大谷選手の結婚相手は)白人女性でもいいかな。白人女性捕まえてきて、みたいな」「MVPも獲ってほしいんだけど、アメリカの女性をちゃんとこう、嫁さんにして帰ってくる。それも面白いかな」などと話していた。 また、MVPについては「無理でしょ」「無理だと思いますよ」と断言。大谷選手の今年の活躍は認めつつも、「それで十分でしょ」と実績を残しただけで十分だとした。また、MVP受賞が「無理」な理由について、石毛氏は「なんだかんだ言って、アメリカナンバーワンなんですよ」と外国選手が入る余地がないことを繰り返し指摘。「やっぱ大谷がMVPを獲るためには、もっともっと相当な数字を上げないと駄目」と持論を展開した。 しかし、実際には満票でMVPに選出。石毛氏の動画のコメント欄には「感覚が昭和過ぎて無理」「メジャーのMVPの選考が人種差別的に行われてると誤解されかねない発言はどうかと」「セクハラもひどすぎ」「今の時点で相当な数字残してるけど」「白人じゃないからMVP取れないって何言ってるの?」といった批判的な声が殺到。炎上状態になっている。 実際にはイチローも2001年に受賞しているMVP。石毛氏の前時代的な感覚に野球ファンも戸惑ってしまったようだ。記事内の引用について石毛宏典公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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社会 2021年11月15日 17時30分
『ミヤネ屋』大谷選手への質問に「困ってたし迷惑」「勘違い関西人のノリやめて」の声 元日ハム岩本氏の空回りが不評
15日に行われたエンゼルス大谷翔平選手の記者会見に『ミヤネ屋』(日本テレビ系)の代表として出席した元日本ハムファイターズの岩本勉氏の言動に、批判が集まっている。 >>大谷翔平の活躍への安藤和津の発言に視聴者ドン引き「こんな義母絶対無理」「柄本佑に失礼」の声も<< 日本記者クラブで行われた今回の会見。岩本氏は会見終盤に質問し、まず「会場の皆さん、世界でこれだけ活躍している大谷翔平選手が、華々しく日本に帰ってきてくれました。まずをもって大きな拍手をお願いします」と集まった報道陣に拍手を呼びかけ。さらに英語で「ロングタイムノーシー ハウアーユートゥデイ(久しぶり、元気ですか?)」と投げかけ、大谷は静かに苦笑いしていた。 また、岩本氏は「私生活で一番お世話になった方を教えていただきたい」「家族、友人、知人の中で『この言葉が支えになった』と思うことを教えていただきたい」などと長々と質問。大谷選手は前者について通訳の水原一平氏の名前を挙げて答えたものの、あまりにも質問が長すぎ、「あとなんでしたっけ?」と混乱する場面もあった。 番組では岩本氏の言動を「少々空回り気味」と紹介。しかし、岩本氏はカメラに向かって「相変わらず照れ屋さんでしたね。そういうところがかわいいんですよね」などとテンション上々。会見終了後もカメラに向かい、「ツンデレを引き出すことができただけでも岩本の成果じゃないんですか? ソルティ(塩対応)の大谷翔平も魅力たっぷりでんな! ソルティ(塩対応)でしたね~」とご機嫌だった。 しかし、この岩本氏の振る舞いにネットからは、「寒い」「全然面白くない」「くだらない」「勘違い関西人のノリやめてほしい」「大谷も困ってたし、ただただ迷惑」といった批判的な声が多く集まっていた。 同じ日ハム出身で、大谷の“先輩”にあたる岩本氏。それだけにできたおふざけとはいえ、不快感を抱いた人が多くいたようだ。
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スポーツ 2021年11月15日 11時20分
大谷翔平と菊池雄星が来季同じチームに?「キクチは獲得しないのか」エンゼルスGMの決断に現地メディアも注目か
エンゼルスの大谷翔平選手を巡る野球環境が大きく変わろうとしている。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 11日、米球界ではゼネラルマネ―ジャー(以下=GM)会議が終了した。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMもそれに出席し、低迷したチームを再建するため、投打の補強に乗り出しているが、こんな質問を受けた。 「キクチは獲得しないのか?」 マリナーズとの契約延長を選択せず、フリーエージェント(以下=FA)となった菊池雄星投手のことだ。 花巻高の先輩後輩にあたる大谷と菊池がエンゼルスで合体。こういう質問は日本メディアの方が得意なのだが…。 