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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/20東京・10/20京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・テスタメントは、スタートこそ出たが、行き脚が付かず後方からの競馬。道中は最後方で脚を溜め、4コーナーでは不利を受けないよう外を回り直線へ。直線に入り追われると、グイグイと伸びて10頭をごぼう抜き。1馬身1/4差を付けての完勝。まだ緩さがありながらこれだけの脚が使えるということは能力は相当。今後が楽しみな1頭である。京都デビューの注目馬・サウンズオブアースは、好スタートを切ると馬の行く気にまかせて好位4番手内の位置取り。道中は折り合いも付き、3コーナーからじわじわと先頭へ迫っていく。絶好の手応えで直線に向くが、前が壁となり抜け出す場所がなく追い出しがワンテンポ遅れてしまう。ようやくスペースができ追い出し始めるが、再度スペースが狭くなりまともに追えず5着。絶好の位置にいながらまともに追えず敗れたが、それでも勝ち馬とは0秒5差と差は僅か。まともに競馬が出来れば次はあっさり。

 今週の東京デビューの注目馬は、10月20日(日)第5R芝1400m戦に出走予定のマイネルシャルフ。馬名の由来は「冠名+鋭い」。牡、鹿毛、2011年5月6日生。美浦・国枝栄厩舎。父ディープインパクト、母ゴールドインザグラス、母父Ascot knight。生産は新冠町・ビッグレッドファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアン・ターフマンクラブの募集馬で総額3600万円。近親には芝・ダートで3勝を挙げたイチゴイチエ(父マンハッタンカフェ)がおり、ビワハイジ、ブエナビスタなど曾祖母アグサンからなる優秀な一族。ディープインパクト産駆らしく柔らかさがあるがやや筋肉質。重心の低いストライドの伸びた走法で、良い脚を長く使いそうなタイプ。遅生まれということもありまだ馬体に幼さがあるが、丸みを帯びており長い距離よりもマイルくらいの距離が合いそうだ。なお、鞍上には柴田大知騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、10月20日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のリバーソウル。馬名の由来は「兄名の一部+心」。牡、黒鹿毛、2011年2月12日生。栗東・浅見秀一厩舎。父ネオユニヴァース、母ソニンク、母父Machiavellian。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は林正道氏。近親には第76代日本ダービー馬・ロジユニヴァース(父ネオユニヴァース)がおり、半兄には2012年ダイオライト記念(JpnII)を勝ち、同年の川崎記念(JpnI)で2着に入り9勝を挙げているランフォルセや、2011年のアーリントンカップを勝ったノーザンリバー(父アグネスタキオン)がいる。本馬は全体的にすらっとした馬体で、しなやかな筋肉をもっておりパワーはあまりなさそうだが、芝でキレそうなタイプ。繋ぎは若干長めで胴長、馬体からは長めの距離が良さそうだが、気性面を考えるとマイルから2000mくらいがベストか。なお、鞍上は岩田康誠騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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