ギリシャ
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社会 2021年10月19日 13時20分
玉川徹氏、財政危機の頃のギリシャ「みんな楽観的だった」日本の財政を危惧?「不安を煽るな」「勉強し直して」の声も
19日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、日本の財政について言及したことが波紋を呼んでいる。 この日の番組では、与野党が掲げる現金給付案についての解説と、一方でそれを賄う財政があるのか、という問題が議論された。財務省の事務方のトップは“ばらまき合戦”だと抗議しているという。 >>玉川徹氏、猫の腎臓病薬への発言が批判「流石にひどい」「よくあんなコメント出来るな」怒りの声も<< ここで、司会の羽鳥慎一アナウンサーが「一昔前は『国の借金がいくら兆円で、1人に換算すると、いくらで……』とよく聞いたような気がする」と述べると、玉川氏は「確か、1人当たりが700万円ぐらいだった時、日本の財政はこのままでは大変なんじゃないかという話が随分あった」と振り返りつつ、「(今は)そこから200万円以上、300万円くらい1人当たりで増えているにもかかわらず、危機感があまりない」と嘆いた。 その上で、同氏は2009年、財政破綻に瀕したギリシャの話題を持ち出した。当時、近くの国で取材していたことから、ギリシャを訪問したという玉川氏。現地の人に「ギリシャは大変ですね」などと聞いたところ、「みんな楽観的だった」のだとか。危機感を抱いていない理由を尋ねると、「『ギリシャはヨーロッパ文化の源泉だから、みんな助けてくれる』と言っていた」と明かした。 続けて、同氏は「色々と話を聞いてみると、財務省が一番心配しているのは、国債の信認の低下なんですよね。格付けが下がるというのは、今の平和な状態なら大丈夫ですけど、何かキッカケがあった時に急に動いたりするわけです」と憂慮。 そして、再びギリシャについて語り始め、「ギリシャの場合は粉飾をやっていたんですよね。財政は健全だと思っていたら嘘ついてましたということで、ガクガクッと格付けが下がって大変になった」と同じようなことにならないか、日本を危惧していた。 だが、債務には自国通貨を使っているか、それとも他国の通貨を借りているのかで話が変わってくる。日本は「日本円」しか借りていないが、ギリシャは「ユーロ」であり、つまりは「外貨」。他国から借金していることになる。 こうした通貨の違いに触れずに、ギリシャについて話し始めた玉川氏に対して、ネットでは「不要な不安を国民に煽るな。国の借金は国民の借金ではない!」「ギリシャの財政破綻とは、一緒にできるわけもなく。最悪。この玉川、やっぱ、向こうの人間」「玉川さんギリシャ破綻論は全く日本と違います」と反発が。 さらには「もう少し経済のこと勉強して!今日はガッカリ」「コロナにはあれ程勉強熱心な玉川か、こんな経済オンチだとは?」「財政について勉強し直しなさい」という意見もあった。
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社会 2021年06月13日 06時00分
コロナへの恐怖は薄れた? 規制解除で観光客が爆増しそうなヨーロッパ、アジア人観光客を求める声も
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ヨーロッパ各国で入国が制限され、しばらくの間旅行が規制されていたが、イタリアやギリシャを筆頭に、ヨーロッパでは5月中旬から徐々に旅行者に対する規制が解除され始めた。そんなヨーロッパではすでに多くの人が旅行を楽しんだり、旅行の計画をし始めているようだ。 ヨーロッパでは昨年3月のロックダウン以降、旅行を制限する国がほとんどで、基本的にはビジネスや健康に関する渡航以外は国境を超えることは禁止ではないものの、控えるように政府が呼びかけてきた。しかし、今年の5月中旬頃から規制が解除され、現在はほとんどのヨーロッパ各国でワクチン接種を終えていて、ワクチン接種を終えた証明書を提示したり、PCR検査でのコロナの陰性証明書があれば自由に旅行ができる。ワクチン接種を終えていれば入国後の隔離措置もない。また、EUは日本人観光客を隔離なしで受け入れると6月3日に発表しており、今後、さらに旅行客を受け入れていこうという姿勢が見て取れる。 旅行者への規制が解除された背景には、ヨーロッパ各国の2回目のワクチンの接種率がどの国も2〜3割前後となっていることから感染のリスクが低下したと思われていること、また渡航のために必要なPCR検査が容易に行えることが挙げられるだろう。PCR検査に関しては、例えばドイツの場合は、オンラインで簡単にPCR検査の予約ができ、検査は無料。結果は12〜24時間後にはメールで送られてきて、チェックインの際と入国時にメールで送られてきた陰性の結果を提示するだけだ。 このような状況があるからか、規制が解除されてからヨーロッパの人たちは旅行に対して前向きな姿勢を見せている。空港ではすでに子連れで旅行に出かける人を多く見かけ、旅行を楽しもうとしている人が多いようだ。ドイツから8か月の子どもを連れてギリシャに旅行に行くというドイツ人家族は「また旅行の規制がされるかもしれないから今のうちに行かなければと思った」と話す。