「菊池は『4年契約』の“最終年”となりました。ちょっと複雑な契約をマリナーズと結んでおり、マリナーズが菊池に『残ってくれ』ともし出た場合と、菊池がマリナーズに『残りたい』と言った場合では次年度の年俸額が異なるんです。マリナーズ、菊池とも残留を口にせず、菊池は新天地を求めることとなりました」(米国人ライター) 後輩・大谷のいるエンゼルスへの移籍を前提とした退団ではないのだ。 それでも、米メディアが「エンゼルスの菊池獲得の可能性」を疑っているのは、2人の関係性だけが理由ではないようだ。 「エンゼルスは大物選手との交渉で苦戦しています。まだ始まったばかりなので、どうなるか分かりませんが」(前出・同) 今オフの米FA市場だが、投手ではア・リーグ最優秀防御率賞のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞の最終候補にも選ばれたロビー・レイ(左投手)、レッドソックスからFAとなった好左腕、エドゥアルド・ロドリゲスらが注目されている。これに対し、ミナシアンGMは「とにかくアウトを奪うことが必要だ。右投手、左投手、両方…」と答えていた。 “本命”を明かさないためにこういう言い方をしたのかもしれないが、「交渉がうまく行っていない」と見る米メディアは少なくなかった。 「菊池は97マイル(約156キロ)を投げられます。左投手でこれだけのスピードボールを投げられるのは、ごくわずか。成績はイマイチでも、それはマリナーズにも理由があって、環境を変えてやればもっと勝てると見る声もあります。レイ、ロドリゲスなどの大物との交渉に失敗した球団は、次に菊池獲得を狙うと予想されています」(現地関係者) 菊池に近いNPB関係者によれば、先発ローテーションの確約が彼の移籍先に求める条件だという。 投手のコマ不足に悩むエンゼルスなら、その条件はクリアされるが、菊地自身にも行きたい球団がほかにあるのかもしれない。 「MLBと同選手会が新しい労使協定を結ぶ話し合いもまもなく本格化します。ナ・リーグもア・リーグに倣って、来季からDH制を導入する方向です」(前出・同) 大谷はア・リーグDH部門でシルバースラッガー賞に選ばれている。ナ・リーグもDH制を採用するとなれば、大谷を欲しいと思う球団はさらに増える。 ミナシアンGMの補強交渉が遅々として進まないのは、来季で満了となる大谷の去就に関する質問が殺到しているからでは? 来季は「外野手でもスタメン出場する」との情報もある。菊池が投げ、大谷が攻守でそれをサポートする――。そんな試合が見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月14日 11時00分
大谷翔平にエンゼルス退団説が急浮上か 本人は勝てない日々に苦悩? 監督の“三刀流”構想も移籍への追い風か
エンゼルス・大谷翔平選手のオフは、「無い」も同然だ。 米放送局FOXスポーツがレギュラー放送中の野球番組内でMVP争いに関する特集をオンエアした。主役は、大谷だった。 「ポストシーズンマッチの真っ最中なのに、その勝敗よりも大谷を扱った記事の方が大きく報じられる日もあります」(米国人ライター) しかし、大谷に関する話題は、MVP争いだけではなかった。 もう、“移籍問題”と言ってもいいだろう。9月26日のマリナーズ戦後、米記者団が投打で活躍してもチームの勝利につながらない状況を挙げ、「エンゼルスが好きか、残りたいと思っているのか?」と質問した。大谷はチーム愛を語った後、「それ以上に勝ちたいという気持ちの方が強いですし、プレイヤーとしては、それの方が正しいんじゃないかなと思っています」とも発言した。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 後日、球団は「移籍希望説」を否定したが、米メディアは周辺取材を続けており、ここにきて、「やっぱり、移籍するのではないか?」の声が強まってきたのだ。 エンゼルスと大谷は今年2月、2年総額850万ドル(約9億円)で契約している。フリーになるのは、2023年オフ。エンゼルスは契約満了となる前に延長交渉をまとめなければならない。 「同じ西海岸のドジャースが強奪してしまうのではないかという声が強くなってきました。ドジャースは補強資金が豊富ですし、投打ともに選手層が厚いので、大谷は間違いなく、2ケタ勝利を挙げられます」(前出・同) ヤンキースが「エンゼルス指揮官のジョー・マドン監督とセットで引き抜く」なんて話も出ているそうだ。 「東海岸の伝統チーム(ヤンキース、レッドソックスなど)はすぐに結果を求められます。西海岸の穏やかな雰囲気、自分のペースで野球をやることが許される環境が気に入って、エンゼルスを選択しました。