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オークス(JpnI、東京芝2400メートル、24日) 関西本紙・谷口 センスの大きさはディープ級 ブエナビスタに死角なし

 御年50歳を迎える記者が栗東中学に入学し、同級生の大根田(現調教師)や、安達(現調教師)、栗田、丸山(元騎手)に感化され、競馬に魅入られること、はや36年が経った。オークスは第34回の優勝馬ナスノチグサからの生き証人になるが、これだけ強い! 化け物! と心酔させられたのは、1975年のテスコガビー以来34年ぶり。馬券的な妙味はなくとも、誰しもが認める新怪物ブエナビスタが本命だ。

 もっとも、鮮やかな逃走が勝ちパターンだったテスコガビーに対して、ブエナは真逆の追い込み一辺倒。おおよそ皇帝シンボリルドルフが確立したという「好位差し」の近代競馬のお手本にはほど遠い。だが、この時代に逆行する個性的な脚質こそが、万人をとりこにする要因なのだろう。

 松田博調教師は、1993年の牝馬2冠馬ベガ(桜花賞、オークス)を引き合いに出し、ブエナをこう語る。
 「ベガはセンスの塊。あの子も強かったが、こっちは誰が見ても“強いな”と唸らせる。いつも相手が自分の力を出し切った競馬をしているのに、それを負かしているからな」
 もちろん、桜花賞Vを果たした後も、調整に抜かりはない。数々の名馬を管理し、らつ腕をふるってきたトレーナーが「馬の能力というのは厩務員の仕事で大きく変わるもの」と全幅の信頼を寄せる山口厩務員が、「牝馬は一日、一日が勝負」の持論と信念に基づき、1分、1秒、全身全霊をかけてきたブエナの前途洋々たる眼前に、立ちはだかる障壁などあるはずもない。
 「ダービーに出たらって? 同じ牧場系統(の牡馬)が多く出走するのに恥をかかせるわけにはいかんだろう。前々から距離は長い方がいいと思っていた馬だしね。女ディープ(インパクト)? いや、ディープを超えてみせるよ。凱旋門賞を勝ってな」(松田博師)
 ライバルとして日増しに評価が高まるレッドディザイアも、はや世界最高峰の頂きを見据える新怪物にとっては眼中にない。ブエナビスタの独壇場をとくとご覧アレ!!

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