昨年はどこへも行けなかったからその分、今年は目一杯旅行を楽しみたいと言い、幼い子どもを連れての旅行も「ヨーロッパではどの国もワクチンの接種が進んでいるし、渡航先のギリシャはみんなマスクをしていて感染対策をしていると聞いている。観光客は多いみたいだけど、みんなPCR検査を受けた上で旅行しているから怖くない」と明かしていた。フランスからイタリアに旅行したというイタリア人カップルは旅行が解禁されたことを喜び、「規制が解除されてすぐにチケットを取った。私たちの周りでも多くの人が夏のバカンスの予定をすでに立てている」と明かしていた。 >>レストランには高齢者ばかり? 距離感など気の緩みに心配の声も、ドイツのワクチン接種遅れが批判されない理由<< 観光が再開されたことで、少しずつコロナ禍以前の活気を取り戻しているヨーロッパ。だが、観光地からは心配の声も挙がっているようだ。 観光業が主な産業となっているギリシャでは、コロナ禍で苦しい状況が続いていたものの、少しずつヨーロッパからの観光客が増えてきた。だが、日本や韓国などアジア圏からの観光の解除がされたにも関わらず、ホテルにはヨーロッパ以外の国からの予約がほぼ入っていないという。ギリシャのとあるホテルのオーナーは「コロナ禍前はアジアからの観光客が多く、それが重要な収入源になっていた。規制が解除されたことで予約が殺到するかと思ったが、今のところ予約はほぼない。しばらくこの状況が続くのかと不安になる」と話す。 なお、旅行をするからといって、周りから批判的な目を向けられることはないようだ。ドイツからギリシャに旅行したという在独日本人家族は「まだ感染者がいる中での旅行は周りから批判を受けるかと思ったけど、むしろ楽しんできてねという反応だった。批判を受けると思ったと友人などに明かすと、『なんで?』『コロナ禍でいつ何が起こるか未来のことは分からないと学んだでしょ? 今やれることを楽しむべき』と言われて拍子抜けした」と明かしていた。 コロナが収束したわけではなく、現在もリスクはゼロではない。しかし、ヨーロッパではバカンスシーズンを目前に、多くの人が旅行に胸を躍らせているようだ。
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社会 2021年02月28日 06時00分
外出は政府にSMSで報告が必須、性別で外出日が分けられる…世界各国の独自のコロナ対策に混乱も?
新型コロナウイルスが世界を襲い続け、変異種などが見つかったことからロックダウンも含め再び厳しい規制を敷いている国も多い。日本では緊急事態宣言が発令され、できるだけ人の往来を抑える対策が取られたが、独自の対策を取っている国も多いようだ。 例えば人口約1072万人に対しここ数日の1日当たり新規感染者数は1500人前後、死者数は30人前後のギリシャでは外出前、事前に政府の機関にSMSで申請しなければならない決まりがある。 ギリシャでは現在、外出はスーパーや薬局などの生活必需品の買い出しや、通院、介護を必要とする人への訪問、ペットの散歩などに制限されているが、外出前はどこに行くのか政府のコロナ対策機関に報告することが必要となっている。SMSによる申請ができない場合は、指定のフォーマットをプリントアウトし、行き先を記入して携帯する必要がある。なお、外出が許される時間は移動時間を含めて2時間以内。申請は外出前に行い、いつ自宅を出たかが分かるようになっている。指定のフォーマットを携帯する場合は家を出た時刻を書き込む。 >>コロナの隔離措置を無視した看護師、タピオカを買うために外出し逮捕 7週間の刑務所行きに<< 独自の新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っているのはコロンビアもそうだ。コロンビアのここ数日の新規感染者数は人口約4965万人に対し、1日当たり4000人前後、死者数は150人前後。コロンビアでは感染防止対策として、都市部などの複数の地域で外出が制限され、国民一人ひとりに与えられているID番号によって外出できる日が決まっている。外出が許可されるのは地域によっても異なるが主にスーパーや薬局など生活必需品の買い物、犬の散歩などに限られる。IDによる外出制限の方法は地域ごとに決められているが、例えば首都ボゴタでは、ID番号の下一桁が偶数の場合は、偶数の日にのみ外出が許可され、奇数の場合は奇数の日にのみ外出が許可されている。 また、パナマも独自の対策を進めている国の一つだ。人口約417万人に対しここ数日の新規感染者数が1日当たり1000人前後、死者数は20人前後のパナマでは、人混みを避けるため、性別によって買い物のための外出ができる日を制限した。女性は月・水・金曜日、男性は火・木曜日に買い物が可能で、週末は完全に外出が禁止となる。なお、性別は身分証の記載に基づいて分けられるが、LGBT団体からは性差別を助長するという反発が多く寄せられている。 ワクチンの接種が開始されるなど、収束に向けて少しずつ希望が見え始めている。とはいえ、より感染力が強い変異種が見つかるなどまだまだ予断を許さない状況は続いており、各国はなんとか感染に歯止めをかけようとできる限りの対策を講じているようだ。
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