ですが、投打で高い成績を挙げても、チームが優勝争いに加われないジレンマを抱いていると、米メディアは伝えています。シーズン終盤、ベンチに座っている時の大谷は考え込んでいるような表情を見せていましたが」(現地関係者) 「ドジャース有力」と聞いて、「おや?」と思う点もないわけではない。ドジャースは指名打者制(=DH)のないナショナルリーグのチームだ。コロナ禍の特別措置として、昨季はDH制が採用されたが、今季は9人制に戻されている。打者出場する際は守備に就かなければならないが…。 そう言えば、マドン監督はDH制の使えない試合の対策として、来季から「外野手・大谷」が構想にある旨も打ち明けていた。外野守備もできるようになれば、ナ・リーグ移籍も選択肢に入ってくるだろう。 現地関係者によれば、大谷はジムトレーニングを始めているという。打撃、投球練習のほかに守備練習が加わり、来春キャンプはさらに忙しくなる。そのために、オフの間も体調を整えておこうと思ったのだろう。 まあ、体を動かしておけば、“余計な雑音”も耳に入って来ないが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月10日 11時00分
斎藤佑樹、マー君と明暗分かれたのは早大進学のせい? 当時の監督が後悔を告白、致命的故障以前に生じていた異変とは
2010年のドラフトで1位指名を受け日本ハム(2011-)に入団し、昨季までに「88登板・15勝26敗・防御率4.34」という通算成績を残しているプロ11年目・33歳の斎藤佑樹。その斎藤が1日に球団を通じて現役引退を発表したことはファンの間で大きな話題となった。 >>日本ハム・斎藤、コーチの意見を完全に無視?「だからダメになった」「清宮と同じ」呆れ声 西崎氏が衝撃の光景を明かす<< 斎藤は早稲田実業高校時代の2006年夏の甲子園で、エースとしてチームの優勝に大きく貢献。ポケットに入れていた青いハンドタオルで汗をぬぐう姿から「ハンカチ王子」の愛称で日本中の話題を集め、駒大苫小牧高・田中将大(現楽天)と投げ合った決勝再試合は平日にもかかわらず視聴率23.8%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)を記録した。その後進学した早稲田大学でも大学野球選手権(2007)、明治神宮野球大会(2010年/大学の部)優勝に大きく貢献し、2010年ドラフトで日本ハムから1位指名を受けプロ入りした。 しかし、斎藤はプロ1年目の2011年は6勝、翌2012年は5勝とまずまずの成績を残したものの、2012年オフに右肩関節唇損傷を負って以降は不振に陥り、昨年はプロ入り後初めて一軍未出場で終了。さらに、同年10月には右ひじじん帯断裂という新たな故障に見舞われ、今季は7月12日の二軍・DeNA戦での実戦復帰から二軍暮らしが続いていた中で引退を決断。今後については「これから、周りの人といろいろ相談しながら考えたい」と未定であると語ったことも伝えられている。 高校、大学の双方で実績を残した一方、プロでは結果を出せないままユニフォームを脱ぐことになった斎藤。引退発表を受けたネット上では惜別の声が相次ぐ一方、斎藤のキャリアがこのような結末を迎えた理由に関する議論も白熱しているが、中でも「全ての元凶は早大に進学したことではないか」、「監督に酷使されて股関節痛めてなければなあ…」と大学進学が失敗だったとする意見は少なくない。 「2007年に早稲田大学に進学した斎藤は、当時監督だった應武篤良氏(現広島・崇徳高校監督)のもとで4年間プレー。主戦場である東京六大学野球では史上6人目となる、通算30勝300奪三振を達成するなど実績を残しました。ただ、應武氏は2020年11月29日の『NEWSポストセブン』(小学館)の記事内で、斎藤を周囲の期待やチーム事情もあり1年時から積極起用した結果、3年時に股関節痛を発症したと告白。同時に、『私が鬼になって、入学当初から試合に起用せず、下半身強化に時間を割いていれば状況は違ったかもしれない。1年ぐらい肩を休ませても良かった。以降、斎藤は慢性的な股関節の痛みと付き合うことになった』と、酷使してしまったことへの後悔の念を語っています」(野球ライター) 同記事では発症以降の斎藤が患部に負担のかからないフォームを模索し、その結果右肩の可動域が狭まりフォームのバランスを崩したということも伝えられている。2012年に負った右肩関節唇損傷も、大学時代に股関節を痛めたことが根本的な原因だったのかもしれない。 なお、斎藤は故障当初こそファンから早期回復を願う声が多数寄せられていたが、復調できないまま1年、また1年と時間が経過するごとに「いつになったら復活するのか」と不満や批判が増加。加えて、この間に田中がMLBに移籍し長期間(2014-2020)活躍したこと、2013年にチームに入団してきた大谷翔平(現ロサンゼルス・エンゼルス)が1年目から投打で結果を出し2018年からMLBに活躍の場を移したことも、「マー君や大谷に比べて斎藤は…」とバッシングに拍車をかけている。 結果的にはプロ2年目を終えた段階で致命的な故障を負い、最後まで復調できないまま引退という形になった斎藤。「自分は人間としても野球選手としても未熟。大学に進んで成長したい」という理由で下した大学進学の決断は、今後も長きにわたりファンの間で惜しまれることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月06日 11時00分
大谷翔平に他球団移籍が急浮上か エンゼルスは交渉を始めていない? 意外な第三者も残留への難敵か
大谷翔平選手の周辺が騒がしくなってきた。10月3日(現地時間、以下同)の今季最終戦前、米メディアによる共同のオンライン会見を受けていたことか分かった。 「エンゼルスから契約延長の話が来たら応じるかと聞かれ、『オープンな気持ちで話すと思います』と答えていました」(米国人ライター) エンゼルスが持つ大谷の保有権は、2023年まで。試合前に契約に関する質問がされた理由だが、それは、9月26日のマリナーズ戦後の共同会見にあった。好投しても勝てない状況について聞かれ、大谷は“チーム愛”を答えた。しかし、「それ以上に勝ちたいという気持ちが…」とも続けたため、その発言が一人歩きしてしまったのだ。 >>エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ<< 試合前に質問する内容ではない。そのことは米メディアも分かっていた。しかし、どうしても聞かなければならないほど、大谷の契約問題は揺れていたのである。 「メジャーリーグでは契約期間が満了する前に交渉をスタートさせます。試合前の会見で大谷はサラッと答えていましたけど、結構重要なことも明かしちゃったんですよね」(前出・同) 重要なこと。それは「契約延長の話が来たら?」の質問に対しての回答に秘められていた。 大谷は「オープンな気持ちで話すと思います」と答えている。「思います」ということは、この時点でエンゼルスがアクションを何も起こしていないことを暴露してしまったのだ。 翌日、地元紙ロサンゼルス・デーリーニューズがこう伝えていた。<大谷を慰留できればハッピーだ。しかし、大谷の延長契約の交渉で、その価値を金額に置き換えるのは難しい作業になる。過去の比較対象もない> 残留交渉をスタートさせたいと思っていても、一番重要な新年俸の金額を提示できないようだ。 また、こんなことは考えたくないが、来季は一変して不振に陥った場合はどうなるのか。新年俸の金額は“控え気味”となる。すでに米メディアは「新年俸は50億円強」との予想記事も報じている。日本ハム時代を知る関係者、プロ野球解説者たちは「金額よりも環境」と言っていたが、ビジネスとして交渉に当たる大谷の代理人グループはそう簡単には引き下がれないだろう。 「代理人」と言えば、こんな情報も聞かれた。 「ビリー・エプラー氏を覚えていますか。2017年オフ、大谷を獲得した当時のエンゼルスGMですよ。昨年9月、チームの成績不振により解任されましたが、つい最近、大手プロダクション・WMEに入社したんです。大谷の延長契約に影響をもたらすでしょう」(現地関係者) エプラー氏がヤンキースなど強豪球団との争奪戦を制した勝因は、二刀流に理解を示したこと。もっと言えば、エンゼルスGM就任前の約10年間、彼はヤンキースのGM補佐などを歴任していた。田中将大、イチロー、松井秀喜らとも交流があり、日本人選手が交渉でどんなことにこだわりを持つのかも研究していたからだ。しかし、今回のWME入社で、 「大谷強奪を狙う球団が彼にサポート役を依頼してくるのでは?」とも予想されていた。 古巣・ヤンキースに味方するとの見方もされていた。もし本当なら、大谷残留をめざすエンゼルスにとって、最大の難敵となる。 「来季、大谷は外野手も兼務します。DH制の使えない試合での出場機会を増やすためです」(前出・米国人ライター) 外野手兼務で“三刀流”となれば、打撃成績が多少下がったとしても、大谷の希少価値はむしろ高まるはず。エンゼルスは一日でも早く下交渉をスタートさせるべきだ。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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